工場の求人などでよく生産管理や品質管理といった言葉を目にします。
  
これらは製品の製造過程において欠かせない仕事です。
  
このプロセスなしでは企業は安心して生産活動を行えなくなります。
  
それだけに、仕事に従事する者の責任は重く、同時に、そこには大きなやりがいもあります。
  
しかし、そうはいっても具体的にどのような仕事を行うのかが分からないという人も多いのではないでしょうか。
  
そこで、工場における生産管理・品質管理の仕事内容やその魅力などについてまとめてみました。
  

工場における頭脳的存在!生産管理の仕事

工場でモノを生産する際に、まず必要なのが何をいつまでにどれだけの量つくるかを決めることです。
  
それがはっきりしないまま生産を行っていると供給不足に陥ったり、大量の在庫を抱えたりすることになってしまいます。
  
そこで、生産管理の担当者は生産品が過不足なくつくられるように生産プランを立案するのです。
  
受注先から明確な数量と納品日が指定されている場合はそれに間に合わせるために何人の従業員と何台の機械が必要かを考えます。
  
売れ行きに合わせて製品をつくっている工場であればどのぐらいのペースで生産すればちょうどよいのかを営業や企画担当者と打ち合わせをしながら決めていくわけです。
  
また、実際に生産が始まると、今度は計画通りに生産が行われているのかをチェックするのが主な仕事となります。
  
そして、計画よりも遅れていればペースを上げるように、早すぎればペースを抑えるようにそれぞれ指示を出します。
  
しかも、単純に早いか遅いかを監視すればよいだけではありません。
  
材料の在庫は十分か生産設備に問題はないかなど、常に生産工程全体のことを把握した上で仕事を行う必要があります。
  
つまり、生産管理担当者は工場のライン作業における頭脳というべき存在でもあるのです。
  
  
やりがいナンバーワン!工場の生産管理の仕事とは?
  
生産・工程管理の仕事内容と求められる資質・やりがいについて
  

不良品トラブルを未然に防ぐ!品質管理の仕事

品質管理の仕事内容は主に二つに分かれます。
  
一つは完成した製品をチェックして不良品がないかを確認する作業です。
  
ただ、一見問題のない商品でもメーカーの求める基準には達していない場合があります。
  
そこで、メーカー規定の基準に照らし合わせながら何重にもチェックを行うわけです。
  
万が一、不良品が消費者の手に渡った場合には大きなトラブルにもなりかねないため、これは極めて重要な仕事だといえます。
  
もう一つは品質のよい製品を安定して生産するための情報を現場に提供する仕事です。
  
たとえば、品質の低い製品が増えていることが分かった場合はその原因を追求していきます。
  
品質の偏りに傾向がないかを分析したり、ライン作業の工程に問題がないかをチェックしたりするのです。
  
そして、その報告に基づいて製造工程の改善が行われるというわけです。
  
  
品質を維持するための責任重大な仕事!工場の品質管理の仕事
  
厳しい目で商品をチェック!工場の品質管理の仕事とは?
  

意外に多い!生産管理や品質管理の仕事に活かせる資格!

生産管理や品質管理の仕事をする際には取得を検討したい資格がいくつかあります。
  
たとえば、QC検定です。
  
これを取得していれば品質管理における知識レベルの証明となります。
  
等級は1級、準1級、2~4級の5段階に分かれており、初心者は4級から受験していくことになります。
  
ちなみに、2級は上司のサポートがなくても品質管理が行えるレベルとされ、準1級以上は部署の責任者として指導が行えるレベルです。
  
また、生産管理に役立つ資格としては生産管理オペレーションや生産管理プランニングがあります。
  
前者は資格を取得することで、設備管理や資材・物流管理などといった生産に関する周辺知識を体系的に理解できるようになります。
  
それに対して、後者は生産管理業務の中心的知識を得られるなど、生産管理業務に携わるものにとってはより関連度の高い資格です。
  
しかし、実際に業務を行う際にはその周辺知識も重要になってきます。
  
両方の資格を取得しておくことで、よりプロフェッショナルな仕事につながるはずです。
  
さらに、自動車工場における採算管理や品質管理に役立つのが自動車整備士資格です。
  
1~3級及び特殊等級に分かれており、同じ等級であってもガソリン、ディーゼル、シャシ、二輪などに細分化されています。
  
2級を取得すればほぼすべての自動車に対応できますが、1級を取得するとハイブリッドや電気自動車などといった最新の自動車にも対応でき、より踏み込んだ法令知識を有していることの証明にもなります。
  
  
日本のモノづくりを支えている、QC検定(品質管理検定)って?
  
持っていると業務のレベルアップができる!生産管理に役立つ資格
  

自分の強みと企業の特徴を踏まえた上で!志望動機を考える際の注意事項

志望動機を考える際には、自己分析と企業研究を入念に行っておくことが重要です。
  
まず、自己分析を行うことで自分の強みを掘り下げ、次に、企業研究を行って企業のセールスポイントや工場での仕事の特徴を理解します。
  
その上で、自分の強みがその工場での仕事にどう活かせるかを考えるのです。
  
そうすれば、志望動機にも説得力が増し、採用担当者が興味を持ってくれる可能性が高くなります。
  
そして、実際に志望動機の内容をまとめる際には自分の強みをどういうふうに活かして企業の長所を伸ばしたり、弱点をカバーしたりするのかを書いていくのです。
  
ただ、「私が入社すればその問題の改善は可能です」などといった具合に上から目線にならないように気をつけてください。
  
そのような表現は採用担当者の反感を招き、悪い印象を持たれかねません。
  
「私が今まで培ってきた知識や経験を活かせるのではないかと思い応募させていただきました」というふうに自信の中にも謙虚な姿勢を忘れないことが大切です。
  
また、志望動機を伝える際には専門知識や資格などをひけらかすのもNGです。
  
確かに、そういったものは大きなアドバンテージにはなります。
  
しかし、それを全面に押し出してしまうと肝心の本質が見えにくくなってしまいます。
  
採用担当者がより重視するのは多くの場合、人間性です。
  
いくら知識や資格を持っていても人間性が伴わなければそれを活かせないと考えるからです。
  
その事実を踏まえた上で、志望動機に関しては自分のスキルよりもやる気や誠実さなどといった人間性に関するPRを中心に行うのが賢明だといえるでしょう。
  
  
品質管理の分野を目指すなら!PRに成功する志望動機とは
  
メーカー工場勤務の志望動機はどう書けば良い?
  

大きなやりがいが感じられる!正社員のメーカー工場勤務

正社員による品質管理や生産管理の仕事はバイトやパートが行うライン作業とは全く異なるものです。
  
広い視野で工場全体をコントロールしていくため、より大きなやりがいを感じることができます。
  
モノづくりに参加しているという実感が持てる仕事であり、特に、自分の創意工夫でコスト削減を実現できた時などはうれしいものです。
  
生産の舵取りをする仕事に興味がある人はメーカー工場の正社員を目指してみてはいかがでしょうか。

  
  
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