工場などで活躍する期間工は契約期間を定めて会社と直接契約する雇用形態です。
  
契約期間が決まっているため、原則として途中で辞めることはできません。
  
しかし期間工としての仕事を何らかの理由で継続できなくなった場合はどうすればよいのか不安を感じている人もいるでしょう。
  
途中で辞められるとすればどんな続きを踏む必要があるかにわからない人もいるかもしれません。
  
そこで、期間工は「契約満了前に辞められるのか」「辞めるためにはどんな手続きが必要か」「注意点は何か」などについてお伝えします。
  

契約満了前に辞める必要が生じるケースとは?

期間工が契約満了前に途中退社することが必要になるのはさまざまなケースが考えられます。
  
1つ目は思っていたよりも仕事がきつくとても契約期間満了まで続けられないと考える場合です。
  
体力的な面が理由の場合と精神的なものが理由になる場合の両方が考えられます。
  
2つ目は寮生活がなじめないケースです。
  
期間工は寮に入ることが契約条件となっている場合もあります。
  
3つ目は健康上の理由です。
  
体調不良、病気、ケガなどで仕事が続けられなくなるケースがあります。
  
健康上の理由などの場合は無理して期間工を続けることが本人にとってマイナスとなるケースもあります。
  
そういった場合は無理をしないで会社に相談・報告の上で契約満了前に辞めることも大切です。
  

契約期間満了前に辞めることは可能

契約とはいえ、さまざまな理由で契約期間満了前に辞めることになることはありえます。
  
そういった場合でも会社に対して何の手続きもせずに辞めることは社会人として問題があります。
  
無断で辞めたことによって会社に損害が発生すれば、損害賠償請求を受ける可能性も否定できません。
  
やむを得ず契約期間満了前に辞めざるをえない場合は、まず上司に報告をする必要があります。
  
報告すると「辞めないでくれ」と説得されたり文句を言われたりする可能性はありますが、それを嫌がって無断で辞めてしまうのはトラブルのもとですので避けましょう。
  
上司に報告の上、指定されている退職手続きを行います。
  
会社としても「その事情であればやむを得ない」と認めてくれる場合は、再雇用される可能性も残されています。
  

辞めた後の失業保険なども考える

契約期間満了前に期間工を途中退社しても、俗に失業手当と呼ばれている雇用保険からの基本手当があるからしばらくは問題ないと思っている人もいます。
  
基本手当がもらえれば、当面の生活費を確保しながら落ち着いて次の仕事を探すことができます。
  
しかし基本手当は受給要件が決まっていますので、受給要件に当てはまっているかどうかを確認してから途中退社することも大切です。
  
基本手当をあてにしていたら受給要件を満たしていないため受給できず、結果的に次の仕事を探す余裕がなくなってしまったという事態は避ける必要があります。
  
期間工の基本手当の受給要件は、過去1年の間に働いた月が6カ月以上あることです。
  
連続でなくてもかまいませんが、6カ月間の期間工の勤務がないと基本手当が受給できない場合がありますので注意しましょう。
  

辞める前によく考える

期間工の契約期間満了前に辞めることはできます。
  
辞める理由はさまざまですが、辞める決断をする前に「本当に期間工を辞めてしまってよいか」「悔いはないか」などよく考える必要があります。
  
また「将来の仕事に不利にならないか」「無理して続けることがかえって悪影響をおよぼす可能性がないか」といったことも冷静に考えて判断することも大切です。
  
自分勝手な理由で安易に契約満了前に辞めてしまうと同じ工場で再雇用してもらって働く可能性はほとんどなくなってしまうでしょう。
  
「あの工場は環境がよかったのでまた働きたかったのに」と後悔しても遅いです。
  
また安易に辞めることを続けているとクセになってしまうことも考えられます。
  
ただし、体調不良にもかかわらず会社の評価を得るために無理して契約期間満了まで働くと、体を壊してしまって働けなくなって本末転倒になることもありえます。
  
期間工を契約途中で辞める場合は、本当に期間満了前に辞める以外に選択肢がないのかどうかをよく考えて決断することをおすすめします。
  

  
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