勘違いをしていませんか?4t・8t・10tトラックの違いとそれぞれに必要な免許

10月14日更新

勘違いをしていませんか?4t・8t・10tトラックの違いとそれぞれに必要な免許

  • 投稿日:2017/07/29
  • 更新日:2021/11/03

目次

    こんにちは。ドライバー求人サイト「ジョブコンプラスD」の編集部です。

    トラックのドライバーは免許さえ取得していれば未経験でも就職が可能であり、しかも、仕事中は人間関係にわずらわされないというメリットもあります。

    車の運転が好きな人なら興味を持つ人も多いでしょう。

    しかし、問題は免許の種類です。

    どの免許を取得すれば、どの大きさのトラックを運転できるのかについては、少し分かりづらい面があります。

    そこで、4t、8t、10tにわけ、それぞれの特徴や運転するために必要な免許について説明をしていきます。
      
      

    4tトラックの特徴と運転に必要な免許

    4tトラックとは別名中型トラックとも呼ばれ、最大搭載量5t未満で車両総重量8t未満のものを指します。
      
    さまざまなサイズのトラックの中でも最も人気が高いのがこの4tトラックです。
      
    それなりに多くの荷物を運べて町中でも走りやすいという汎用性の高さが人気の理由で、運送業者の他にも土建業界や食品業界など、さまざまな分野で使用されています。
      
    運転するのに必要な免許ですが、2007年6月1日までに普通自動車免許を取得した人であれば誰でも運転が可能です。
      
    一方、普通自動車免許を2007年6月2日以降に取得した場合は、それだけでは4tトラックの運転はできません。
      
    その他に、中型普通免許を取得しなければならないので注意が必要です。普通自動車免許しか持っていない人は運転免許を取得した時期を確認してみましょう。
      
      
    関連記事:中型4トントラックの運転手の特徴とは
      
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    10tトラックの特徴と運転に必要な免許

    中型の4tトラックに対し、大型トラックとも呼ばれているのが10tトラックです。
      
    10tトラック自体には明確な定義はないのですが、一般的には最大搭載量がおおよそ10t前後のトラックを指します。
      
    主に遠距離に荷物を運ぶための車両であり、年間の走行距離が一般的な乗用車の10倍を超えるケースも珍しくありません。
      
    長時間運転をし続けるため、ドライバーにとっては体力的につらい部分もあります。
      
    しかし、その一方で、給料面では恵まれており、月給50万円を超える人もいるほどです。
      
    また、10tトラックを運転するには大型免許の取得が必須です。
      
    ちなみに、荷物の運搬ではなく、ダンプカーやクレーン車などといった特別な目的に使用する大型車両を運転するには大型特殊免許が必要となります。
      
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    8tトラックの特徴と運転に必要な免許

    中型トラックと呼ばれる4tトラックや大型の10tトラックに対して微妙なポジションに位置するのが8tトラックです。
      
    このトラックの見た目は4tトラックと大した違いはありません。
      
    しかし、4tトラックの最大搭載量が5t前後なのに対して8tトラックは最大搭載量が8t前後という違いがあります。
      
    このように、中型トラックのような外観でより多くの荷物を運べるトラックを増トン車と言い、搭載量が大きい割に価格が安いというメリットがあります。
      
    ただ、気をつけなければいけないのが免許です。
      
    8tトラックは見た目は中型トラックに近くても中型免許では運転できません。
      
    また、2007年6月1日以前に取得した普通免許には、「中型車は中型車8tに限る」という記載があります。
      
    そのため、旧普通免許を持っていれば8tトラックに乗れるのではないかと思うかもしれませんが、そこに記載されている8tとは搭載量ではなく、車両総重量のことです。
      
    したがって、8tトラックを運転するにはやはり大型免許が必要となります。くれぐれも勘違いをしないようにしてください。

      
      

    中型免許と大型免許の取得方法

    最後に、4t・8t・10tのトラックを運転するために、それぞれ必要な免許の取得方法について説明します。
      
    まず、大前提としてどのトラックに乗るにも普通自動車免許の取得は必須となります。
      
    普通自動車免許がなければ、目的の免許の受験資格自体が得られないからです。
      
    そして、普通自動車免許取得から2年が経過すると、4tトラックの運転に必要な中型自動車免許の受験が可能になります。
      
    同じように、普通自動車免許取得から3年以上たつと、今度は8t及び10tトラックの運転に必要な大型自動車免許の試験が受けられるようになります。
      
    ちなみに、免許取得に必要な費用は、順調にいって中型自動車免許で15万円~20万円ほど、大型自動車免許で35万円~40万円ほどかかることが多いようです。
      
    ただし、中型自動車免許をクリアした後に大型自動車免許にチャレンジする場合は20万円前後での取得が可能になります。
      
    ドラックドライバーを目指す際は、必要な免許やそれぞれの取得方法の違いについてしっかり確認をしておきましょう。
      
      
    中型・大型免許を取得をすると、乗務できる車の種類はさらに多くなります。
      
    そのため、仕事の幅が広がり様々な経験を積むことができるため、ドライバー仕事がより楽しくなっていくことでしょう。
      
    さらに、業務範囲が広がれば今よりも給料も上がり、より良い待遇を受けられます。
      
    保有している免許によって仕事内容や給与がどのくらい変わるのかは、
    現在募集されている求人情報を見てみるとよりイメージがしやすくなります。
      
    中には、仕事をしながら会社独自の免許取得支援制度を受けられる職場もあるため、
    経済的な負担もなくキャリアアップができるチャンスが得られることも。
      
    どんな求人があるのか実際に仕事探しをしてみて、気になるところがあれば応募をしてみましょう。
      
      
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