取得に要する費用や期間は?中型自動車免許に関する疑問をまとめて解説

取得に要する費用や期間は?中型自動車免許に関する疑問をまとめて解説

  • 投稿日:2019/10/07
  • 更新日:2019/10/08

目次

    中型トラックドライバーとして働くために中型自動車免許の取得を検討している人は少なくないのではないでしょうか。
    しかし、実際に目指そうとすると、「試験は難しくないのか?」「中型トラックドライバーとして転職すれば十分に稼げるようになるのか?」などといった具合に、不安に感じることも多いはずです。
      
    そこで、中型自動車免許の取得とそれに伴うドライバーの仕事について詳しい解説をしていきます。
      

    中型トラックドライバーの年収や仕事内容は?他のトラックドライバーとの比較

    トラックドライバーと一言でいっても、その年収はトラックの種類や仕事の内容などによって変わってきます。
      
    たとえば、大型トラックドライバーなら平均年収は450〜650万円といったところです。
      
    また、日本を縦断するような長距離トラックドライバーになると、平均年収は400〜750万円程度となり、より高い額を目指せるようになります。
      
    それらに対して、中距離トラックドライバーは450〜550万円程度です。
      
    ちなみに、トラックドライバー全体の平均年収は、普通・小型貨物自動車のドライバーも含めておよそ400万円前後です。
      
      
    こうしてみると、中型トラックドライバーの年収は大型や長距離に比べると低めですが、一方で、中型トラックならではのメリットも存在します。
      
    まず、泊りがけでトラックを運転することがなく、基本的にその日のうちに帰宅できるという点です。
      
    長距離トラックドライバーはもちろん、大型トラックドライバーの場合でも長距離の仕事を請け負うことが多いのに対して、中型トラックドライバーの場合は県内または近隣の県を中心に荷物を運ぶことになります。
      
    そのため、1日で十分戻ってこられるというわけです。
      
    それに、中型トラックドライバーの大半が週休2日制です。
      
    これも仕事時間が不規則でまとまった休みがとりにくい他のトラックドライバーにはないメリットだといえます。
      
    関連記事:「給料や平均年収は?運転手から中型トラックドライバーへの転職は」
      

    普通免許で4トントラックは運転できる?中型自動車免許で運転できる車の種類と普通免許との違い

    現在、車の免許は特殊なものを除けば、大きく4つに分かれています。
      
    普通、準中型、中型、大型の4種類です。
      
    つまり、中型自動車免許は大型に次いで2番目に大きな車を動かせる免許ということになります。
      
    具体的な大きさをいうと、車両総重量が11トン未満で最大積載量6.5トン未満、乗車定員29人以下の車を運転できるわけです。
      
    中型という名称からくるイメージとは異なり、実際はかなり大きな車を動かせるということになります。
      
    その中でも、中型自動車免許を取得したドライバーが仕事で主に乗っているのが4トントラックと呼ばれているものです。
      
      
    逆にいうと、4トントラックに乗って仕事をするためには中型自動車免許の取得が必須となるわけですが、これには例外があります。
      
    2007年6月1日までに普通免許を取得していれば、当時の基準に照らし合わせて「8トン限定中型免許」の資格が付随されます。
      
    つまり、普通免許でも中型トラックの運転が可能となるのです。
      
    一方、2007年6月2日〜2017年3月11日に普通免許を取得した人は中型自動車免許取得なしでは4トントラックを運転することはできません。
      
    以上のように、同じ普通免許であっても取得したタイミングによって運転できる車の種類に違いがある点は覚えておきましょう。
      
    関連記事:「中型4トントラックの運転手の特徴とは」
      

    準中型免許と限定解除とは?その意味と中型自動車免許との関係

    準中型免許は2017年3月12日の道路交通法改正に伴って新設されました。
      
    正式名称を「準中型自動車第一種運転免許」といい、これを取得することで車両総重量7.5トン未満で最大積載量4.5トン未満、乗車定員10人以下の車を運転することができます。
      
    そもそも、なぜ準中型免許が新設されたのかというと、ドライバー不足解消のためです。
      
    流通業界は慢性的な人手不足に悩まされており、特に、流通の中核をなす2〜3トントラックのドライバー不足は深刻です。
      
    その対策として、20歳以上しか取得できない中型自動車免許の基準を引き下げて10代の人材を活用するという手もありますが、それでは未熟なドライバーが増えて事故が多発するおそれがあります。
      
    そこで、中型自動車免許とは別に準中型免許を新設したというわけです。
      
      
    一方で、中型自動車免許は2007年6月2日の道路交通法改正に伴って作られた免許です。
      
    したがって、それ以前に普通自動車免許を取得していた人は中型自動車免許なしで、中型トラックに乗ることができます。
      
    ただし、中型自動車免許取得者と完全に同じというわけではなく、「8トン限定中型免許」という名目で、運転できるのは「総重量8トン未満」「最大積載量5トン未満」までという制限がかかります。
      
    「総重量11トン未満」「最大積載量6.5トン未満」のトラックに乗れる中型自動車免許と比べると大きな差です。
      
    その差を埋めるには試験に合格し、制限を外してもらう必要があります。
      
    これを中型8トン限定免許の限定解除といいます。
      
    関連記事:「ドライバーの仕事に活かせる準中型免許!その概要と注意点」
      
    関連記事:「中型自動車免許を限定解除する方法って?」
      

    合格率は90%以上!中型自動車免許試験の内容と難易度

    中型自動車免許を取得する方法は基本的に普通自動車免許と同じです。
      
    教習所に通って実技試験に合格し、そのうえで、運転免許試験会場で筆記試験を受けるという流れになります。
      
    実技試験では助手席に教官を乗せた状態で路上を走るわけですが、試験は100点からスタートし、ミスがあればその分点数を差し引く、減点方式が採用されています。
      
    そして、合格基準は70点です。
      
    もし、途中で70点を割るとその時点で試験は中止となります。
      
      
    一方、筆記試験は1問1点の文章問題90問と1問2点の危険予測問題5問の計100点満点となっており、合格基準は90点です。
      
    試験時間は50分で回答方式はマークシートとなっています。
      
    ちなみに、危険予測問題とは車や道路が描かれたイラストを見て予測される危険を答えるというものです。
      
    なお、中型自動車免許の合格率は90%を超えているといわれています。
      
    したがって、しっかりと準備さえしていれば、難易度はそれほど高くないはずです。
      
    他にも、教習所に通わずに直接試験を受けにいく一発免許といわれる方法もありますが、この場合は合格率がかなり低くなってしまいます。
      
    関連記事:「ドライバーとして働くなら中型免許は必須!試験内容や難易度、合格率について知っておこう」
      

    条件によって変わってくる!中型自動車免許取得のための費用

    中型自動車免許を取得するのに費用がどの程度必要かは一概にはいえません。
      
    なぜなら、条件によってその金額が変わっていくからです。
      
    たとえば、中型一種免許の試験を受ける場合は中型8トン限定免許、準中型免許、準中型5トン限定免許、普通自動車免許のいずれかをあらかじめ取得しておく必要があります。
      
    そして、どの免許を所持しているかによって料金は変わってくるのです。
      
    ちなみに、その金額は所持している免許で運転できる車が大きいほど安くなる傾向があります。
      
      
    また、教習所に通う方法が通学か合宿か、あるいはどの地域の教習所なのかによっても必要な費用は変わってきます。
      
    一応の目安として一例を挙げると、中型8トン限定免許を所持している人が中型一種免許の資格を取得した場合、要した費用は平均で合宿なら14万円前後、通学なら17万円前後といったところです。
      
    なお、教習所に通わずに一発免許でそのまま合格した場合は4万円程度に抑えることも可能です。
      
    関連記事:「中型自動車免許を取りたい!その料金・費用の相場を知ろう!」
      

    自宅通いか合宿かによっても異なる!免許取得までの期間

    中型自動車免許の取得にどの程度の期間が必要かは取得方法によって異なってきます。
      
    まず、自宅から教習所に通った場合ですが、マニュアル車の普通自動車免許所持者なら最短で8日です。
      
    また、5トン限定準中型免許所持者なら最短で5日、8トン限定中型免許所持者の場合は最短で2日といったところです。
      
    ただし、実際は教習所が混んでいて思うように予約がとれない場合もあり、そうなるとそれだけ日数も多くかかってしまいます。
      
      
    一方で、合宿で免許を取得する場合は、普通自動車免許所持者で9泊10日というスケジュールを組んでいるところが大半です。
      
    他にも、5トン限定準中型自動車免許所持者なら7泊8日、8トン限定中型自動車免許所持者なら3泊4日というのが一応の目安となります。
      
    一見、自宅通いよりも時間がかかるように思えますが、予約が埋まっていて教習を受けられないといったことがなく、スムーズにカリキュラムをこなしていけるのが大きなメリットです。
      
    関連記事:「中型自動車免許の取得までの期間を把握しよう」
      

    自分に合った方法で免許を取ろう!

    中型自動車免許を取得すれば、トラックドライバーとしての仕事の幅が広がり、多くのメリットを得ることができます。
      
    ただ、取得のための費用や期間は、現在所有している免許が何か、また、どのような手段で中型自動車免許を取得するのかによっても変わってきます。
      
    まずはこの記事などを参考にしながら、中型自動車免許の仕組みについて学び、自分に合った免許の取得方法を選択しましょう。
      

      
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