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どんな種類があるの?溶接の資格・免許を紹介!



こんにちは。工場・製造業求人サイト「ジョブコンプラス」の編集部です。

溶接の仕事は自分の技術が評価される、やりがいのある仕事です。

また、国家資格が必要な仕事なので、自信を持って仕事に取り組むこともできるのです。

ところで、溶接の資格にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、溶接の仕事をするために必要な基本的な資格から、いつかは目指したい高度な資格まで紹介していきます。
  
  






溶接の資格にはさまざまな種類がある!




工場や建設現場などで、顔の前に仮面のようなものをあて、激しく明るい火花を散らしながら行っている作業が溶接です。
  
溶接をすることで、金属同士をつなぎ合わせることができます。
  
溶接を仕事にするためには資格が必要です。
  
金属をつなぎ合わせることができるほどの高温を扱うには、正しい技術と知識が必要だからです。
  
とはいえ、ひと口に溶接と言っても、実は何種類ものやり方があります。
  
そして、溶接の資格もそれぞれ別に取得しなければならないのです。
  
  
国家資格や民間資格も含めて、溶接にはたくさんの資格があります。
  
そして、どの資格を取得するかがとても重要な問題です。
  
なぜなら、溶接は自分が持っている資格の作業だけしか行うことができないからです。
  
溶接の資格を持っていても、せっかくの資格が仕事で役に立たないこともあるということです。
  
そのため、基本的には自分の仕事で必要な資格を取っておけば問題ありません。
  
まずは即戦力となる資格を取得して溶接工として働きながら、ほかの溶接工の資格を取りつつ徐々にステップアップしていけばよいのです。
  
  







溶接工の基本の資格!アーク溶接作業者とは





溶接工として仕事をするなら、まずはアーク溶接作業者の資格を取得するとよいでしょう。
  
アーク溶接は、溶接の基本中の基本です。
  
この資格さえあれば、溶接工として働くことができます。
  
というのも、アーク溶接は工場をはじめとして建設現場など、さまざまな場所で行われている作業だからです。
  
溶接作業の基本とされるものには、アーク溶接のほかにガス溶接があります。
  
溶接工として働く人は、最初にガス溶接技能者かアーク溶接作業者、どちらかの資格を取ることが一般的なのです。
  
  
ガス溶接が溶接に必要な炎を、その名の通りガスを使ってつくり出すのに対して、アーク溶接では電気を使って炎をつくり出します。
  
走行中の電車のパンタグラフと電線のあいだに火花が散っているのを見たことはないでしょうか。
  
あの火花が、アーク放電と呼ばれる電気の放電現象です。
  
アーク溶接に利用されるアーク放電の炎は4000度にも達します。
  
つまりアーク溶接とは、電気の力で放電現象を引き起こし、その熱を利用して金属をつなぎ合わせる溶接方法なのです。
  
アーク溶接は別名、電気溶接とも呼ばれます。
  
  
アーク溶接の資格を取るのは難しいことではありません。
  
なぜなら、資格取得のための試験があるわけではなく、学科と実技の講習を受けるだけでよいからです。
  
アーク溶接作業者の資格は2日間で11時間の学科講習と1日で10時間の実技講習を受講すれば、取ることができます。
  
資格取得の難易度はとてもやさしく、講習に遅刻したり受講中に大騒ぎしてつまみ出されたりするなど、よほどのことがなければ落ちることはありません。
  
アーク溶接の資格を取得する条件は、18歳以上であることだけです。
  
アーク溶接作業者の資格取得にかかる費用目安は1万~2万円程度です。
講習の受講料には教材費が含まれており、費用は受講先によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
  
  
関連記事:「アーク溶接資格を解説!取得の条件や方法とは!?」
  
関連記事:「工場勤務を検討中なら知っておきたい!アーク溶接とは?またそのコツについて」
  
  







ガスを使った溶接の基本!ガス溶接技能者




アーク溶接が電気を利用して溶接を行うのに対して、ガスバーナーの炎を使って金属と金属をつなぎ合わせる溶接方法が、ガス溶接です。
  
ガス溶接はアーク溶接のように火花が飛び散らないので、作業をしている箇所をよく確認しながら溶接ができるというメリットがあります。
  
また、ガスの炎は調節がしやすいので、熱に弱いものや薄いものなどデリケートな部分の溶接に向いています。
  
しかし、アーク溶接と比べて加熱に時間がかかったり、ピンポイントで溶接するのが難しかったりする点はデメリットです。
  
ガス溶接とアーク溶接では向いている作業に違いがあります。
  
どちらの溶接方法を使用するかは、作業ごとに見極める必要があるのです。
  
  
ガス溶接を行うのに必要な資格は、ガス溶接技能者です。
  
この資格は国家資格となります。
  
ガス溶接技能者はアーク溶接作業者と並んで、溶接において基礎的な資格です。
  
溶接の仕事を始めるならガス溶接技能者かアーク溶接作業者、どちらかの資格を取得しましょう。
  
ガス溶接技能者は、資格を取得するために特別な試験を受ける必要はありません。
  
2日間で14時間の講習を受けるだけで、一生使える国家資格が取得できます。
  
ガス溶接技能者の資格取得にかかる費用目安は1万3000~2万2000円程度です。
  
  
関連記事:「ガス溶接技能講習で溶接デビュー」
  
  







需要が高い!アルミニウム溶接技能者




アルミニウムは強度があるうえに軽い材質として、自動車関連の工場などでよく使用されています。
  
しかし、アルミニウムには溶けやすかったり、加熱中に酸化しやすかったりするなどの特徴があるため、溶接をするのが難しいのです。
  
そのため、アルミニウム溶接に関する専門的な知識と繊細で確かな技術を兼ね備えた溶接工が求められています。
  
一般社団法人軽金属溶接協会が実施しているアルミニウム溶接技能者の資格試験に合格すれば、アルミニウム溶接における自分の技術を客観的に証明することが可能です。
  
また、アルミニウムの溶接ができる溶接工は、特に自動車関連の工場などで求められているので就職に有利になります。
  
  
アルミニウム溶接技能者の資格には基本級と専門級があり、基本級の試験に合格していないと、専門級の資格を取ることはできません。
  
基本級と専門級、どちらの試験も学科試験と実技試験に分かれます。
  
また、実技試験はさらにティグ溶接とミグ溶接の2種類から選んで受験することが可能です。
  
アルミニウム溶接技能者の資格試験は、合格率が80%程度とされています。
  
それほど難しい試験ではありませんが、合格するためには普段の仕事のなかで技術や知識を身につけておく必要があるでしょう。
  
アルミニウム溶接技能者の学科試験の受験費用は1200円程度です。
  
実技試験の受験費用は約8000~5万円と幅が広いので、事前に確認しておく必要があります。
  
試験合格後、約4500円の認定料が発生します。
  
  
関連記事:「工場からのニーズが高い「アルミニウム溶接技能者」!資格を取得しよう」
  
  







工事の受注に欠かせない!溶接管理技術者





溶接管理技術者に求められるのは、溶接に関する知識や技術だけではありません。
  
施工そのものの計画から、作業の管理まで行うことができる技術者を認定する資格なのです。
  
民間資格ですが、官公庁の工事を受注する際にはこの資格を持った人間がいる必要があります。
  
そのため、一定の需要がある資格と言えます。
  
溶接工の仕事に慣れたら、目指してみるとよいでしょう。
  
溶接管理技術者の受験費用は、筆記試験が約2万6000円、口述試験が約2万2000~2万7000円です。
  
試験に合格した後、約2万円の登録料が必要となるので用意しておきましょう。
  
  
関連記事:「工場で働く際に役立つ資格!「溶接管理技術者」の取得難易度と将来性は?」
  
  







専門性が高い!ボイラー溶接士




ボイラーとは、燃料を燃やすことによって、水を温水にしたり水蒸気にしたりするための装置です。
  
労働安全衛生法によって、ボイラーの製造や改造、修理などを目的に溶接をするためには、資格が必要と決められています。
  
そのための資格が国家資格であるボイラー溶接士です。
  
ボイラー溶接士の資格には、普通ボイラー溶接士と特別ボイラー溶接士の2種類があります。
  
普通ボイラー溶接士の資格試験を受験するには、1年以上の溶接経験が必要です。
  
ただし、ガス溶接など一部の溶接は溶接経験に含まれないので注意しましょう。
  
  
普通ボイラー溶接士の資格を取得したあと、ボイラーなどの溶接経験が1年以上になると、特別ボイラー溶接士資格の受験資格が得られます。
  
ボイラー溶接士の資格は普通ボイラー溶接士と特別ボイラー溶接士に分かれますが、学科試験の費用はどちらも同じで約7000円です。
  
実技試験の費用は、普通ボイラー溶接士が約1万9000円、特別ボイラー溶接士が約2万2000円となっています。
  
条件に応じて学科試験が免除される制度があるので、確認しておきましょう。
  
  
関連記事:「ボイラー溶接士の資格が役立つ仕事とは?資格の取得はだれでもできる?」
  
  







いつかは目指したい!ガス溶接作業主任者




ガス溶接技能者の指導者として、作業の進め方を決定し、指揮をするための資格です。
  
ガス溶接の実務経験3年以上で受験することができます。
  
ぜひ挑戦してみましょう。
  
試験は学科のみで実技はありません。
  
ガス溶接作業主任者の学科試験の受験料は約7000円です。
  
  
関連記事:「「ガス溶接作業主任者」の資格を取得するとどんな工場で働けるのか!?」
  
  








キャリアアップを狙うなら!溶接作業指導者





キャリアアップを目指す人は、溶接作業指導者の資格取得を目指してみるとよいでしょう。
  
  
溶接作業指導者とは、溶接を担当する作業員を指導するための民間資格です。
  
  
3日間の講習を受講し、筆記試験に合格すれば資格を取得できます。筆記試験の合格率は非常に高いものの、油断せずに講習の内容をしっかりと理解することが重要です。
  
  
溶接作業指導者を受験するためには、満25歳以上であること、公的団体の技量資格を保有していることといった条件を満たさなければなりません。
  
  
溶接作業指導者の主な仕事は、現場で作業員に溶接方法を指導したり、作業記録を作成したりすることです。
  
また、上位資格である溶接管理技術者と作業員の間に立って、橋渡し役も担うことになるでしょう。
  
溶接作業指導者の資格の取得費用は約5万円ですが、溶接管理技術者の資格を持っている場合は大幅に安くなるので確かめておきましょう。
  
  








どの溶接資格を取得すればいい?資格の選び方





紹介してきたように、溶接の資格には幅広い種類があります。
  
そのため、「どれを取得するべきなのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
  
  
溶接の資格はそれぞれ難易度や要件が異なるため、自分に必要な資格を選ぶことが大切です。
  
いきなり難易度の高い資格に挑戦するのではなく、簡単な資格から取得して徐々にステップアップしていくのがよいでしょう。
  
  
初心者が最初に取得しておきたい資格が、アーク溶接作業者やガス溶接技能者です。
  
どちらも溶接の基本といえる資格であり、2~3日の講習を受ければ取得できます。
  
これらの資格を取ったら、しばらくは溶接作業者としての経験を積みましょう。
  
  
すでに溶接の基礎が身についている人は、アルミニウム溶接技能者などの専門性の高い資格取得を目指すのが賢明です。
  
アルミニウム溶接技能者の試験は基本級と専門級に分かれているため、自分の実力に合わせて試験対策を行いましょう。
  
  
溶接を極めたいと考えている人は、最終的に溶接管理技術者やガス溶接作業主任者などの上位資格を目指してみてください。
  
  







資格を取って高収入を目指そう




溶接の仕事はしっかりとした知識がないと危険な場合もあります。
  
そのため、安全に対する知識を身につけ、技術を保証する目的でさまざまな資格が設けられているのです。
  
溶接の資格は、ここで紹介した以外にも、材質や目的によってたくさんあります。
  
資格を取得すれば、仕事の幅も収入も増やすことが可能です。
  
まずは基本となるアーク溶接やガス溶接の資格から取得しましょう。
  
  
ブルーカラーの仕事を専門に取り扱っているジョブコンプラスでは、溶接工の求人も豊富に紹介しています。
  
アーク溶接やガス溶接の資格を取ったら、ジョブコンプラスで仕事を見つけ、現場で技術を活かしてみてはいかがでしょうか。
  
  
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