私たちが普段なにげなく使用している電化製品の中には、日本製の部品が多く使われているのをご存じでしたでしょうか。Made In Japanの製品は、世界中が認める高い品質を誇っています。そのジャパン・クオリティを支えているのが、工場で働く人々です。特に電化製品の分野では、日本の技術はその精巧な作りにおいて一目おかれています。
  
今や生活に欠かせないものとなった電化製品は、いったいどこでどのようにして作られているのでしょうか。日本のものづくりを陰ながら支えたい人は必見の製造工場の今についてご紹介していきます。

携帯電話・スマホ工場での主な仕事内容とは

今や1人1台以上持つことは当たり前となった携帯電話やスマートフォンですが、製造工場では主に組み立てや検査などが行われています。
  
「組み立て」とひとくちにいってもさまざまな作業工程があり、ライン作業を担当する場合は、仕事中は立ちながら黙々と部品と部品を組み立てていくことが主な内容となります。ライン作業では流れを止めることができないので、正確に行いつつも素早く作業を完了させることが大切です。組み立てにはライン作業以外にも、部品をラインに供給したり、組み立てる前に部品を確認したり処理したりする仕事もあります。
  
検査を担当することになったら、細かいところまで不具合がないかをチェックしていきます。工場によってはどの仕事に振り分けられるのかは働く初日になってみないとわからないこともありますが、いずれの作業も正確にこなすことが大切となります。

  
携帯電話・スマホ工場ではどんな仕事をするのか
  

家電製品工場も仕事の多くは組み立てなどのライン作業

洗濯機や冷蔵庫、クーラーなどの家電製品は、私たちの生活に欠かせないものです。家電を製造している多くの工場では、電子部品などの内側部分とプラスチックなどの外側部分の組み立てをしていくライン作業が主な仕事となります。
  
たいていの場合1日中立ち仕事をすることが多く、すべてを1人で1から組み立てて完成させるわけではなく、与えられたパートをこなしていくだけなので、1度覚えてしまえば仕事が難しいと感じることはそれほどないでしょう。慣れるまでには大変に感じることがあるかもしれませんが、修行期間だと考えて働いていれば、次第に素早く正確に組み立てていくことができるようになります。
  
家電製品の組み立ての場合は道具を使うことも多く、レンチやエアードライバーなどを使用しての作業する機会があります。使い方はそこまで難しくないので、こちらも慣れてしまえば楽に作業することができるでしょう。

  
製造や検査!家電製品の工場の仕事について解説
  

半導体工場は一般的な工場と働き方が違う

半導体は正確さが求められる電子部品ですが、人間が手を使って製造するわけではなく、すべて機械で加工が行われます。そのため、とりわけ手先が器用だったり、ものづくりが好きだったりするわけではない人でも、半導体工場には勤められるでしょう。
  
半導体工場でできる仕事は、機械に正確に材料をセットしたり、機械に異常がないかを確認したりするのが主なものです。材料のセットと聞くと大した仕事ではないと思うかもしれませんが、細かい工程が何十もあるため、すべての工程を正確に行わないと機械を作動させることができません。指示書をよく読んで正確に仕事をすることが、半導体工場では求められます。
  
また、できあがった半導体は衝撃に弱いため、細心の注意を払いながら製品を扱うことも、仕事をするうえではとても重要になります。半導体には汚れを付着させてはいけないため、クリーンスーツに身を包み、手袋や帽子を着用します。

  
最先端の技術を支える半導体工場の仕事内容とは?
  
半導体製造工場で働くならどんな職種があるの?
  

はんだ付けは身につけておきたいスキル

はんだ付けを中学校の授業などで経験したことがある人もいるのではないでしょうか。工場で行うはんだ付けの作業は、緑色の基板にさまざまなチップや抵抗などの部品を取り付け、最終的にはラジオやライトに使える電子部品を作ることを目的としています。はんだ付けは溶接作業とは違い、激しいスパークがでたり、裸眼では直視することができないくらい強い光を発したりすることはなく、比較的安全に作業をすることができます。
  
そのため、未経験者でも練習をすれば割と短時間でコツをつかめる可能性が高いということが特徴です。はんだ付けは工場で働く際には身につけておきたいスキルなので、工場勤務への応募を考えている人は、事前に家ではんだ付けについて勉強をしておくと良いかもしれません。はんだ付けの講座や検定試験もあるので、興味がある人は受けてみると良いでしょう。試験ではおよそ70%の確率で合格しているようです。

  
はんだ付けに興味深々!キレイにできるコツはあるの?
  
はんだ付けの資格についてご紹介
  

NC旋盤は工場での生産効率を上げる

旋盤という機械は一般的に良く聞きますが、NC旋盤とはいったいどのようなものなのでしょうか。旋盤は穴を開けたり切削したりするために使われる機械で、多くの部品工場などで使用されています。NC旋盤とは一般的な旋盤に数値制御装置を取り付けたもので、刃物台が移動する距離や送りの速さを指定できるようにしたもののことを指します。一般的な旋盤は人間が感覚で動かすことが多いですが、NC旋盤は機械で動きを制御させたものと考えればわかりやすいかもしれません。人の手でものを作ると、どうしても品質や仕上がりが一定せず、ムラがでてきてしまいます。機械を使ってコントロールしてあげることで、品質を一定させられる確率が高まり、不良品を減らすことにつながるのです。未経験者がいきなりNC旋盤を取り扱うことは難しく、実務経験を積む必要があります。経験を積めば機械加工技能士の資格を取ることも可能となり、キャリアアップにつながるでしょう。

  
金属加工に不可欠なNC旋盤の業種
  
NC旋盤のスペシャリスト「機械加工技能士」はどんな資格?
  

電子系の資格を取ってキャリアアップを!

電子系の工場で働くうえで、ぜひ取っておきたい資格はいくつかあります。採用される確率が上がるだけではなく、キャリアアップにもつながるので、資格は工場で働くうえでとても大切なものといえるでしょう。電子機器組立技能士(特級)は、電子機器を組み立てる仕事に付いているならぜひ取りたい国家資格です。1~3級、特級まで分かれており、学科と実技のふたつがあります。はんだ付け作業や配線などを施す作業が対象となります。マイクロソルダリング(微細はんだ)技術者の資格を持っている人は、はんだ付けの中でもかなり技術を要する微細はんだを行うことができるようになります。パソコンなどの高性能で小型な機器に使われるだけではなく、飛行機や自動車などの大型のものにまで広く使用されている技術が、マイクロソルダリング(微細はんだ)技術者では取得できます。マイクロソルダリング(微細はんだ)技術者を受験するためには実務経験が○年以上などの条件があり、○の中の数字は高卒か大卒か、高卒の場合工業系の高校かどうかなどで複雑に変わっていきます。

日本の産業を支える工場で働こう

工場の仕事は、豊かな生活を支えるために必要不可欠なものです。「工場」とひとくちにいってもさまざまな業種や作業内容があるので、自分が興味のある分野や自分が働けそうな工場を、この機会にぜひ見つけてみてください。工場の仕事は、未経験者でも勤められるものが多くあります。自分に部品の組み立てなどができるかどうか不安な人でも、1度工場の現場に飛び込んでみると、案外思っていたよりも簡単に仕事ができるとわかるかもしれません。実務経験を積んでいくとキャリアアップのための資格を取ることも可能になるので、工場での仕事には夢があるといえます。

  
コツコツ頑張れば高収入も期待できる工場の求人とお仕事の特徴
  

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