「トヨタ」は世界各地に拠点を持つ屈指の自動車メーカーであり、安定感のある超優良企業のひとつです。
そのようなトヨタの生産拠点で活躍しているのは正社員ばかりではありません。
実際に自動車を生産している工場では、多くの期間従業員が業務に従事しています。
そこでこの記事では、トヨタの期間従業員について詳しく紹介します。
トヨタの期間従業員が勤務するエリアは?
トヨタは本社のある愛知県内だけでも10カ所以上の工場を有しています。
期間従業員(期間工)が主に勤務することになるのは、そのうち10カ所の工場です。
本社が立地する豊田市トヨタ町1番地にある本社工場は1938年11月に完成した歴史の長い工場で、東名高速道路の豊田ICから車で約15分、豊田東ICからは約10分でアクセスできるロケーションにあります。
同じ豊田市にはほかにも元町工場と上郷工場、高岡工場、堤工場があり、本社工場を含めて全部で5カ所です。
豊田市の西に隣接するみよし市内にも三好工場と明知工場、下山工場の3カ所があります。
みよし市内の各工場も東名高速道路のインターチェンジからは比較的近い立地です。
豊田市からは少し離れた三河湾沿いの碧南市に衣浦工場、同じく三河湾沿いの渥美半島に位置する田原市には田原工場があり、期間従業員の勤務地となっています。
愛知県内の工場はほとんどが1960年代や70年代から稼働しており、実績も豊富です。
トヨタの期間従業員として採用されたらどのような仕事に就く!?
トヨタの生産ラインはエンジンやシャーシと呼ばれる足回り部分の枠組みにかかわる部門、ボディーにかかわる部門、部品を生産する部門という大きく3つの系統に分かれています。
エンジン・シャーシ系では鋳造されたエンジン部品やアルミホイールなどを機械加工したり、組付けしたりする作業がメインです。
ボディー系の業務にかかわる工場ではプレスで400以上のボディー用パネル部品などを加工し、溶接しながら組付けします。
ボディーの溶接は自動車の骨格づくりにおいて大事な工程のひとつです。
高い技術を必要とされ、慣れるまでは苦労もあるかもしれません。
しかし、コツをつかめれば確かな技術を身につけることができ、やりがいもある仕事です。
ボディーが塗装されるのもこの工程です。
部品系の工場ではバンパーやグリルをはじめとした各部品を成型、加工しています。
これらの各ラインでできあがってきたパーツが集められるのは最終工程の組み立てラインです。
車種によって異なる部品に合わせ、それぞれ適切な方法で組み立てが行われます。
組み立てラインはエンジンや足回り、窓ガラスやシートなど、集められた部品が組み立てられ、完成車へと近づいていくことが実感できる現場です。
トヨタの主要生産ラインで働く期間従業員の多くは未経験者です。
それでも現場でひとつひとつ作業を学びながら、自動車生産に関するプロフェッショナルになっていきます。
トヨタの期間従業員の給与と各種手当!祝い金はある?
トヨタの期間従業員は安定した給与を手に入れられることがメリットです。
たとえば1年目の期間従業員が連続2交代制で月21日勤務(残業は20時間)した場合、月額21万円に残業手当と深夜手当、時間帯手当を加えて28万3940円になります。
さらに就労回数が2回、3回と多くなるにつれて29万8130円、30万6640円と月収も上がります(2020年12月時点での月収例)。
それ以外にも1万円の食費の補助、18歳未満の子どもがいる人に対して一人あたり2万円の家族手当も支給されます。
入社する際の寮までの旅費、契約満了後に帰る際の旅費についても、赴任旅費および帰任旅費として受け取ることが可能です。
また、赴任手当として初回給与支払い日に2万円の手当が支給される仕組みもあります。
6カ月以上の契約満了認定者に対しては、6~12カ月で1万円、18~30カ月で7万円、35カ月で10万円の経験者手当が支払われます。
経験を積めばそれだけ月収のアップにもつながるため、やりがいにもつながるでしょう。
トヨタの期間従業員の契約期間はどのくらい?満了金はある?
トヨタの期間従業員には契約期間を満了すれば、その頑張りに応えて満了慰労金や満了報奨金が支払われています。
満了慰労金は通算契約期間によって日当たり支給額が設定されており、支払われる金額は期間に応じた出勤日数分です。
通算契約期間3カ月の日当たり支給額は500円、6カ月が1700円、12カ月が2500円、その後は18カ月、24カ月、30カ月、35カ月の区切りで200円ずつプラスされます。
3カ月の契約期間でも61日勤務して契約が満了すれば、満了慰労金として約3万500円支給されます。
3カ月の初回契約が更新され、続いて3カ月(合計6カ月)勤務した場合は、通算6カ月の契約期間満了として日当たり支給額1700円で計算し、満了慰労金は20万7400円になります。
最大35カ月勤務すると日当たり支給額は3300円で、合計は約39万6000円です。
また、欠勤や遅刻、早退、休職がなかった月に対して、1日当たり1500円が出勤日数分だけ、契約満了後に満了報奨金として支給されます。
満了慰労金も満了報奨金も契約期間を満了することが支給の前提となっているため、期間の途中で退社した場合は支給されません。
トヨタの期間従業員の勤務体制は?勤務時間と休日の詳細
トヨタの期間従業員は基本的に1直、2直を1週間ごとに交替する連続2交替制で勤務しています。
勤務先によって実際に勤務する日程は異なることがありますが、1週目と3週目を1直、2週目は2直で勤務するというスケジュールが一例です。
1直は勤務時間が早朝6時25分から15時05分まで、2直は夕方16時から深夜24時40分までです。
実働はどちらも7時間35分で食事休憩が45分あり、始業から食事休憩までの間と食事休憩後から終業までの間に1回10分ずつの休憩時間を取ることができます。
休日は企業カレンダーによりますが、基本的には土曜日と日曜日が休みの週休2日制です。
そのほかの勤務スタイルとしては、朝7時55分から夕方16時50まで(実働時間7時間50分)の常昼勤務で働ける場合もあります。
また、6時25から15時05分と、13時55分から22時35分、深夜22時10分から翌朝6時50分までの連続3交代制(それぞれ実働7時間50分)を採用している現場もあります。
2交代制や3交代制など、勤務の時間帯が異なる週がありますが、1週間は毎日同じ時間帯の出勤で、規則正しい勤務が可能です。
確実に週に2日休みを取ることもできるため、プライベートも充実させられるでしょう。
出勤時や退社時は徒歩または送迎バスを利用することができ、通勤の負担が少ないところもメリットです。
トヨタの待遇と福利厚生は?期間従業員から正社員にはなれる?
トヨタの期間従業員として働く際、指定の寮に入ることが基本となっています。
その分、プライバシーを確保できる1人部屋タイプの寮が確保され、設備も充実しているなど、福利厚生がしっかりしています。
たとえば冷暖房機器やテレビ、冷蔵庫などの家電は備えつけで、寝具一式もそろっているため、入居に際して大きな荷物を持ち込む必要がありません。
洗濯機や洗面所、トイレは共有スペースにあり、お風呂は清潔な大浴場が整備されています。
食事は工場の食堂および、出勤前や帰宅後は寮の食堂を利用することができ、値段は500~1000円程度とリーズナブルです。
多くの寮ではインターネット環境も整っています。
トヨタの期間従業員が滞在する寮の寮費や光熱費が無料であるため、勤務する期間中に家賃や寮費が必要なところに比べると余計な出費がなく、お金を貯めやすいでしょう。
そのほかの福利厚生として各種社会保険が完備されています。
さらに社員登用制度もあり、期間従業員として働きながら正社員になれる道があります。
1年以上期間従業員として働くと正社員になる考えがあるかどうかの確認があり、希望すれば登用試験を受けることが可能です。
トヨタの期間従業員は働く環境が整備され福利厚生も充実!
日本国内はもちろん、海外にもシェアを広げるトヨタでは多くの期間従業員が自動車の生産ラインで活躍しています。
本社のある愛知県内の10工場では寮が完備され、社員登用制度もあるなど福利厚生が充実しています。
勤務は連続2交代制が基本で、週末の土日が休みの週休2日です。
契約期間を勤め上げたら満了金も支払われます。
期間従業員として働くことを考えているならば、トヨタを選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
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