マツダ自動車は国内だけでなく、世界的にも知られた自動車メーカーですが、どこで自動車の製造を行っているか知らない人も多いのではないでしょうか。
マツダ自動車は、数々の人気車種を世に送り出し、国内外で根強い人気を誇っています。
マツダの車に魅力を感じ、マツダの自動車工場で働いてみたいという希望を持っている人もいるでしょう。
ここでは、マツダ自動車の国内にある生産工場、生産自動車、車の独自の生産方式などについて紹介します。
こんなにたくさん!マツダの国内生産工場一覧
マツダ自動車の正式名称は、マツダ株式会社です。
日本国内の生産工場は、本社工場、三次事業所、防府工場、プレス工業株式会社があります。
本社工場は、本社敷地内にある工場、宇品地区にある宇品第1工場、宇品第2工場の構成です。
防府工場には、西浦地区の防府第1工場、防府第2工場、中関地区の工場があります。
■本社工場
・本社地区
〒730-8670
広島県安芸郡府中町新地3番1号
本社工場の本社地区にある工場は、マツダ自動車で最も古い1931年3月の操業開始です。
ガソリンレシプロエンジン、自動車用手動変速機を生産しています。
・宇品第1工場
〒734-0003
広島県広島市南区宇品東
宇品第1工場は、1966年11月の操業開始です。
CX-3、CX-5、CX-9、ロードスター、プレマシー、ビアンテ、ボンゴ、フィアット・クライスラー社向けのスポーツカーを生産しています。
・宇品第2工場
〒734-0003
広島県広島市南区宇品東
宇品第2工場は、1972年12月の操業開始です。
プレマシー、CX-5を生産しています。
宇品第1工場と宇品第2工場を合わせた年間の生産能力は、56万9,000台です。
■三次事業所
〒728-0023
広島県三次市東酒屋町551-1
三次事業所は、1974年5月の操業開始です。
ガソリンレシプロエンジンを生産しています。
■防府工場
・防府工場中関地区
〒747-0833
山口県防府市浜方415-8
防府工場中関地区は、1981年12月の操業開始です。
自動車用手動変速機、自動変速機を生産しています。
・防府第1工場(西浦地区)
〒747-0835
山口県防府市大字西浦
防府第1工場は、1982年9月の操業開始です。
アクセラ、デミオ、CX-3を生産しています。
・防府第2工場(西浦地区)
山口県防府市大字西浦
防府第2工場は、1992年2月の操業開始です。
アテンザを生産しています。
防府第1工場と防府第2工場を合わせた年間の生産能力は、41万6,000台です。
■プレス工業株式会社尾道工場
〒729-0141
広島県尾道市高須町大山田1050
プレス工業株式会社尾道工場は、ボンゴトラックを生産しています。
会社と従業員が一体となった取り組みが魅力的
マツダの生産工場では、2002年から「計画順序生産」が導入されました。
計画順序生産とは、1台ごとに車を生産する順序を決めて、工場では順番通りに車を製造し、部品メーカーの部品も順番通りに納品されるという仕組みです。
そのため、マツダの生産工場の組み立てラインには、ロードスターやCX-3など数種類の車が流れます。
ひとつの組み立てラインに、違う種類の車が流れていても、組み立てはスムーズに進むのです。
生産工場の組み立てラインで生産する順序を守るためには、製造品質が最も重要になります。
車の塗装に微量のゴミが付着していても不具合が生じ、組み立てラインを止めてしまう原因になるのです。
マツダは製造品質の向上に取り組んだ結果、2015年に計画順序生産の順守率100%を達成しました。
2015年には、生産工場での工程に着手してから完成するまでの所要時間である生産リードタイムを、約30時間まで短縮することにも成功しています。
こうした生産工場の技術力の向上が、マツダの安定経営を支えるスカイアクティブ・テクノロジー搭載車の生産を可能にしました。
スカイアクティブ・テクノロジーは、燃費・トルクを従来から約15%向上させたガソリンエンジンです。
また、マツダの生産工場では、現場で働く作業員たちが独自で製作した「からくり」と呼ばれる自動で動くワゴン車などが使われています。
作業員たちが、生産作業を効率的に行うために考案したものです。
このような、マツダの会社と従業員が一体となった取り組みが、世界で認められる車を量産できる理由になっているのでしょう。
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