期間工とは働く期間が決められている契約社員のことで、「期間従業員」とも呼ばれます。主に大手自動車メーカーや家電メーカーなどで多く採用されている雇用スタイルです。「期間工として働いてみたい」「ものづくりに携わりたい」と思っても、その実態が分からず不安を抱く人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、期間工の平均収入や待遇について解説していきます。
期間工の月収、年収はどれくらい?
高収入と言われることもある期間工ですが、月収や年収はどれくらいなのでしょうか?まずは期間工とは何かを知り、その上で収入について確認していきましょう。
■期間工は最長35カ月働ける契約社員
期間工とは決められた期間働く契約社員のことで、企業と直接雇用契約を結び工場などで働きます。
仕事内容は部品の組み立てやライン作業が多く、職人のような技術は要求されません。
3カ月、6カ月ごとといったように契約を更新し、最長で35カ月間同じ場所で働くことができます。
■期間工の平均年収は430万円
期間工の給料は時給または日給制です。
求人の募集要項を見ると、時給1200円前後、または日給1万円前後であることが多いです。
1カ月で20日間働いたとすると、月収は20万円程度になります。
実際には残業手当や休日出勤手当、各種手当を含んで月収30~35万円くらいとなります。
年収にすると380万円から最高で500万円程度、平均収入は430万円程度となっています。
期間工は大手メーカーが多く採用していることから、比較的高収入を得られる働き方であると言えるでしょう。
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一般企業の正社員と比較すると期間工の平均年収は高い?
上記では期間工の平均年収をお伝えしましたが、一般企業の正社員と比べてその数字は高いのでしょうか?ここでは、一般企業の正社員の平均年収を説明し、期間工の平均年収と比較していきます。
■一般企業の正社員の年収
一般企業の正社員の場合、平均年収は20代男性で360万円、30代男性で480万円程度です。
企業によってばらつきはありますが、正社員は年齢や勤続年数に応じて年収が上がっていきます。
期間工の職場である大手自動車メーカーや家電メーカーの場合はさらに年収が高く、20代後半で平均年収600万円以上、30代後半で平均年収750万円以上となる企業もあります。
■一般企業の正社員と期間工の年収の比較
期間工として働く場合、20代のうちは平均年収以上に稼げる可能性が高いでしょう。
30代だと平均より少し低いくらいの年収になります。
正社員は年齢や勤続年数に応じて昇給していきますが、期間工の契約期間は最長で35カ月と決められているので、大幅な昇給はありません。
したがって、若いうちは一般企業の正社員よりも期間工の方が、年収が高くなることが多いでしょう。
正社員には、多様な仕事を経験することによってキャリアを積むことができるという強みがあります。
しかし、期間工にはさまざまな手当や福利厚生があり生活費があまりかからないので、貯金のしやすさという点では正社員にも負けません。
また、期間工には学歴や経歴を問わず大手企業で働けるというメリットもあります。
関連記事:「実は好待遇な期間工のヒミツにせまる!勝ち組期間工になる方法」
工場の派遣社員と比較すると期間工の年収は高い?
期間工と同じ非正規雇用として働く方法には派遣社員という選択肢があります。
ここでは、工場で働く派遣社員と期間工の年収を比較していきましょう。
■工場の派遣社員の年収
派遣社員として工場で働く場合、給料の相場は時給1000~1400円となっています。
月収にすると27万円、平均年収は320万円程度であることが多いです。
この年収は他職種の派遣社員の平均年収と比べて顕著な差はありません。
■工場の派遣社員と期間工の年収の比較
期間工の平均年収は430万円程度なので、派遣社員よりも高い年収が期待できます。
派遣社員と期間工の年収の差は、雇用形態の違いによるものです。
派遣会社と雇用契約を結び工場で働く派遣社員に対して、期間工は直接企業に雇用されます。
仲介する段階が一つ少ないことに加え、期間工を募集している企業は給与水準の高い大手企業であることが多いため、期間工の方が年収が高くなる傾向があります。
派遣社員と期間工は仕事内容に大きな違いはありませんが、年収で比較すると期間工の方がお得な働き方と言えるでしょう。
ただし、派遣社員の場合は、契約期間が終了しても次の派遣先が紹介されるといったメリットもあります。
期間工の魅力!入社祝い金とは?
期間工には、入社祝い金制度を導入している企業が多くあります。
入社祝い金とは、期間工として入社するだけで給料とは別で受け取れるお金のことで、各企業が人を集めるための工夫として導入しています。
金額は企業によって違いますが、だいたい20~45万円程度で、中には55万円の入社祝い金を支給する企業もあります。
期間工の平均年収の高さは、入社祝い金による収入アップも関係していると言えるでしょう。
入社祝い金は、基本的には契約期間の途中で辞めても返す必要はありません。
ただし、違反ではないとは言え、最初から辞めるつもりで入社祝い金だけ貰うのは迷惑がかかるのでやめましょう。
関連記事:「入社祝い金って何?いつもらえるの?気になる疑問を徹底解説!」
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期間工の魅力!満了祝い金とは?
満了祝い金とは、契約期間の更新時に通常の給料に上乗せして支給されるお金のことです。
企業によっては、満了一時金、期間満了金、満了慰労金などと呼ばれることもあります。
期間工は3カ月や6カ月ごとに契約を更新し最大で35カ月働ける仕組みです。
満了祝い金は、その更新時にボーナスのような形で受け取れます。
満了祝い金は、一定金額または長く働くほど増えるパターンがあります。
企業によって金額はことなりますが、35カ月満了の場合、合計で300万円以上の満了祝い金を支給する企業もあります。
この満了金システムは正社員にはないため、期間工ならではの魅力と言えるでしょう。
関連記事:「期間工の満了金のシステムはどうなっているのか?」
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その他期間工のさまざまな手当
期間工には、残業手当や深夜手当、休日出勤手当はもちろん、他にもさまざまな手当があります。
手当によって年収や貯金できる金額も大きく変ってくるため、しっかりと確認しておきましょう。
■生活費に関わる手当
まず、期間工には基本的に寮が用意されています。
相部屋の場合もありますが、無料または月数千円で住むことができます。
また、水道代や電気代などの光熱費手当も支給され、格安で食堂のご飯を食べられたり、食事手当が支給されたりする場合も多いです。
したがって、生活費がほとんどかかりません。
自分でアパートを借りて生活するよりも生活費を格段に安く済ませることができるため、貯金や娯楽に使えるお金が多くなるでしょう。
年収の高さに加え、このような生活に関わる手当の充実も期間工の魅力のひとつと言えます。
■企業独自のさまざまな手当
上記の手当以外にも期間工にはさまざまな企業独自の手当が支給されることがあります。
よくあるのは皆勤手当、経験者手当などです。
皆勤手当は一定期間一度も仕事を休まなかった場合に支給される手当で、例えば「2カ月間皆勤だったら8万円支給」というシステムです。
経験者手当は過去に期間工として働いたことがある人に支給される手当で、決められた契約期間の更新時に規定の金額が支給されます。
この他にも赴任旅費手当、特別手当、正月手当、夏期手当などを導入している企業もあります。
期間工を採用している企業には日本を代表する大手メーカーが多いため、大手ならではの充実した手当が受けられます。
期間工の平均年収は430万円!手当が充実していて貯金が捗る!
期間工の平均年収は430万円程度と、工場で働く派遣社員よりも高い水準となっています。
また、入社祝い金や満了祝い金などの制度があり手当も充実しているため、正社員に劣らないくらいの年収も期待できます。
寮や光熱費などの補助も充実しているため貯金も捗るでしょう。
学歴や経歴関係なく大手メーカーでものづくりができ、高い収入を得られるのは期間工の大きな魅力です。
興味がある人はぜひチャレンジしましょう。
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