どんな仕事でも就職するときは、職場の人間関係が気になるもの。それは警備員の世界でも例外ではありません。
警備員には社会に出たばかりの若い人もいれば、ほかの職場で経験を重ねた中高年の人もいます。
そんな幅広い年齢層が働く職場で、癖のある人と現場が一緒になるのは気が重いと考えるのは当然かもしれません。
そこで今回は、気になる警備業界の人間関係や、警備員の世界でとけこむためにはどうすれば良いのかなどをご紹介していきます。
警備員の人間関係のあり方は十人十色
仕事探しをしている人には、働きやすさにつながる人間関係は非常に重要だといえますが、警備員の場合その業務の特性から、必ずしも職場での人間関係が重要視されるとはいえません。
なぜなら、配置される現場や内容によって人間関係のあり方も異なるからです。
たとえばショッピングモールやイベントの警備など、広大なエリアをカバーする仕事では警備員同士のチームワークが欠かせません。
「仕事中だけ連携がとれていればいい」という考え方もありますが、よりよい連携を行っていくためには日常的なコミュニケーションも大切だといえるでしょう。
チームで動く現場では密な人間関係が求められますが、深夜のビル警備など一人で配置される現場ではチームワークは必要ありません。
こうした仕事が中心の警備会社では人間関係はあまり重視されず、個人の能力や忍耐力の方が強く求められるでしょう。
警備員は入社序列!上下関係を良くする秘訣
警備員の世界では、年齢に関係なく「入社序列」が重んじられる傾向があります。
警備業界で仕事探しをしている人は、その点を踏まえて検討すると良いかもしれません。
警備員の職場で序列が生まれやすい理由の一つは、「研修制度」です。
新しく入社した警備員は警備業法にのっとり、先輩社員から指導を受けながら必要な知識やスキルを身につけていきます。
研修期間は5日ほどが目安となっていますが、この間に「教える側」と「教わる側」の立場は明確になります。
双方が気持ちよく過ごすには教わる側が相手を敬い、「聞く姿勢」を持つことが大切だといえるでしょう。
身辺警備や現金輸送などの緊迫した現場では、先輩の指示を聞き迅速に動くことを求められることも少なくありません。
研修の段階から積極的に耳を傾ける後輩の態度は、多くの先輩方に好意的に受け止めてもらえるでしょう。
また、警備はキャリアと能力が比例しやすい仕事です。
現場の状況を読み、臨機応変に対応するには先輩社員のサポートが必要不可欠です。
仕事をしっかり覚えるためにも、先輩への敬意や感謝といった気持ちを忘れないことが、上下関係を円滑にする秘訣だといえるでしょう。
周囲に認めてもらうために必要なこと
警備員には、自分の持ち場を絶対に守りぬくという責任感が大切です。
トラブルに遭遇しても自分で解決しようと努力する姿勢は、先輩社員からも高く評価されるでしょう。
また、「注意力」も警備の仕事には欠かせない要素として挙げられます。
警備員は一見平和な現場でも「何が起こるかわからない」と目を光らせておかなければならない仕事です。
ちょっとした気の緩みが致命的なミスにつながることもあり、現場にいる先輩や同僚にも迷惑をかけてしまう結果にもなりかねません。
普段から現場の状況を注意深く見ていれば、いざというとき何をすべきかの判断もしやすくなり、先輩たちも安心して指示をだすことができるでしょう。
ケースバイケースでの対応が求められることの多い警備員は、臨機応変に動ける人ほど職場での信頼を得やすいといえるでしょう。
このように、仕事に対する真面目な姿勢は誰の目にも止まりやすく、それは同時に周囲との距離を縮めてくれる一端にもなってくれるといえるでしょう。
警備員の人間関係でなるべく悩まないコツ
仕事探しをしている段階では、現場の人間関係までは予測できないものです。
そのため、入社してから「こんなはずじゃなかった」と戸惑うこともあるかもしれません。
警備員の人間関係でなるべく悩まないようにするコツは、「言葉の表面だけを見ない」ことです。
特に中高年の警備員は、「怒鳴られて学ぶ」という姿勢が当たり前だった世代といえ、なかには当時の価値観のまま新入社員にきびしい言葉をかける人たちもいます。
しかし、そのほとんどが言葉が強いだけで悪意があるものではなく、一人前の警備員になるために必要なことを伝えようとしてくれているのです。
言葉の表面にとらわれず、真意をくみとれば必要以上のストレスを抱えこまずに仕事ができるでしょう。
また、はっきりとした挨拶や敬語を意識することも大切です。
現場の安全を担う警備員は声を出して危険を知らせることもあるため、普段から相手に伝わるような声掛けをすることが求められます。
また、顧客である依頼元に対してだけでなく、キャリアが長い先輩社員への敬意をきちんと態度で示せば、先輩社員たちも早くから新人を受け入れてくれるようになり、良好な関係をつくることが期待できます。
チームで一つの現場をこなしていくタイプの警備会社では、特に円滑な人間関係が不可欠です。
年齢にかかわらず、教えてもらうことを常に意識しながら謙虚な姿勢をもって臨めば、初めは遠くに思えた距離も、だんだんと縮められるようになるでしょう。
▼他の記事をチェックしたい方はこちら!
警備員は人手不足って本当?
きついイメージのある警備員の仕事、実際のところはどうなの?
気になる警備員の1日!種類によって異なる仕事内容や勤務スタイル
▼お仕事を探したい方はこちら!
警備員の求人をチェック
