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日帰りできる?トラックドライバーの労働時間ってどうなっているの?
- 投稿日:2017/06/29
- 更新日:2021/09/07
目次

一般的にトラックドライバーは担当するルートの運転をひとりで行います。会社員のように机を並べて1日過ごしたり、毎日多くの人と何度も顔を合わせたりすることも少ない傾向といえます。人間関係によるストレスを負うことが少なく気遣い疲れせずに業務に打ち込むことができるという魅力のある仕事です。
しかし、ひとりで自由に過ごしながらできる仕事とはいえ、その時間がどのくらいの長さであるのかについては気になる人も多いことでしょう。今回はトラックドライバーの一般的な労働時間についてご紹介します。
仕事の種類によって変わる!トラックドライバーの労働時間
トラックドライバーと一言でいっても運ぶものや運搬先の場所によってその種類はさまざまです。
たとえばスーパーやコンビニ店などに商品を届けるルート配送ドライバーがいます。商品を倉庫から各店舗へと運ぶことが仕事です。
また宅急便の荷物を運ぶ宅配を専門としたドライバーがいます。一般的に宅配会社の集配所や運送会社から受け取った荷物を荷物の宛先となっている個人のお宅や会社、店舗などに運ぶことが業務です。希望があれば集荷に行くこともあります。
工場の部品や木材、食品などを中型あるいは大型のトラックを使用して運ぶトラックドライバーもいるでしょう。このようなドライバーの場合、中距離や長距離を運転することが一般的です。労働大臣による改善基準告示により1日の拘束時間は13時間以内が基本とされています。
そのため、一般的には労働する時間については各企業ともこの時間を目安とした設定です。ただし、仕事の種類や企業の勤務体系によって勤務時間には違いが生じることもあります。
一定の地域に限定して運転する配送ドライバーの労働時間
配送ドライバーは担当エリアや担当ルートが決められていますが、回る順番や渋滞の有無により労働時間に差が出る傾向がある点が特徴です。
ルートドライバーは勤務日時をシフト制にしているところもあります。日勤の場合、各店舗が開店する前に商品を届けなくてはいけないことも多いため一般的に7時ごろ出勤して8時から配達を始め、自分の都合に合わせて自由に昼食を取ります。午後も他の店舗を回り17~18時ごろ帰社して1日の仕事は終了です。
日勤ドライバーと交代で18時~翌朝まで運転するドライバーや23時~翌日のお昼ごろまで勤務するドライバーなどもいます。宅配ドライバーの場合も会社の勤務体系によって違いはあるものの通常8時ごろから配送が始まるため、6~7時台に出勤する人が少なくありません。
スムーズに配送が進めば午後は集荷や時間指定の荷物の配送、再配達などに回り18~19時ごろには営業所に戻って入金処理や伝票整理をして1日の仕事を終了させます。昼食は合間に取ることとなります。
中距離担当!中型トラックドライバーの労働時間
通称「4トン車」と呼ばれている中型トラックのドライバーの場合、日帰りが可能となる中距離を担当することが一般的です。
勤務時間は日中であるドライバーもいれば夜間となるドライバーもいます。都市間を走り荷物を運搬するのが主な仕事です。ただし荷物の揚げ降ろし作業も業務の1つとする会社も少なくありません。
勤務時間は会社の勤務体系や担当する取引先の業務時間によって異なります。取引先の業務時間に合わせた場合には多くの場合、日中の運転がメインとなります。8時ごろに出勤し荷詰めを行ったら9時過ぎには配送先に向かって出発です。配送先で荷物を卸したら帰社しお昼休憩を1時間ほど取ったら午後に別の取引先への配送を行います。
配送先の場所や渋滞の有無にもよりますが、通常15~16時ごろには帰社し車のメンテナンスや輸送報告を行ったら17時ごろに業務終了となります。
自由に過ごすことも可能!長距離を走る大型トラックドライバーの労働時間
大型トラックのドライバーの場合は長距離運転の担当となることが一般的です。
会社ごとの仕事内容や勤務体系によっても異なりますが、労働時間は道路がすいている夜間に設定されていることが多い傾向にあります。
中型トラックドライバーと同様に通常、荷物の揚げ降ろしと運送が担当です。ただし中型トラックドライバーとは異なり運送先が遠隔地となることが多いため、高速道路を利用し、途中で仮眠を取りながら運転する仕事が多くなります。
遠距離の運転が必要であるため拘束時間は長くなりますが、仮眠や食事、休憩時間を入れるため、実際に運転をする労働時間はそれ以下の時間です。労働大臣による改善基準告示により連続運転時間の限度は4時間とされていることから定期的に休憩を取る必要があることがその理由となっています。
トラックドライバーはやり方次第で自分のペースで自由に動きやすい仕事です。会社の勤務体系や仕事の種類を事前にチェックして自分の体力や性格、ライフスタイルに適した仕事を見つけるとよいでしょう。
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