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製鋼工の気になる仕事内容や年収について


日本が世界に誇る重工業の技術の中でも製鋼工は特に優れているといわれています。日本の産業を支えている製鋼工はやりがいのある仕事であり、就職を考えている人も多いでしょう。
  
しかし、同時に製鋼工にはハードなイメージもあるのではないでしょうか。また、具体的な仕事内容や年収に不安を感じている人もいると思われます。ここでは製鋼工がどんなことをする仕事なのか、そしてこれまで年収がどのように推移してきたのかをまとめました。

 


製鋼工は何をする仕事なのか




製鋼工の仕事内容は簡単にまとめれば「鉄鋼を作ること」です。建設作業の土台になる鉄鋼は、強度が低ければ大災害の原因になってしまいます。まさに日本の製造業の大黒柱ともいうべき貴重な仕事です。
  
製鋼工では溶鉱炉での作業が中心となります。製鋼工で弱い鉄を溶かし溶鉄を精製します。この溶鉄から不純物を取り除いていき、固めなおすと純度の高い鉄鋼ができあがります。
  
かつて、製鋼工は危険度が高いうえ力仕事の割合が大きいハードな仕事として知られていました。しかし現代ではコンピューターやシステムの発達により作業は主に機械が行うようになっています。そのため製鋼工はコンピューターや機械の知識が必要とされる仕事に変わりつつあります。

 


製鋼工の年収は男女でどう違う?




製鋼工は男性が女性よりもかなり年収が高いという統計が出ています。2015年度を調査したデータによると男性製鋼工の平均年収は467万円、女性製鋼工は333.2万円となりました。ただし、男女合わせての平均が465.4万円とかなり男性側に寄っているので、製鋼工の大半は男性に占められている職場だと考えられるでしょう。
  
また、平均賞与でも男性が81.8万円であるのに対し、女性は50万円です。男性は正社員の数が女性よりも多く、女性は派遣やパートタイマーなどの労働を行っているといえそうです。これは肉体労働が中心だった時代の名残だといえそうですが、事務仕事が増えてきた近年では女性の働ける分野もあり、企業によっては男女関係なく活躍できるでしょう。

 


製鋼工の年収はどう移り変わったか




2009年~2015年までの製鋼工の年収データを見ると、最低を記録したのが2013年で442.1万円、最高を記録したのが2010年で492.4万円です。全体的にはゆるやかな減少傾向にあるといえますが、それでも大幅に下がることはありません。一時的な要因で年収が下がることはあっても、翌年には盛り返すなど比較的安定した年収が期待できる仕事だといえそうです。
  
理由としては製鉄の需要が安定していることです。建設の土台である製鉄は極端に需要が下がることがないので、製鋼工の仕事がなくなることはまずないでしょう。これから東京オリンピックに向けて建設工事が増えるのであれば、鉄鋼の需要がますます増え、好景気が到来することも十分にありえます。

 


製鋼工がおすすめできる理由




改善の兆しはあるとはいえ、不景気が続いている日本経済において製鋼工は安定を保っています。鉄鋼は国内外ともに需要が絶えない資材なので、しばらくは安定性に急激な蔭りが見えることはないでしょう。
  
しかし、世界中の工場を脅かしている問題として人工知能の発展があります。人工知能がこのまま急成長を続けていけば、人間の仕事がますます減って多くの失業者が生み出されるという懸念です。実際、多くの職種が将来的に消滅する候補に挙げられています。また、ロボットを導入して人手を減らそうという試みも世界中で見受けられるようになってきました。
  
しかし、製鋼工には安定性があるといえるのは、溶鉱炉における機械の扱いが微妙なさじ加減を要求されるものであり、人工知能では再現できない仕事だからです。製鋼工は未来でもなお、日本経済を支える仕事であり続けることでしょう。末長く活躍できる職場を探し求めている人には製鋼工を強くおすすめします。


  
  
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