大型トラックドライバー(長距離運転手)の平均年収と給料アップの秘訣

12月02日更新

大型トラックドライバー(長距離運転手)の平均年収と給料アップの秘訣

  • 投稿日:2016/12/09
  • 更新日:2023/02/10

目次

    こんにちは。ドライバー求人サイト「ジョブコンプラスD」の編集部です。

    1990年代をピークに、近年ではトラックドライバーの数は減少傾向にあるようです。

    過酷だけど給料は良いというイメージの強いトラックドライバーですが、実情はどういったものなのでしょうか。

    ここでは、トラックドライバーの平均年収を中心に、給料を少しでもアップさせる方法やドライバーの詳しい仕事内容にも踏み込んで紹介していきます。
      
      

    トラックドライバーの平均年収

    荷物を運ぶ距離や種類、勤務体制などによっても給料は大きく変わってきますので、一概にはいえませんが、一般的にトラックドライバーの平均年収は420万円前後といわれています。
      
    月に換算すると月収35万円という計算になり、普通のサラリーマンに比べるとやはり給料は高い傾向にあります。
      
    労働時間を長くしたり、就職先を工夫したりすることによって、年収は600万以上になることも珍しくありません。
      
      
    長距離ドライバーで、単価の高い荷物を運送している場合には1,000万円を超える年収を手にしている方もいます。
      
    年収にはばらつきはあるものの、大型免許取得者のトラックドライバーであればほとんどの運送会社で月30万円程度の収入を得ることができると考えて良いでしょう。
      
    関連記事:「営業用トラックドライバーの給料と年収は事業量によって変わる!」
      
    関連記事:「自家用トラック運転手の年収や給料は?気になる実態をリサーチ!」
      
      

    トラック運転手の男女別平均年収

    トラック運転手の平均年収は性別によって大きな差があります。
      
    男性トラック運転手の平均年収は400万~450万円程度である一方、女性の平均年収は350万~370万円程度となっています。
      
    女性のほうが男性よりも50万~100万円ほど少ないことがわかるでしょう。
      
    女性のトラック運転手は男性に比べて圧倒的に少なく、勤続年数も短い傾向にあります。
      
    また、男性のほうが管理職に就いている人が多いことなどが男女間の年収の差につながっています。
      
      

    トラック運転手の年代別平均年収

    性別でみると男性のほうが平均年収が高くなっていますが、年代によっても年収に差はあるのでしょうか。
      
    30代後半から50代後半までのトラック運転手の平均年収は450万~500万円程度です。
      
    そして、20代は平均年収が400万円前後、60歳を過ぎると350万~400万円程度となっています。
      
    このように、トラック運転手の平均年収は前年代にわたって350万~500万円の範囲で推移しています。
      
    年代による年収の差はそれほど大きくない業種だといえるでしょう。
      
      

    トラック運転手とバス・タクシー運転手の年収比較

    最後に、同じくドライバー職であるバス運転手やタクシー運転手と平均年収を比較してみましょう。
      
    まず、トラック運転手とバス運転手の平均年収にほとんど差はなく、どちらも450万円前後となっています。
      
    一方、タクシー運転手の平均年収は330万円程度で、他のドライバー職に比べるとかなり低めです。
      
    なお、平均労働時間はトラック運転手がもっとも長くなっているため、時給で考えると一概に給料が高いとはいえません。
      
    そして、ドライバー職を選ぶときは給料だけでなく仕事内容なども考慮しておきましょう。
      
      

    年収アップの秘訣と就職先の選び方

    トラックドライバーは多くの場合、運送会社に専属ドライバーとして就職することになります。
      
    年収を引き上げるために重要なのは、この就職先となる運送会社の選び方です。
      
    けん引免許が必要な大型車両のドライバーになれば年収は飛躍的にアップすることが多いため、大型車両が多い重工業系をメインに取り扱っている運送会社に就職すると良いでしょう。
      
    事前にけん引免許などの特殊免許を取得しておくとスムーズですが、就職後に免許を取得するという選択肢も十分に考えられます。
      
      
    また、年収だけでなく、雇用の安定を求めるのであれば建設業関係の運送などもねらい目です。
      
    重工業系よりも年収そのものは下がることが多いものの、安定はしやすく、労働環境も充実していることが多いです。
      
    このように、運送会社が提携先としてメインで取引している企業の業種を調べることが就職の際のポイントになります。
      
    関連記事:「重量物の運送ドライバーを目指す!仕事の特長や注意点は?」
      
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    ※トラック運転手の年収アップの秘訣について詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください!

      
    【トラック運転手】平均年収と給与アップの秘訣を教えます

      

    詳しい仕事内容

    トラックドライバーは運送する荷物の種類によって、仕事内容はさまざまです。
      
    重工業系の会社とメインで取引を行っている運送会社の場合は、運送する荷物自体が特殊ですので、ドライバーはトラックの運転のみを行うケースが多いようです。
      
      
    一方で、食料品や雑貨などをメインで取り扱っている運送会社の場合には、ドライバーは運転だけでなく、荷物の積み下ろしなどを合わせて行うケースが多いです。
      
    体を動かすことが多いのは積み下ろしなども含めて行うドライバーですが、積み下ろしを伴わないドライバーが体力的に楽だということではありません。
      
    積み下ろしを伴わない場合であっても、夜間や長距離の運送が必要な場合には体力的に過酷であることが多いです。
      
    関連記事:「ドライバーの仕事を紹介!トラック運転手の手積み・手降ろし作業とは?」
      
      
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    トラック運転手に求められる資格

    トラック運転手を目指す前に、どのような資格が必要になるのか知っておくとよいでしょう。

    大前提として、長距離ドライバーを目指すのであれば大型自動車免許は取得する必要があります。

    というのも、長距離輸送で使用されるトラックはほとんどが大型であるためです。

    なお、最大積載量が2トン程度のトラックなら普通自動車免許でも運転することができます。

    こうした小型のトラックは、ルート配送や宅配などで主に使用されます。

    ひと口にトラック運転手といっても、どのような形で働くかによって求められる免許が異なるため、自分が働きたい仕事に合わせて免許を取得する必要があるのです。

    また、トラックの荷台に荷物を積み込むのもトラック運転手の仕事の一つです。

    効率的に荷物を積み込むうえでフォークリフトは重宝される機械であり、トラック運転手はフォークリフト運転技能講習修了証を求められることもあります。

    その他、ガソリン等の危険物を運搬するためには危険物取扱者の資格が必要となります。
      
      

    トラック運転手に向いている人の特徴

    トラック運転手にも適性があるため、自分に向いているかどうかを事前に確かめておくのが賢明です。

    トラック運転手に向いている人の特徴としてまず挙げられるのが、体力があることです。

    トラック運転手はトラックを運転することがメインの業務となり、座ったままの状態が長時間続きます。

    そのうえで荷物の積み下ろしなども行うため、体力は問題なく仕事をこなすために必要な素質だといえるでしょう。

    次に、運転が好きなことも当然大切です。

    勤務時間は常に運転をすることになるので、運転が嫌いであれば長続きしない可能性が高いでしょう。

    最後に、1人で働くのが好きな人もトラック運転手に向いています。

    基本的には単独作業となるため、1人でも楽しく過ごせる人は目指してみるとよいでしょう。
      
      

    トラック運転手に向いていない人の特徴

    トラック運転手に向いていない人の特徴として、単調な仕事に不満を感じることがまず挙げられます。

    基本的にはトラックの運転と荷物の積み下ろしを繰り返す業務となるため、変化のない毎日を苦痛に感じる人は避けたほうがよいかもしれません。

    運搬物を雑に扱う人もトラック運転手には向いていないでしょう。

    運搬物は顧客に届ける商品なので、雑に扱って損壊や紛失が起これば企業の信用に傷が付きます。

    また、1人で過ごすのが苦手な人も注意が必要です。
      
      

    人手不足の傾向はむしろチャンス

    現在、物流業界は人手不足が非常に顕著です。
      
    トラックドライバーのなり手が減少しているのにはさまざまな理由が考えられますが、時代とともに配送に求められる期待が高まってきたことが大きなひとつの理由として挙げられます。
      
      
    ネットなどで商品を購入した際に、商品の到着が翌日や数日後というのは今や当たり前になっています。
      
    以前は、翌日に商品が手元に届くということは考えられませんでした。
      
    物流のスピードが求められる一方で、トラックなどの配送に使われるツールそのものは昔とさほど変わりません。
      
    その結果、当然労働時間などは昔よりも過酷になり、体力面に不安を覚えるドライバーのなり手が減ったと考えられます。
      
    関連記事:「トラックドライバーが減少している現実とは?人手不足の危機について」
      
    しかし、現在もドライバーが高給取りであることは変わらず、大きく稼げる可能性を秘めていることに変わりはありません。
      
    勤務体制も、取り上げた点に注意して就職先を選ぶことによって、心配される体力面に関しても問題なく仕事をすることができるでしょう。
      
    人手不足で、どこでもドライバーを求めている状況ですので、全く別の職種からの転職が容易な状況は今後も続いていくでしょう。
      
      

    トラック運転手になって年収アップを目指そう

    トラック運転手は年代ごとの年収の差が小さい職種です。
      
    若いうちから高収入を得たい人は、トラック運転手になることを検討してみましょう。
      
    また、けん引免許などの特殊な資格を取得すれば、さらに年収をアップさせることも夢ではありません。
      
    自分にとって理想的な働き方ができる就職先を探し、トラック運転手として活躍してみてはいかがでしょうか。
      
      
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