工場では、二交代制という勤務制度が採用されていることがあります。二交代制は、工場の24時間稼働を実現させるためのものです。

シフトによっては夜勤になるので、ライフスタイルが大きく変化してしまうことがあります。

しかしオフィスの仕事など、日勤の経験しかない人は、二交代制の働き方をイメージするのは難しいのではないでしょうか。

そこで今回は、二交代制の説明や注意点などについて紹介します。

どんな職種に多いか

二交代制の職種というと、看護師や医師をイメージする人が多いのではないでしょうか。

その他にも警備の仕事なども二交代制が多いですよね。

これらの仕事に共通しているのは、24時間体制の仕事であるということです。

入院患者がいる病院や救急病院の場合は、夜間も患者のケアをする必要がありますよね。

警備も夜間の方が厳しく行う必要があるほどです。

しかし、1人で24時間働き続けるのは不可能なので、2人で分担して勤務を行うのです。

同様に工場の生産ラインも、24時間稼働している場合は二交代制であることが多いです。

自動車工場プレス工場などは24時間体制のところがよくあります。

特に生産ラインが少ない工場では、納期に間に合わせるために24時間稼働させるのが一般的です。

また設備の都合で24時間稼働させている工場も少なくありません。

たとえば、製鉄工場は溶鉱炉の火を保つ必要がありますし、半導体工場は通電状態を維持しなければならない装置があります。

そういう工場では多くの場合、二交代制で生産し続けることになります。

一方で普段は24時間体制ではなく、繁忙期だけ24時間稼働させる工場も存在します。

その場合はその時期だけ二交代制になります。

二交代制のスケジュールとは?

二交代制では、24時間を2つの時間帯に分割します。

日勤と夜勤という形で分けるのが一般的です。

スケジュール的には7:00~19:00、19:00~7:00というように12時間ずつに分けることが多いですが、必ずしも均等に分割するとは限りません。

日勤が短くて、夜勤が長いこともあります。

また7:00~19:30、19:00~7:30というように、日勤と夜勤の勤務時間を少しだけ被らせる工場もよく見られます。

これは業務内容の引き継ぎを行うためです。

日勤と夜勤が毎日切り替わるケースは多くありません。

頻繁に切り替わると、体がスケジュールの変化についていけなくなるからです。

そのため、ある程度まとまった期間ごとに変更するケースが多いです。

多くの工場では、日勤の週・夜勤の週というように1~2週間ごとに切り替わります。

体力面で気を付けることとは?

二交代制は体調管理が難しいので注意しましょう。

日勤が連続している時期は問題ありませんが、勤務時間が切り替わる時期は、ライフスタイルが大きく変わることになります。

そのため体調を崩しやすくなるのです。

特に夜勤に切り替わると、睡眠がとれなくなってしまう人が多くいます。

夜勤だからといって、勤務中に仮眠をとれるわけではありません。

仕事のない昼間に睡眠をとっておく必要があるのです。

しかし明るいと、なかなか眠れませんよね。

睡眠不足だと体力を回復できないまま、仕事に行くことになります。

眠気で作業効率が落ちますし、通勤や帰宅の運転で事故を起こしてしまう恐れもあります。

できるだけ部屋を暗くして、眠りやすい状況をつくりましょう。

ノンカフェインの温かいお茶を飲むと、眠りやすくなるのでおすすめです。

また食事にも気を付けましょう。

日勤から夜勤に変わると、食事のリズムが狂いやすくなります。

仕事に行く準備が忙しくて夕食を抜いたり、勤務後の空腹で朝に暴飲暴食したりする人がいますが、これらは体力の低下を招いてしまうので注意しましょう。

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