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寮に入って働く!寮生活で失敗しないためにチェックしておくべきこと
- 投稿日:2016/11/29
- 更新日:2023/06/30
目次

こんにちは。工場・製造業求人サイト「ジョブコンプラス」の編集部です。
求人を見ていて、「魅力的な仕事だけど、自宅から遠いので諦めた」という経験を持つ人は多いと思います。
仕事をする上で、通勤時間はとても重要です。
時は金なりという諺があるように、時間を有効に使うことが、キャリアアップの鍵となります。
寮付きの仕事というのは、自宅から遠くて通勤時間がかかるという問題点を解決するだけでなく、仕事の選択肢が広がってさまざまな経験ができるなど、多くのメリットが存在します。
しかし、寮生活の中にはリスクも潜んでおり、失敗をしたと感じてしまう人も少なからずいます。
一度契約を結んでしまうと、契約期間を満了するまで働くのが社会人としての常識ですので、契約を結ぶ前に、以下で説明をするポイントなどをしっかりと確認しておきましょう。
寮生活について詳しく知りたい方はまずこちらの動画をご覧ください!
【寮生活で失敗しないためにチェックしておくべきこと】
会社の社員寮とは?
会社の社員寮には、「独身寮」「単身赴任寮」「社有社宅」「借り上げ社宅」といった種類があります。
同じ社員寮でもそれぞれに性質が異なるので、各種類の特徴を押さえておきましょう。
独身寮はまだ結婚していない若い社員が1人で住める寮です。
単身赴任寮は名前からもわかるとおり、単身赴任中の社員が1人で暮らす場合に利用する寮です。
社有社宅は独身寮や単身赴任寮と違い、家族で暮らすことができます。
会社がマンションやアパートなどを1棟すべて所有しており、社員は家族を連れて入居できるのです。
独身寮、単身赴任寮、社有社宅は場所が決まっており、会社の案内に従って簡単に生活を始められます。
一方、借り上げ社宅は厳密にいえば寮ではなく、民間のアパートなどを会社が借りて寮として使用しているものです。
社員が好きな場所を選べる場合もあり、会社が家賃の一部、あるいは全額を負担することから社員寮として機能しています。
他タイプの社員寮に比べて手軽に導入できることから、多くの会社が借り上げ社宅を採用しています。
これが一番重要!?家賃の月額
仕事をする人の目的はさまざまですが、共通する目的として、お金を稼ぐということがあげられます。
家賃の月額については、あらかじめ確認をしておかないと、計画を立てることができません。
例えば、ローンの返済が毎月5万円ある人の場合、月々の給料が20万円で、そこから家賃が6万円引かれたのでは、生活がギリギリになってしまうでしょう。
借金が返済できなくなって破綻をしてしまったら、本人が不幸になるだけでなく、仕事にも悪い影響が出てしまうかもしれません。
借金がない人でも、「6ケ月で100万円稼ぐ」という目的を持って仕事を始めたのに、最初の給料をもらった時に、予想外に高額な家賃が引かれていて、目的が達成できないことがわかり、モチベーションが下がってしまうこともあります。
リゾートバイトや自動車工場の期間工のように、家賃・水道光熱費ともに無料の仕事もあります。
正社員の仕事なら、格安の社宅に入れるということもあるでしょう。
しかし、必ずしも手厚い福利厚生制度があるわけでもないので、面接の時などに家賃の金額についてはさりげなく聞いておくようにしましょう。
契約書にサインをするときにも、内容を隅々まで読んで納得をしてからサインをすることが重要です。
条件に納得ができないと思ったら、労働契約を結ぶべきではありません。
地域別で見る、寮費・家賃相場
工場求人の寮はバラエティが豊富「格安寮・寮費無料編」
会社が用意する寮の家賃相場は?
これから入る予定の寮の家賃が適正であるかどうかを見極めるためにも、寮の家賃相場を押さえておきましょう。
一般財団法人労務行政研究所の「独身寮・社宅に関する実態調査」によると、独身寮の平均家賃は1万2000円程度です。
一般的に、家賃は給料の20~50%ほどを占める大きな支出です。
しかし、寮に入ることで家賃を1万円程度に抑えられれば、浮いた費用を貯金などにまわすことができます。
寮の家賃が高いと感じた場合は、より安いところを探してみるとよいでしょう。
会社の寮に入るメリットは?
会社の寮に入るべきか悩んでいる人は、入寮するメリット・デメリットを見比べてから決めるとよいでしょう。
会社の寮に入るメリットとしては、まず家賃や光熱費などを節約できることが挙げられます。
会社の寮では家賃の一部を会社が負担してくれるため、家賃が安く抑えられることが多いです。
中には無料の寮もあり、光熱費を負担してもらえる場合もあります。
固定費の支出が減ることで、貯金を増やしたり、生活の質を高めたりすることができるはずです。
次に、会社の寮では家具備え付けの場合が多いです。
自分で家具を用意して搬入する必要がないため、面倒がかかりません。
引っ越しするときは家具が負担になるものですが、家具備え付けの寮なら身軽に移動できます。
寮は勤務先に近い場合が多く、利便性が高いこともメリットの一つです。
寮が会社の近所にあれば、毎日電車に乗って通勤する必要もありません。
通勤時間が節約できることで、自由に使える時間が増えるでしょう。
最後に、寮に住めば社員同士で気軽に交流できるというメリットもあります。
新入社員は顔見知りが少なく、心細い思いをすることも多いでしょう。
しかし、同じ会社で働いている人たちと同じ場所に住むことで、効率的に絆を育むことができます。
会社の寮に入るデメリットは?
会社の寮は家賃が安い一方で、不便に感じやすい部分もあります。
まず、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりやすいことがデメリットとして挙げられるでしょう。
会社の寮には当然同じ会社で働く人が住んでおり、会社と同じメンバーと顔を合わせることになります。
近所で買い物をするときなども、知り合いと遭遇する可能性は高いです。
仕事とプライベートを明確に分けたい、休日は会社のことを考えたくないという人には社員寮が向かないかもしれません。
次に、好きなように部屋のインテリアを変えられないことも寮に住むデメリットの一つです。
備え付けの家具があれば便利ですが、人によっては自分の好きなものを使えないことでストレスに感じる場合があります。
壁紙を張り替えるなどして、社員寮でインテリアにこだわるのは難しいでしょう。
また、寮によっては門限などのルールが設けられている場合があります。
共有部分の掃除など、秩序を保つための奉仕活動が義務づけられていることもあるでしょう。
ルールに縛られたくない人は、入寮前に確かめておくことをおすすめします。
最後に、風呂やトイレが共同の寮もあるので注意が必要です。
風呂は一人でゆっくり入りたいなど、こだわりがある人は共同で使う部分があるかどうかを確認しておきましょう。
お風呂やトイレは共同?食堂は?
人によっては、お風呂やトイレが共同の寮は絶対に嫌だという人もいます。
潔癖症の人、同性でも裸を見られるのが嫌な人など、さまざまな人がいますので、ここだけは譲れないという条件については、面接の時に伝えておきましょう。
会社によっては、複数のタイプの寮を用意していることがあり、あらかじめ伝えておくことで、希望に合致した部屋を用意してくれるかもしれません。
あまりわがままを言い過ぎても面接に落ちる可能性が高まってしまいますが、仕事をする上で余計なストレスは溜めないほうがいいので、妥協したくない点についてはしっかりと主張をすることも大切です。
寮によっては、1階のロビーなどに食堂があって、社員割引で食事が食べられることもあります。
大手メーカーの工場では、工場の中にも食堂がついていることが多いので、朝と夜は寮の食堂で食事をして、昼は工場の食堂で食べるようにすれば、ほとんど買い物に行かなくてもよくなります。
肉体労働では、しっかりと栄養のあるものを食べて健康管理をすることが重要になるので、食費はあまり節約しないことがおすすめです。
食費を節約しすぎて病気になってしまったら、かえって損失になります。
寮の風呂はどのようなものなのか。
工場求人の寮はバラエティが豊富「食事付き寮編」
一般向けの賃貸マンション?それとも社員寮?
一般向けの賃貸マンションでは、当然ですが通常の家賃がかかってきます。
それどころか、敷金・礼金などの初期費用を会社が負担しているため、家賃に上乗せされている可能性もあります。
派遣で働く場合には、福利厚生はそれほど期待ができないので、通常の家賃がかかってくることは覚悟しておきましょう。
普通のマンション・アパートを部分的に借りているだけの場合には、一般人も住んでいるということに気を使って生活しなければなりません。
仕事中はもちろん、プライベートな時間でも会社の看板を背負っているのだということを自覚して、生活をしましょう。
会社が所有している社員寮の場合には、格安の家賃で住める可能性が高くなります。
また、会社が所有している社員寮なら、同じ会社で働いている人しか住んでいないので、社員同士の交流を深められるというメリットもあります。
現在では、「借上げ社宅」といって、会社が一般向けの賃貸マンションもしくはアパートを一棟まるごと、もしくは部分的に借り上げて、社宅としているケースが多いです。
転勤になったら転勤先でも寮に入れる?
工場の仕事では、転勤が多いです。
メーカーの工場では、年中同じ量の仕事があるわけではなく、時期によって生産量を増やしたり、逆に減らしたりしていますので、当然必要な人員も変わってきます。
とある工場で忙しい時期が終わったので、別の工場へ移るということもよくあります。
転勤になった場合、転勤先の工場でも寮を用意してあるというケースがほとんどになります。
しかし、転勤先でも同じ給料、同じ待遇で働けるとは限りません。
給料が落ちてしまうことや、寮費が高くなってしまうということもあります。
転勤を伝えられたら、即イエスの回答をするのではなく、よく条件を聞いて、十分に納得をしてから話を受けることが重要になります。
派遣の仕事の場合、派遣会社に所属していますので、勤務先の会社が変わったからといって転職にはなりません。
転職の回数が多い人は企業から嫌われるという意見もありますが、同じ派遣会社に所属しながらいろいろな会社で働けて、転職の回数は増えないということはプラスに考えましょう。
会社の費用で引越しもできるので、少ないコストで日常面での経験値も積むことができます。
いざ寮への引越し!寮生活では何が必要なの?
忘れずにチェック!寮を下見する際に注目したいポイントとは
恋人は呼べない?寮の規則について
寮の規則を守らないと、最悪のケースでは寮を追い出されてしまいます。
ルールを守らない人はどこへ行っても嫌われますので、平穏な寮生活を送りたいのであれば、寮の規則はしっかりと確認しておきましょう。
寮生活の中でトラブルになりやすいのが、恋人を呼んでしまったというケースです。
寮の規則で部外者を部屋に呼んだり、泊めたりすることを禁止されている場合、恋人を自分の部屋に連れ込むことができません。
彼女がいて、結婚を考えているという人も知っていますが、一緒に住むことは諦め、限られた時間で愛をはぐくむようにしています。
あるいは、どうしても同棲したいという人は、自分でお金を出して賃貸の部屋を契約しています。
だれもが規則を守って生活をしているのに、だれか1人でも規則を破り、恋人を部屋に連れ込んでしまった場合、大きな問題になることもあります。
最悪のケースでは、寮を追い出されるだけでなく、仕事も失うことになります。
「あいつがやっているなら俺もやろう」というように、1人でもルールを破ってしまうと、大きな問題になってしまう可能性があることを理解しておきましょう。
寮のルールを破った場合、どうなるの?
寮の部屋に彼女を連れてこれる?
会社の寮で快適に過ごすためのマナーとは?
会社の寮で快適に暮らし続けるためには、最低限のマナーを守らなくてはなりません。
社員寮に入るときは、同じスペースで暮らす社員と仲良く生活するためのポイントを知っておきましょう。
まず、挨拶を怠らないのが社会人としての基本マナーです。
寮や会社、近所のスーパーなどで社員に会ったときは、しっかりと挨拶をして好印象を与えましょう。
どんな場面でも自然に挨拶ができるように、日頃から習慣づけておくことをおすすめします。
次に、深夜の騒音に気を付けましょう。
夜が更けてからの大声での電話や大音量の音楽は、他の入居者の睡眠を妨げる恐れがあります。
トラブルに発展する場合もあるため、夜は静かに過ごすことを心がけてください。
また、自室の管理を徹底することも大切です。
少しの外出でも必ず鍵をかけ、長期間部屋を空けるときは隣室の住人などに声をかけておきましょう。
その他、共有スペースを使った後はきれいに掃除するといった気配りが求められます。
仕事を辞めた後のことも確認しておく
仕事を始める前から、退職後のことを考えるというのは、おかしな話に聞こえるかもしれません。
しかし、派遣社員や契約社員の場合、契約期間が終わったら失業をします。
契約が更新されることもよくありますが、いくらがんばって働いていても更新がない場合もあります。
契約期間中は正社員とほぼ同じ保障がありますが、契約期間が終わって契約を更新するかどうかは、お互いの意思で自由に決められることなので、会社の都合で契約更新がなかったとしたら、仕方がありません。
期間満了で失業をすることになった場合、どのくらい寮に住んでいられるのかは必ず確認をしておきましょう。
退職をした後も1ヶ月は住んでいられるのであれば、失業保険を受けながら、ゆっくりと次に住む部屋を探すことができるでしょう。
しかし、多くの場合、退職をしたらすみやかに寮を出なければならないことになっています。
1週間くらいは待ってもらえることも多いですが、次に入社してくる人のために、退職をした次の日には出て行って欲しいと言われることもあるようです。
実家に帰れる場合にはすぐに出て行くことも可能ですが、帰る場所がないので賃貸を契約しなければならない場合などには、仕事をしながら賃貸の部屋を探したり、しばらくはホテル暮らしをしたりすることも考えなければならなくなります。
面接の段階では聞きにくい?質問の内容を絞ろう
寮生活に対して不安を持つ人は多いですが、面接の段階では聞きにくいというのも確かです。
面接の時間は限られており、その時間の多くは自己PRをするために使わなければなりません。
質問をする時間も設けてくれることが多いですが、やはりその時間も限られており、仕事について聞きたいことも山ほどあるので、寮に関する質問は後回しになってしまうでしょう。
そこで、インターネットを利用して、体験談などを仕事の情報と一緒にリサーチしておき、自分で解決できる問題については、解決しておきましょう。
その上で、どうしても聞いておかなければならないというポイントについて、面接の時に質問をするようにします。
優先順位をあらかじめ決めておくということも重要です。
自分の中で絶対に譲れない部分と、我慢する部分を明確にしておいて、その基準で寮を選ぶようにすれば、後悔をせずにすみます。
疑問にお答えします!工場求人の寮生活
意外とよい面がいっぱい!失敗しない寮付き求人の探し方とは?
会社の寮を利用して出費を抑えよう!
会社の寮は賃貸住宅よりも家賃が安い場合が多く、支出の節約に役立ちます。
会社の寮をうまく利用すれば、生活の質を大きく向上させられるはずです。
ただし、寮によっては門限などのルールがあるので事前に確かめておきましょう。
ジョブコンプラスでは寮ありの求人も紹介しているので、自分に合ったところを探してみてはいかがでしょうか。
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