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期間工の仕事に年齢制限はあるの?40代・50代でも働ける?
- 投稿日:2016/10/14
- 更新日:2020/02/14
目次
期間工の仕事は、時給が1,100円~1,500円程度と高めになっており、さらに大手メーカーの福利厚生を受けられるので、年齢に関わらず魅力を感じられる仕事です。しかし、40代以降は不採用という噂もありますので、30代後半以降の人は、応募をためらわれるかもしれません。
この記事では、採用される可能性が下がると言われている30代後半以降の人が期間工の仕事に応募する場合に、気になる年齢制限について紹介をします。
年齢制限を行う場合は法律に違反している?
雇用対策法が改正され、平成19年10月から求人で年齢制限を行うことが禁止されました。求人における募集だけでなく、採用においても、年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないとされています。若年者の長期勤続によるキャリア形成を目的としている場合など、一部の例外もあります。
たとえば「40歳以下の方を募集」というような記載は認められません。「工場内作業、重い荷物を持つ作業であり、持久力と筋力が必要である」というように、業務内容と求められる能力を記載しなければなりません。20歳の人であろうと40歳の人であろうと、同じ能力を持つならば差別をしてはいけないということです。この趣旨からすると、40代の人であっても、期間工の仕事をこなせるだけの体力や腕力があるのならば、差別されることはなく、同様に仕事の機会を与えられるということになります。
期間工の仕事は3ヶ月もしくは6ケ月の短期契約であり、長期的に若者を育て上げるという目的で採用しているわけではないので、40代の人でも年齢だけを理由に諦める必要はありません。
期間工の仕事は40代の人にとってはハードな仕事?Q
期間工の仕事は「きつい」というイメージを持っている人が多いようです。しかし、実際に働いた人のブログや体験談などを見ていると、それほど「きつい」わけでもないことがわかります。
なかには、コンビニバイトのほうがきついという意見さえあります。工場の仕事は、ある程度のコミュニケーションは必要になるものの、接客業などに比べると、人と接する機会は少なく、対人関係によるストレスも溜まりにくいのです。
人によって向き不向きはありますが、体力に自信があり、対人関係が苦手で、メーカーのホワイトな職場で働きたいという人には向いていると考えられます。期間工の仕事内容としては、工場でのライン作業が主なものになります。
20キロくらいのタイヤを自動車の車体に取り付けていく作業などもあります。20キロのタイヤを持てないという男性はほとんどいないと思われますが、1日8時間労働であるとして、数分おきにひたすら20キロのタイヤを持ち上げて車体に取り付けるというのは、やってみるとなかなか大変です。
腕力があることも重要ですが、最後まで腕力をもたせられるだけの体力・持久力も必要になります。一方、期間工の仕事には、さまざまな仕事があります。同じライン作業でも、重いものを持つ工程や、重いものは持たないがスピードを要求される工程、ネジ締めなどの手先の器用さを求められる工程など、さまざまです。
ライン作業以外でも、車にペンキを塗る仕事などもあります。40代以降の人は、比較的身体への負担が少ない工程に配属されるという噂もあります。採用されると、適材適所で年配の人は若干楽な職場に配属されたり、気配りをしてもらえたりということもあるようです。
年齢制限がないということは良いことばかりでもない?
年齢制限がないということは、メリットでもありますが、デメリットとなることもあります。
とあるメーカーの期間工で働いている人の体験談を見ていると、現場で働いている人は20代~30代の人ばかりで、40代以降の期間工とは1人も出会わない、40代以降で現場勤務をしているのは正社員の人だけという内容のものがあります。
メーカーによっては、40代以降の人は基本的に採用しないというスタンスをとっているところもあるようです。そのような場合でも、法律によって年齢制限が禁止されているため、求人には「3ヶ月勤務可能な満18歳以上の方」などとしか書かれていなかったりします。はっきりと「35歳まで」と書かれていれば諦めがつき、無駄な応募をして時間をつぶすことがないと感じることもあるかもしれません。
また、年齢によって差別をされないということは、裏を返せば年配の人だからといって仕事において特別扱いはされず、若者と同様に扱われてしまうということです。若者と同じような「きつい」仕事を与えられても、しっかりと仕事をこなすという熱意がなければ、採用されることは難しいでしょう。
30代以降の人が期間工で採用されるためのコツ
人間の体力の上限は、10代後半から20代前半くらいがピークであると一般的には言われています。
しかし、オリンピックで金メダルを狙うわけでもなく、多くの人がやっているのと同じように仕事をこなせばよいだけなので、30代、40代の人でも期間工の仕事はできます。20代の若くて体力がある人でも、言葉遣いが悪かったり、勤務態度が悪かったりすると、嫌われる傾向があります。
30代、40代の人は、社会人経験が豊富で、一般的に社会人としての常識やマナーがしっかりと身についているということがセールスポイントになります。時には、若くて体力がある20代の若者よりも、40代で社会人マナーがしっかりと身についていることが期待される人材が求められることもあります。現場で働く人の意見によると、年齢に関わりなくやる気と熱意、人柄が重要になるようです。
高齢になるほど、健康に異常が出てくる可能性は高まります。40代以降の人は、健康診断がハードルになるかもしれません。腰痛などの持病があると採用されにくくなります。しかし、面接の時には正直に持病のことも申告するようにしましょう。仕事を始めた後で腰痛が悪化してしまったら、「なぜ採用の時に言わなかったのか」と責められることになり、結果的に信用を失うことになりかねません。
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