小型自動車の製造を中心に事業を行っているダイハツ工業は、1907年創業の老舗自動車メーカーです。
ムーヴやミライースといった名称を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回はそのようなダイハツで期間工の仕事をする場合、工場はどこにあるのか、仕事内容はどのようなものか、福利厚生や寮の様子などについて詳しく解説します。
工場はどこにあるの?
ダイハツ工業の工場は関西に4地点あります。
本社工場は大阪府池田市にあり、主な生産車種はブーンやコペン、パッソなどです。
また、京都府乙訓郡と滋賀県竜王町にも工場があります。
京都府乙訓郡にある京都工場では親会社であるトヨタ自動車の小型乗用車や商用車を受託生産しています。
最初から最後までこの工場内で車を完成させる完成車一貫工場です。
滋賀県竜王町にある竜王工場は第1地区と第2地区に分かれており、第1地区ではエンジンやトランスミッションの製造、第2地区では完成車の生産が行われています。
また、関西には兵庫県西宮市に製造のための部品を保管している西宮部品センターがあります。
ダイハツ九州はダイハツの100%出資子会社です。
ダイハツ九州の工場は大分県中津市と福岡県久留米市にあります。
ダイハツ九州本社工場である大分(中津)工場は第1工場と第2工場があり、第1工場は普通乗用車から軽トラックまで製造する汎用性の高い生産ライン、第2工場は軽自動車に特化した生産ラインです。
2008年に完成した久留米工場ではエンジンやトランスミッションを製造しており、完成したものを大分(中津)工場に供給しています。
どんな仕事をするの?
ダイハツの期間工(期間従業員)は各工場の生産ラインで自動車の製造業務を行います。
どのラインの担当になるかによって仕事内容は異なります。
車のルーフやドアといった部品の製造ラインの場合、まず行われるのは鋼板をプレス機にかけて型抜きするプレス作業です。
そうしたルーフやドアを溶接して接合する作業や、溶接した部品を塗装する作業も工場内で行っています。
塗装が完成すると配線したりガラスやエンジン、タイヤなどを取り付けたりする作業があります。
最後の工程は完成品の検査です。
エンジンやブレーキ、ライトなどさまざまな機能が正常に作動するかをチェックします。
配置場所によっては暑い環境だったり身体を使わなければならなかったりすることもあります。
最初は辛いかもしれませんが、1、2カ月ほどでそうした職場環境にも慣れるでしょう。
一人で作業をできるようになるまで先輩社員がしっかり指導してくれるので、初めての作業でも心配ありません。
入社して最初の2日間は座学を中心とした安全教育・規律・動作訓練を行います。
訓練の内容は安全衛生に関する座学研修のほか、発声や動作の規律訓練、作業訓練などです。
この訓練期間に本人の希望や経験、訓練結果、職場の人員状況などを考慮して担当ポジションが決まります。
担当ポジションが決まると先輩社員からの指導の下で作業を行います。
工具の使い方や作業の際に気をつけるべきポイントなどをしっかり教えてもらうことができるでしょう。
そうして仕事に慣れた後も、定期的に安全をテーマにした研修や講習会が行われています。
給与はどれくらい?
ダイハツの工場で期間工や期間従業員として働いた場合、給与額は日額9000~1万円程度となるでしょう。
一定期間を経過するたびに給与額が上がっていくので、頑張って少しでも長く勤めるのがおすすめです。
たとえば、竜王工場では最初は日給9100円で月収額32万1000円ですが、12カ月、24カ月、36カ月を節目に給与額が上がります。
満36カ月以上になると日給1万円、月収額34万8000円です。
また、残業手当は30%割増、深夜手当は35%割増、休日勤務手当は40%割増となります。
そのほか、各種手当ても充実しています。
たとえば、3万5000円の皆勤手当は出勤率100%だった月に給付される手当です。
過去にダイハツの期間工としての通算就労日数120日以上の人は、経験者手当として入社時に1万円が支給されます。
そのほか、工場によっては入社時に赴任手当が出ます。
さらに、期間工として嬉しいのは満期で勤め上げた際に支給される慰労金です。
勤務日数が80~99日の場合は6万円程度ですが、勤務日数が160~179日であれば25万円、240~299日であれば50万円になります。
さらに、勤務日数が540~559日の人は106万円、720日以上勤務した人の慰労金額は146万円です。
待遇や福利厚生はどうなっているの?
ダイハツは待遇や福利厚生が充実しています。
通勤に公共交通機関を利用した場合には、1カ月上限10万円の交通費が支給されます。
制服も作業服の上下や帽子、安全靴を支給してもらえるので安心です。
勤務シフトは基本的に土日を休日とした週休2日制となっています。
そのほかに企業カレンダーで規定された休日があり、GWやお盆、年末年始には大型休暇があります。
勤務時間は基本的に8:15~17:10の昼勤と20:30~翌5:35の夜勤を1週間ごとに交替していく昼夜2交替制です。
ただし、配置場所によっては常昼勤務や4勤2休の3組2交替制の場合もあり、西宮部品センターでは6:30~15:25の早番と16:30~翌1:25の遅番の連続2交替制です。
関西のダイハツ工場の場合、車で通勤できるのは竜王工場と西宮部品センターのみなので注意しましょう。
社会保険完備で年に1回健康診断があります。
また、一定期間勤めると、職場からの推薦を受けることで選考試験を受けることができます。
この試験に合格すれば準社員になる仕組みです。
その後、正社員への道が開けるでしょう。
2018年度は10人に1人、2019年度は9人に1人が正社員へ登用されています。
寮の様子が知りたい!
寮はすべて一人部屋となっています。
テレビや冷蔵庫、冷暖房、ベッドがあらかじめ設置されているので初めての一人暮らしでも安心です。
ただし、ストーブやアイロンといった電熱機器、卓上IH調理器や炊飯器、トースターといった自炊機器を持ち込むことはできません。
自炊はできないものの、寮には食堂が完備されているのでそちらを利用しましょう。
そのほか、寮には歓談スペースや大浴場、洗面所、コインランドリーなどが設置されています。
また、食堂にはフリーWi-Fiが設置されています。
寮はすべて23時が門限です。
工場によっては寮費、光熱費が無料の場合もあるので確認するとよいでしょう。
大阪府の本社工場と竜王工場には女性用の寮があります。
駐車場は竜王工場の寮にのみ設置されています。
有料で5ナンバー車までの利用となっているので、利用する際はあらかじめ寮事務所に問い合わせるようにしましょう。
面接から入社までの流れは?
ダイハツの面接会は大阪、京都、兵庫、滋賀、福井、三重、九州などの各地域で開催されています。
予約はスマホやパソコンからでもできます。
希望する勤務工場に近い場所の面接会場に行かなければならないというわけではないので、まずは近くの会場に申し込みましょう。
面接会では具体的な仕事内容や待遇に関する説明が行われます。
また、履歴書を元にした面接が行われるので、写真貼付された履歴書のほか、印鑑、筆記用具、免許証など現住所が確認できるものを持参しましょう。
面接時間はおよそ1時間半~2時間程度です。
面接による選考結果は早ければ当日、遅くても1週間程度で通知されます。
面接を無事通過したら、入社日の前日である赴任日に健康診断を受診します。
実際に仕事に関する研修が行われるのは入社後です。
高収入で高待遇のダイハツで期間工として働こう!
ダイハツの期間工は充実した勤務環境の下でたくさん稼げる仕事です。
初めての人や女性も多く、そういった人へのフォローもしっかりしているので、安心して働くことができるでしょう。
また、正社員登用される可能性があるのも嬉しいポイントです。
定期的に各地で面接会が行われているので、興味がある人は参加してみてはいかがでしょうか。
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