こんにちは。工場・製造業求人サイト「ジョブコンプラス」の編集部です。
インターネットで「期間工貯金」などと検索すると「数年で1000万円貯金ができた」といったブログが数多く見つかりますが、本当なのでしょうか。
もしそうなら、できるだけ早く生活を立て直したい人などにとって期間工はとても魅力的な職種です。
モノづくりに携わりたい人なら、なおさら向いているといえるでしょう。
そこで、なぜ期間工は貯金できるのか、貯金額の実例、期間工の仕事の見つけ方などを紹介します。
期間工が貯金できる訳
期間工の仕事に就けば、貯金ができるというのは事実です。
日産の大量リストラやリーマンショック直後に寮を追い出される期間工の姿を見て、ネガティブな印象を持っている人にとっては、信じられないかもしれません。
確かに2010~2012年ごろは、期間工の月収は20万円程度であることも多く、厳しい状況でした。
しかし、それ以前の2007~2008年ごろは、月収30万円程度が平均的ですし、2014~2019年もこれと同じか、それよりもよい状態が続いています。
どのような職種でも、景気の動向は大なり小なり影響を受けるので、総合的に考えると期間工の給料は決して安くない、むしろ平均以上だといえるでしょう。
実際、期間工の仕事に就くことで生活に余裕が生まれ、貯金できる人も多いのです。
期間呼応の求人募集を探していると、経験不問であることも多く、特別な資格も求められません。
それなのに、なぜ期間工の仕事の給料が高いのでしょうか。
主な理由は、第一に永続的な雇用ではないこと、第二に労働環境が厳しいことです。
期間工は企業が一時的にマンパワーを必要としたときに、期間限定で集める人材といえます。
多くの場合、3カ月・半年・1年といった区切りで契約をします。
契約延長もありますが、「3年以上契約すると正社員にしなければならない」という法律があるため、期間工としては、最長でも2年11カ月で契約満了となります。
ただし、企業側が労働力を求めている期間に働くので、高い給料をもらえる傾向があります。
さらに、景気や企業の業績がよい時期では、契約満了金として300万円ほどが支給されることもあり、一気に貯金額を伸ばすことも可能です。
「きつい」「肉体労働」といったイメージが期間工にあるのは否めません。
たしかに、一部の業務には、一般の人にはきついといえる肉体労働もあり、「初めの数週間は筋肉痛だった」などの話を聞きます。
しかし、このような作業は機械化されてきているため、主な仕事は「ラインに流れてくる部品にパーツを組み入れる」「車の検査」などです。
ですから、あまり体力に自信のない40代の人などであっても勤務できるでしょう。
一流の自動車・家電メーカーの製品づくりの一端を担っているというやりがいも生まれるため「特別な知識はないがモノづくりの仕事に携わりたい」といった人にも向いています。
ただ、クリエイティブな仕事かといえばそうとはいえず、単調作業に感じる人も少なくありません。
けれども、わずらわしい人間関係がなく、黙々と毎日同じ作業をしたい人などにとっては、快適に働ける仕事のひとつといえるでしょう。
期間工の労働環境が厳しいといわれるもうひとつの理由は、週ごとに昼勤と夜勤が変わる「交代制」のためです。
生活のリズムが狂いやすいので、週末は時差ボケのような状態になってしまう人もいます。
また、大量に製品を生産しなければならないなどの理由で、作業時間が不定期で、残業時間が長くなる時期もあります。
関連記事:「期間工の採用時期はいつ?大量募集が行われる時期は?」
なぜ期間工はこんなに出費が少ないの?
インターネットの情報などから期間工で働いた人の出費額をみると、驚くほど少ないことに気づくはずです。
「これなら確かに毎月数十万円貯金できても不思議ではない」などと思うのではないでしょうか。
期間工が毎月貯金できる最大の理由は、住居にかかる費用が通常無料ということです。
もし賃貸物件に住むなら、家賃が月収の3分の1前後を占めることが多いですから、かなりの負担です。
都心ならワンルームでも5~7万円程度の家賃になるでしょう。
しかし、期間工になれば、通常、寮費を払わなくてもよいので、その分のお金を貯金に回せるのです。
さらに、光熱費や水道料金も通常とられることはありません。
一人暮らしの場合、電気代とガス代を合わせると平均で7000円程度、水道代は3000円です。
ここでも、1万円ほどを節約できる計算になります。
また、食費も浮きます。
期間工の仕事では、通常1日1回、休憩時間に食事が出るので、仮に自費で1食500円の食事をする場合と比較すると、「500×20日=1万円」が節約できるのです。
もちろん、自費で寮食堂を利用することも可能です。
350~400円ぐらいで定食を食べられることが多いので、街の飲食店を利用したり、コンビニ弁当を買ったりするよりもずっとお得です。
もちろん、インターネットや携帯電話の通信費などは平均して1万円程、娯楽費は2万円程度かかるでしょう。
休日に出かけたりする交通費も5000円くらい必要ですし、身の回りの日用品やお酒なども買うでしょう。
ただ、これらを合計しても、5万円程度の出費で収めることは十分に可能なのです。
このように、何も意識することなく自動的に節約生活を送れるのも期間工という仕事ならではといえるでしょう。
実際、短期間でお金を貯めるために、期間工の仕事を選ぶ人も多いのです。
関連記事:「生活費節約にもおすすめ!寮生活で貯金をしよう!」
関連記事:「気になる寮での水道・光熱費支払いは?」
期間工が半年で貯金できる額は?
それでは実際に期間工が半年で貯金できる金額を、インターネットで月ごとの貯金額を公開している人のデータなどを参考にしながら紹介します。
2019年の時点では、大手の自動車メーカーにおける期間工の月給は平均して軒並み30万円を超えています。
標準的な収入といえる、ある人の年間の手取り額を見ても、月平均で約30万円の手取りがありました。
したがって、もし30万円の手取りが6カ月間あったとすると「30×6=180万円」の収入となります。
一方、出費は5万円程度で収まるので、半年で「5×6=30万円」ほどです。
ですから、「180-30=150万円」の貯金が半年でできるという計算になるのです。
もっとも、製造現場には閑散期と繁忙期があります。
自動車メーカーなどでは、月の手取り額が20~45万円ほどの範囲で推移するのも珍しくないので、変動幅はかなり大きいといえるでしょう。
もし閑散期に期間工の仕事に就き、半年で契約満了になったとしたら、「20×6=120万円」しかもらえない場合もありうるのです。
先の例と同じように計算すると、この場合、半年で90万円ぐらいしか貯金できないことになるのです。
もっとも、閑散期が半年続くことはまれなので、最低でも90万円程度は貯金できると考えておけばよいでしょう。
関連記事:「期間工で働いたときにどれくらいの貯金が出来るのか」
期間工が1年で貯金できる額は?
1年間働けば、閑散期と繁忙期の影響は受けにくくなります。
すでに紹介したように、手取りが平均で月30万円ほどあった場合、「30×12=360万円」の収入が得られます。
一方、出費は毎月5万円なので「5×12=60万円」となり、「360-60=300万円」の貯金が可能だという目安が立ちます。
関連記事:「1年で貯金出来る金額ってどれくらい?」
期間工で貯金できる人の特徴は?
期間工で貯金できる人の特徴は、働く目的を明確に持っていることです。
よくある目的として、お金を貯めて独立開業する、メーカーで正社員として働くといったものが挙げられます。
資金が必要な事情があれば、無駄遣いせずに稼いだお金をコツコツと貯金できるでしょう。
また、正社員を目指している場合も仕事のモチベーションを高く保つことができ、ストレスが減るので無駄遣いしなくなる効果が期待できます。
次に、当たり前ですが浪費しない人も貯金が作りやすいでしょう。
期間工は給料がよい分仕事の負担も大きく、ストレス解消のために無駄遣いをしてしまう人も少なくありません。
貯金が趣味で、ギャンブルなどにお金を使わない人は期間工でも順調に貯金を増やせるはずです。
工場周りは誘惑がいっぱい!?期間工が貯金するコツとは
一言で言えば「無駄遣いしない」ということに尽きるでしょう。
寮生活をすれば、よほど贅沢をしないかぎり、貯金に回せるお金が残るはずです。
しかし、全く貯金できない期間工もいるのは事実です。
このような人の多くは、寮近くの酒場などで散財してしまうといわれています。
多くの場合、工場周辺には期間工や従業員を目当てに商売をする飲食店や夜のお店がたくさんあり、誘惑も多いのです。
また、パチンコ、ギャンブルでお金がなくなってしまうのも、貯金ができない人の典型といえます。
働く目的や貯金の目標金額を決めることも貯金するコツの一つです。
住宅購入の頭金に充てる、世界一周旅行をするなど、期間工で働く目的を決めておけば、誘惑に負けずにコツコツと貯金できるのではないでしょうか。
また、目標金額を設定しておくことでゴールまでの距離を数値化でき、モチベーションを保ったまま勤務期間を満了できるはずです。
反対に、目標を決めずに漫然と働いていると、入ってきた分だけお金を使ってしまうことになりかねません。
次に、給料はすぐに貯金専用の口座に入れるようにするとよいでしょう。
一旦入金して貯金額を増やしてしまえば、その数字を減らしたくないと感じるのが人間の心理です。
また、手元にお金があれば気軽に使ってしまいますが、引き出す一手間がかかることで抑止効果も生まれるでしょう。
給料日だからといって贅沢はせず、一度すべてを貯金専用の口座に入れるのがおすすめです。
最後に、生活費がかからないメーカーを選ぶのも効果的な方法です。
期間工では、家賃や光熱費が無料の寮を用意しているメーカーが多くあります。
生活費を安く抑えられれば出費が減らせるので、自然とお金も貯まりやすくなります。
工場の食堂なども利用しながら、生活費を抑える工夫を凝らすとよいでしょう。
関連記事:「これであなたも億万長者?!貯金ができるちょっとしたコツ」
期間工で貯金しやすいメーカーは?
期間工で貯金しやすいメーカーとしては、コマツとトヨタ自動車が挙げられます。
コマツでは、6カ月ごとに支給される満了慰労金を用意しています。
月収を30万円とすれば、1年目でも460万円ほど稼ぐことができるのです。
さらに、コマツには溶接経験者の日給が高く設定される特徴があります。
溶接を経験したことがある人、資格を持っている人は、コマツの期間工で大きく稼ぐことをおすすめします。
次に、トヨタ自動車も貯金しやすいメーカーの一つです。
トヨタは期間工の待遇が非常によいといわれており、満了金以外にもさまざまな手当が受け取れます。
寮や食堂が完備されており、長く働くほど支給される金額も大きくなるので、貯金したい人はトヨタ自動車を検討してみてください。
期間工の求人を探すにはブルーカラー専門の情報メディアを利用
期間工には閑散期と繁忙期があります。
当然ながら、閑散期には求人募集が少なくなりますし、また、それに伴って競争率も高くなるので、未経験者は採用されにくいといえるでしょう。
未経験者でもよい条件で期間工の仕事に就けるのは、企業が大量募集をかけたときです。
一般的には3~4月、9~10月が多いので、この時期を狙ってみるのもよいでしょう。
ただ、景気の動向や製品がヒットしたなどの理由で、不定期に大量募集がかかることもめずらしくありません。
そうしたことから、期間工の仕事を探すなら、通常の転職サイトだけでなく、ブルーカラー専門の情報メディアも利用してはどうでしょうか。
職種を特化している分、やはり情報が早いですし、よい条件の仕事も見つけやすいのです。
短期間で高額貯金したい人に期間工はおすすめ
期間工は平均より給料が高いことが知られています。
景気の動向などによって変動はあるものの、月30万円ほどの手取りが見込めます。
寮生活によって家賃や光熱費などもかからないため、出費を5万円程度に収めることも可能です。
したがって、半年で150万円、1年で300万円の貯金は十分に現実的なのです。
ブルーカラー専門の情報メディアも活用しながら、期間工の仕事を探してみてはどうでしょうか。
ジョブコンプラスは、期間工の仕事が探しやすいブルーカラー専門の情報メディアです。
期間工の仕事は全国各地にあり、その条件や仕事内容はさまざまです。
ジョブコンプラスを利用して、自分の希望条件に合った期間工の仕事を探してみてください。
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