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工場勤務者らが入る「寮」の間取りや種類とは!?
- 投稿日:2016/11/29
- 更新日:2020/06/11
目次
仕事の求人を見ていると、よく「寮付き」という仕事があります。
これは工場勤務や新聞販売店、タクシーの運転手などの職種に多く見られます。
家賃も格安で勤務地からも近い寮は魅力的ですよね。
しかしいざ寮に住もうとなると、果たしてその実態はどうなのか気になります。
寮によってもワンルームだったり家族で住める場所もあったり。利用するための費用や設備や間取りについても気になるところです。
今日はそんな寮生活について詳しくご紹介します。
寮の種類はどのような種類があるのか
寮の多くはワンルームであり、一人暮らしを前提とした部屋が多いです。
建物は大きく分けて二つあり、「自社寮」と「借り上げ社員寮」があります。
自社寮は会社が保有している建物であり、家電や家具が予め設置してあるので初期費用をあまりかけることなくすぐに利用できます。
借り上げ社員寮は賃貸マンションなどを会社が借りて、そこを寮として利用するケースです。
設備が最初から整っていることもありますが、通常の賃貸マンションと同じなので若干家賃が高いケースもあります。
しかし自社寮よりプライバシーが守られる、自由が利くといったメリットもあります。
いずれにせよワンルームが中心ですが、仕事によってはカップルや家族で住めるように広い部屋を用意しているところもあります。
ワンルーム寮について
ワンルーム寮の部屋は大きく分けて二つあります。
一つは、お風呂とトイレが一緒になった3点式ユニットバス、キッチン、部屋という間取りのお部屋です。
もう一つはトイレや浴室等は共同になっている部屋です。
部屋にユニットバスが付いているワンルームのほうがやや寮費は高めであり、マンションなどの一室を借り上げているケースが多いでしょう。
ただ寮の費用は会社によって違い、基本的に無料というところから5万円程度の家賃がかかるところもあります。
キッチンがついている部屋は電子コンロで調理できることが多く、自炊も可能です。
多くの寮が男性と女性に分かれており、女性寮の方が男性寮よりキレイな物件が多いです。
集合寮について
集合寮とは住む部屋は基本的にワンルームなのですが、建物自体が大きくトイレやお風呂は共用して使う寮です。
会社側が持っている自社寮が多く、トイレやお風呂の他にも、玄関や食堂、洗面所や洗濯機などが共用使用となります。
この寮のメリットは寮の家賃や光熱費が無料のところが多いことです。
そのためお金を貯めたい、節約したいといった方にピッタリでしょう。
ワンルームの部屋があるのでプライベートは保たれつつも、食堂やお風呂は大きな共用スペースとなっているので他人とのコミュニケーションも取りやすいです。
また勤務地にも徒歩圏内で行ける場所が多く、通勤も楽なことが挙げられます。
即入寮可の寮について
求人の中には「即入寮可」と書かれてあるものもあります。
これは仕事の面接を終え、採用が決まり寮に入れる手続きを終えた時点で入寮できるという意味です。
面接をした日にすぐに寮で暮らせるという訳ではなく、寮に入る手続きに数日を要する場合もあります。
多くの即入寮の場合、部屋に空きが出ている状態であり、冷蔵庫やエアコンと言った設備も整っている部屋が多いです。
そのため手持ちのお金が少ない、すぐに引っ越しをしたいといった方にはおススメできる条件です。
しかも寮費が無料や格安の場合が多く、寮によっては社員寮かマンションタイプか選べる場合もあります。
格安寮・寮費無料の寮について
寮の中には寮費が無料あるいは格安で利用できるものもあります。
こうした仕事は多くの人手が必要なので人員を確保するために用意していたり、給与的に高くはないが生活費がかからないといったことをアピールしたりしています。
また何かと夜間勤務が多いタクシー運転手や看護師などは、寮に住んでもらえればいざと言うときに出勤を要請することができます。
格安の寮費にして入寮してもらうことで、会社側もすぐに仕事に対応してもらえるメリットがあるのです。
ただ寮費が無料の多くの場合は集合寮であり、風呂やトイレなどは共同の寮が多いでしょう。
また土地の安い地方都市が多く、建物も比較的古いものが多いです。
それでも通常の部屋を借りることとは違い、引っ越しの際に敷金や礼金がかかることはありません。
また冷蔵庫やテレビ、クローゼットや布団なども予め用意されていることが多く、時間もお金も節約できるメリットがあります。
カップル寮・家族寮について
寮は基本的にワンルームの部屋が多いのですが、中にはカップルで住めたり家族でも入れたりするような広めの部屋もあります。
間取りは2LDKや2DKが多く、2,3人で住むにはちょうど良い大きさです。家族4人以上で住むとなると会社が持っている社宅を紹介され、会社から家賃補助を受けられることもあります。
この場合通常の賃貸物件に入居するよりも、収入の面で大きなメリットといえるでしょう。
カップル寮・家族寮は集合寮ではなく、賃貸マンションなどを会社が借りて、そこを寮として利用することが多いでしょう。
寮費としては格安や無料ということは少なく、月に2~5万円程度の寮費がかかることがあります。
しかし通常のマンション一室を借りている感覚であり、集合寮に比べるとお風呂やトイレも完備されプライベートが保たれているため住みやすいです。
食事付き寮について
食事つきの寮は集合寮が中心であり、食堂において調理された料理が提供され、それを格安で利用できることが多いでしょう。
ワンルームでキッチンが完備されている寮でも、家族のいない単身者の場合は自炊をしないでレトルト食品などを温めて食べる方も多いのが実情です。
その点食事つき寮は栄養バランスが取れ、しかも格安で利用できるところが多いため、健康管理と食費の節約をすることができます。
独身寮に限らず、最近では単身赴任をされている人の寮でも多く見られます。
またホテルや旅館などのリゾートスタッフなどの住み込みで働く場合、三食とも無料で食事が付くこともあります。
また食事がついていない集合寮でも、食堂に自動販売機があり、飲み物やお菓子、お酒などを購入できることが多いでしょう。
寮の間取りについて
多くの寮の間取りは、1ルームもしくは、1Kの部屋になります。
広さはあまりなく、集合寮の場合は4畳半程度が多いでしょう。古い寮で無料といった場合、大きな部屋を簡易的な壁で仕切ってワンルームの部屋にしていることもあります。
ただし新しい寮でマンションを借り上げたタイプの間取りは、通常のワンルームマンションのようにユニットバスやキッチンがついた間取りもあります。
寮によって部屋の種類はまちまちなので、自分の希望する部屋があるならば予め調べておいた方が良いでしょう。
また家族やカップルで入居できる量の場合、間取りは2DKが多いです。二人部屋でも部屋が仕切られていることが多いので、個々のプライベートは保たれるようです。
まとめ
寮は会社によって種類もさまざまです。
基本的に寮費が無料あるいは格安で利用できるところは集合寮が多く、お風呂やトイレ、洗濯機などを共同で利用することが多いでしょう。
しかし通常のマンション一室を借りるような寮もあり、寮費はかかるものの設備が充実しており、プライベートを保ちながら快適に過ごすことができます。
また寮の良いところは、多くの場合働く勤務地からほど近く、通勤の手間がかからないことです。
通勤に時間が掛からない分作業も集中できますし、仕事が終わった後はプライベートな時間を多く過ごすことができます。
さらに寮の多くは引っ越しの際に必要となる家具や家電が用意されており、余計な出費がかかりません。
敷金礼金と言った費用もなく、家賃も通常の賃貸物件に比べるととても安いのが特徴です。
できるだけ出費を抑えたい、はやくお金を貯めたいという方には寮生活はピッタリです。
どのような寮を借りるかはあなた次第、住む場所も仕事もしっかり完備された寮付きのお仕事に、興味がある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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