こんにちは。ドライバー求人サイト「ジョブコンプラスD」の編集部です。
プロのドライバーであれば、持っておきたい免許の1つが中型自動車免許です。
中型自動車免許は、車両の総重量が11トン未満・最大積載量が6.5トン未満・乗車の定員が30人未満である車を運転することができる免許です。
それでは、その免許を取得するためにはどれくらいの費用が必要でしょうか。
ここでは、中型自動車免許の取得にかかる料金や費用の相場について説明していきます。
中型免許には2つの種類がある
中型免許は一般的に、自動車のものとバイクのものの2種類に分けられます。
中型自動車免許の取得費用などについて知る前に、両者の違いを理解しておくとよいでしょう。
自動車の中型免許は、総重量8トン以上11トン未満の車両を運転する場合に必要な免許です。
11トン以上の車両を運転するためには大型免許を取得する必要があります。
2007年以前は普通免許と大型免許の2種類のみでしたが、法改正によって新たに中型免許という区分が生まれました。
また、2017年には新たに準中型免許という区分が設けられ、それまでに普通免許を取得していた人は、5トン限定準中型免許の所持者という扱いになりました。
このように、法改正の結果として複数の限定中型免許が存在しています。
バイクの中型免許とは、いわゆる「普通自動二輪車免許」のことです。
バイク免許には4つの種類がありますが、普通自動二輪車免許が小型と大型の中間に位置し、運転できるのが排気量400cc未満の中型バイクであることから、中型免許とも呼ばれています。
取得している免許によって、取得費用が変わる
中型免許を取得する際に教習所での教習を受ける場合、その時点で所持している免許によって料金が変わります。
中型一種免許では、中型8t限定免許・準中型免許・準中型5t限定免許・普通自動車免許の4種類の免許ごとに取得する際の費用が違います。
中型8t限定免許とは、2007年6月2日に中型免許が施行される前に普通自動車免許を取得していた場合に適用される免許です。
また、準中型5t限定免許は、中型免許の施行から準中型免許施行前までに普通自動車免許を取得している場合に適用されます。
ここでの普通自動車免許は、2017年3月12日以降に取得した普通自動車免許のことです。
中型二種免許の場合には、大型免許・中型免許、準中型免許、準中型5t限定免許・普通車MTなどによって料金は変わってきます。
いずれの場合にも、所持している免許で運転できる車のサイズが大きいほど、費用は安くなる傾向があります。
中型免許の取得条件を知ろう
取得の方法は1つではない!
中型免許を取得する方法は複数あります。
まずは、教習所に入校して講習を受けて取得する方法です。
教習所では、通学して取得する場合と合宿によって取得する場合があります。
中型免許の取得条件が20歳以上であり、仕事の合間に取得を目指す人も多いでしょう。
そのため、通学によっての取得をまずは検討するケースが多く見られます。
しかし、就職期間中やまとまった休みなどを利用して合宿で免許を取得することができれば、取得にかかる期間は短く済ませることも可能です。
いったん仕事から離れた環境で集中して取り組む合宿も、免許取得には有効な手段といえるでしょう。
次に、試験場に出かけての一発試験という取得方法もあります。
一発試験を受けるためには、まず仮免技能試験に合格してから、5日以上・10時間以上の路上練習を行ったうえで本免技能試験に挑みます。
もしも一回の試験で取得できれば、費用も安く抑えられるうえに、取得時間の短縮にもつながり、お手軽なものです。
しかし、2015年の一発試験での合格者は約40%です。
2回目や3回目の受験者も含まれた数字であることから、一回で合格することは通常であれば至難の業といえるでしょう。
取得方法によって相場が異なる
中型免許の取得にかかる料金は、その方法によって相場が異なります。
中型一種免許の場合、中型8t限定免許を所持している場合の平均で、合宿では14万円前後、通学では17万円前後、一発試験では4万円前後です。
ただし、一発試験は一回で合格した場合の数字であり、もしも不合格が続いた場合に費用が余計にかかるリスクも多くあります。
所持している免許の種類のほかにも、それぞれの教習所ごとにプランがあり、料金もそれに応じて変わります。
また、地域差もあるため、居住地域の相場もチェックしておくと良いでしょう。
中型免許取得にかかる期間を知ろう
中型免許取得にかかる期間は、取得方法や持っている免許の種類などによって異なります。
教習所に通って中型免許の取得を目指す場合、免許取得までに3~8週間ほどかかるのが一般的です。
準中型免許や5トン限定中型免許などを持っている場合は、普通車免許のみしか持っていない場合に比べて取得にかかる期間は短くなるでしょう。
ただし、教習所に通う際は事前に予約をしていかなければなりません。
混雑状況などによっては、想定以上の期間がかかる可能性もあることを考慮しておきましょう。
合宿で中型免許を取る場合、準中型免許や5トン限定中型免許を持っていれば取得期間は最短6日です。
一方、普通車免許しかない場合は合宿でも最短13日かかるので注意が必要です。
中型免許取得を通学で目指すときの注意点
中型免許は教習所に通いながら取得することもできますが、いくつかの注意点があります。
まず、時期や時間帯、曜日などによって教習の予約がとりづらいことが挙げられるでしょう。
教習所が学生でにぎわう1~3月や8~9月は、好きなタイミングで予約を取るのが難しくなります。
また、通学で中型免許の取得を目指す人は社会人が多く、希望する時間帯や曜日が被りやすいです。
夕方以降の時間帯や土日祝日はなかなか予約を取れない恐れがあります。
そして、教習所で用意している教習車両の台数がそもそも少ないということも注意点の一つです。
中型免許は受講者が少ないため、教習車両を2~3台しか用意していない教習所がほとんどです。
なるべく早く免許を取得したいなら、合宿を選ぶのが無難だといえるでしょう。
中型免許取得の費用を節約できる補助金がある
場合によっては、補助金を利用して中型免許取得の費用を節約できる可能性があります。
どのような補助金が受給できるのか、事前に確かめておくとよいでしょう。
中型免許取得時に利用できる補助金制度として、まず教育訓練給付金が挙げられます。
教育訓練給付金とは、厚生労働大臣指定の教習について、費用の一部を補助してもらえる制度のことです。
雇用保険の被保険者期間が3年を超えている人が対象となっていますが、制度の利用が初めてであれば通算1年以上でも受けられます。
教習所に通う場合も合宿に参加する場合も利用でき、受給される金額は支払った費用の20%です。
中型免許取得の負担を軽減できるため、積極的に活用するとよいでしょう。
ただし、個人事業主や公務員などの雇用保険に加入していない人は給付対象に含まれないので注意が必要です。
次に、運送会社などの法人はキャリア形成促進助成金が利用できます。
キャリア形成促進助成金とは、普通車免許を持っている社員が中型免許などを取得するにあたって、教習期間の賃金や教習費用の一部が助成される制度のことです。
うまく活用すれば社員1人当たり16万円近くの助成が受けられますが、訓練時間数が20時間を超えることが給付条件の一つとなるので注意しましょう。
中型免許で運転できるトラックの種類とは
中型免許を取得すればさまざまな種類のトラックを運転できるようになり、仕事の幅を大きく広げられます。
中型免許で運転できる代表的なトラックの種類としては、平ボディやバン、クレーン、ダンプ、冷蔵冷凍車などが挙げられるでしょう。
平ボディは最も一般的なタイプで、荷台に屋根がなく平たい形状をしています。
荷台の側面と後部があおりと呼ばれるパーツで覆われており、積んだ荷が落ちないようになっています。
中型免許の教習でも主にこのタイプのトラックが使われるでしょう。
バンは荷台が箱型になって上下左右を覆われているタイプのトラックです。
引っ越し業者や運送業者など、多くの仕事でバンが活用されています。
クレーンは名前のとおり、荷台と運転席のあいだにクレーンが設置されたタイプのトラックです。
クレーンは土木業や建設業、ピアノの運搬といった分野で活躍しています。
その他、ダンプは荷台を傾けて積載物を落下させられるタイプで、冷蔵冷凍車は生鮮食品や精密機械などの輸送に利用されています。
中型免許取得の費用について知っておこう
中型免許の取得には、相応の時間と費用が必要です。
教習所・合宿免許・一発試験のそれぞれの特徴と相場を確認したうえで、自身に合ったプランを選択することが大切です。
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