かつては三菱重工業として産業界を支えてきた自動車製造部門を担っていたのが三菱自動車です。三菱重工業から自動車を製造することに特化した企業として独立後、国内はもちろん海外にも拠点を広げてきました。
従来のガソリン車はもちろん、プラグインハイブリッドカーや電気自動車まで、三菱自動車では時代のニーズとともに、自動車の開発と製造を続けています。
そんな三菱自動車の特徴と、各グループ企業に関する製造事業内容の違いついて詳しく説明しましょう。
三菱自動車グループの特徴や理念とは?
三菱自動車グループが経営を行う上で大切にしてきた理念を4代目の社長が「三綱領」として1930年代にまとめました。
そのひとつが「所期奉公」です。
豊かな社会を築くことはもちろん、地球環境を維持させることまで、自動車産業を通して社会に貢献するという姿勢で事業を行っています。
また、「処事光明」という理念も掲げ、事業活動の透明性や公開性を大切にし、フェアプレーに徹して事業を展開することを大切にしています。
さらに、日本国内のみならず、グローバルな視野や宇宙まで見据えた視野で事業を進めていくという「立業貿易」という理念も3つの柱のひとつです。
三菱自動車グループでは、長く理念として受け継いできた「三綱領」を踏まえ、2018年4月にはあらたな時代に添う「ビジョン・ミッション」という企業活動の基本となる姿勢を制定しました。
活力のある社会づくりのためにモビリティの可能性を追求するというのがビジョンです。
そして、「所期奉公」の理念を受け継ぎ、持続可能な社会の発展に貢献しながら製品やサービスの提供に努めるというミッションを示しています。
また、誠実な活動で企業として信頼されるよう、「処事光明」の理念を忘れない姿勢も引き継がれているのです。
さらに、企業活動を行ううえでかかわるグループ企業などとも連携しながら高い価値を提供するという、「立業貿易」の観点も具体化しています。
三菱自動車が展開するグループ企業一覧
・パジェロ製造株式会社
〒505-8505 岐阜県坂祝町酒倉2079番地
パジェロ製造株式会社は、特に三菱自動車が製造している車種の中でもパジェロに特化した工場です。
ただし、パジェロのほかにもアウトランダーやデリカD:5についても受注製造しています。
・三菱自動車ロジテクノ株式会社
〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延6丁目32番1号
三菱自動車で製造された自動車の、販売会社への輸送および保管を担っています。
また、全国の自動車部品メーカーから集荷を行い、三菱自動車及び三菱ふそうトラックバスの各生産工場への輸送も行っています。
・三菱自動車エンジニアリング株式会社
〒444-8501 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地
三菱自動車で製造する自動車の開発、設計及び実験を担っています。
Mitsubishi Automotive Engineeringとなるので、「MAE」と略されることもあります。
・水菱プラスチック株式会社
〒710-0262 岡山県倉敷市船穂町水江1424
自動車の内外装プラスチック部品を中心にした、プラスチック専門メーカーになります。
乗用車・軽自動車・電気自動車・トラックなどのプラスチック部品の設計・開発・生産を行っています。
ほかにも、開発・デザイン拠点としては港区に東京都東京デザインスタジオ、愛知県岡崎市に技術センターとEV技術センターがあります。
また、京都府京都市に京都研究所と北海道河東郡音更町に十勝研究所を有しています。
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