静岡県浜松市に本社を置くユタカ技研は精密溶接と精密プレスが専門の企業です。その技術を生かして自動車部品の開発や製造を行っています。
たとえば、モーター部品やブレーキディスク、排気システム、トルクコンバータなどです。
グローバル化も進み、2019年時点では9カ国12拠点の規模に広がりました。
そんなユタカ技研について、ここでは国内に立地する製造拠点と子会社について詳しく説明します。
国内にあるユタカ技研の生産工場と子会社一覧
ユタカ技研は1954年7月1日に設立された会社で、主にホンダやいすゞなどの自動車部品の製造と販売を行っています。
本社のある静岡県浜松市に「豊製作所」があるほか、ユタカ技研直轄の製造工場は三重県の「三重製作所」と埼玉県の「嵐山製作所」、栃木県の「栃木開発センター」の3拠点です。
それに加えて、子会社として浜松市に「株式会社スミレックス」と、愛知県豊川市に「新日工業株式会社」があります。
ユタカ技研の生産工場と子会社の各特徴について
■豊製作所
〒431-3194 静岡県浜松市東区豊町508番地の1
本社のある静岡県浜松市にある豊製作所では、トルクコンバータやブレーキディスク、モーター部品などの製造を行っています。
また、熱マネージメント部品やその他汎用部品の製造も担当している生産工場です。
■三重製作所
〒514-0131 三重県津市あのつ台2丁目2番1号
三重製作所は1986年11月1日に操業を開始した生産工場です。
国道23号線(中勢バイパス)沿いに「中勢北部サイエンスシティ」として整備がすすめられた地区に立地し、周辺にはさまざまな企業が誘致されています。
また、中勢北部サイエンスシティは住宅ゾーンや公園ゾーンもあり、多彩な機能を有する環境です。
三重製作所では主に排気システムの自動車部品を製造しています。
■嵐山製作所
〒355-0204 埼玉県比企郡嵐山町花見台13番地
埼玉県では企業立地のバックアップとして産業用地の整備を進めており、ユタカ技研は嵐山花見台工業団地のなかに嵐山製作所を構えました。
嵐山製作所でも、三重製作所と同様に排気システムの部品の製造を担当しています。
■栃木開発センター
〒329-1411 栃木県さくら市鷲宿4480番地の17
栃木開発センターはさくら市の喜連川工業団地内にある工場です。
主に排気触媒コンバーターなどの排気系部品やトルクコンバータなどの駆動系部品、ブレーキディスクなどの制動部品の開発、および試作などを行っています。
■株式会社スミレックス
〒431-2101 静岡県浜松市北区都田町3917-30
株式会社スミレックスは1985年2月7日に設立された会社で、パイプ製品とプレス製品の製造を得意としています。
3年後の1988年にユタカ技研が資本参加しました。
パイプ製品としては単管製品のほか、パイプを通る気体や液体の保温性や断熱性が高い中空2重管製品の製造が可能で、自動車の排気部品に採用されています。
また、プレス加工では軽量でありながら強度も備えた薄板深絞り加工技術を持っている工場です。
さらに、遮音や消音効果が高くなる2枚板カバー加工技術もあり、2枚板のコンバータカバーが製造されています。
■新日工業株式会社
〒441-0304 愛知県豊川市御津町佐脇浜2号地1番6
新日工業株式会社は、もともと漁船の修理をする理化学工業株式会社精機工場として1947年に愛知県蒲郡市で操業を始めた会社が始まりです。
その後、1963年に新日工業株式会社が設立されて事業が引き継がれ、ホンダやいすゞの自動車部品製造に携わるようになりました。
主に4輪のディーゼルエンジン燃料噴射装置部品やトランスミッションなどの制御系部品、2輪の汎用部品を製造しています。
ホンダやいすゞの自動車製造に貢献しているユタカ技研
ユタカ技研は主にホンダやいすゞなどの自動車、および2輪車の部品を製造している企業です。
グローバル化で海外に生産拠点を展開していますが、本社のある静岡県浜松市をはじめ国内にも子会社を含めて複数の生産拠点を有しています。
それぞれの工場や子会社で得意とする技術があり、持ち味を生かして国産自動車の製造に貢献しているのです。
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