お仕事ナビ記事

工場の板金とは?仕事内容や働くメリット・デメリットのまとめ


工場求人として見かけることも多いのが「板金」の仕事です。板金という言葉を知ってはいるものの、実際にはどのような業務を行っているのか知らず、気になる人も多いのではないでしょうか。納得のいく仕事選びをするためには、きちんと業務内容について知っておくことが肝心です。
  
この記事では、板金の基本的な仕事内容や働くメリット・デメリットについて紹介します。
  

 


そもそも板金とは?基本的な仕事内容




そもそも板金とはどのような仕事なのでしょうか。
  
特徴や主な仕事内容は以下の通りです。
  
  
■板金とは
  
板金とは、薄い金属をさまざまな方法で加工する仕事のことです。
  
板金に圧力をかける「曲げ」やハンマーや専用の機械を用いて形を整える「打ち出し」などの業務を担当します。
  
また、人によってはプレス機などを操作することもあります。
  
このような仕事に従事する人のことを「板金工」と呼び、工場やものづくりの現場で欠かせない存在です。
  
  
■基本的な仕事内容
  
板金工が携わる仕事は多岐にわたります。
  
たとえば「自動車の修理」も仕事のひとつとして挙げられます。
  
車をぶつけたり事故を起こしたりしたときにできるへこみ・傷などの修理を行っているのです。
  
ハンマーでへこんだ部分を修正したり、塗装をきれいに塗り直したりします。
  
力仕事ではあるものの、塗装を丁寧に行う必要があるなど、繊細な技術力が求められる仕事です。
  
また「外壁や雨どいの工事・リフォーム」などの仕事を任されるケースもあります。
  
このような建築関係の工事・リフォームなどを行う人は、一般的に「建築板金工」と呼ばれています。
  
関連記事:「車好きにはたまらない!?自動車関連工場の仕事!」
  
関連記事:「修理の仕事で得られる経験とやりがい」
  

 


身の回りにある板金の技術を用いた商品は?




板金の技術が使われている商品は、身の回りにあふれています。
  
代表的な商品には、以下のようなものが挙げられます。
  
  
■乗り物
  
自動車・バイク・船など、さまざまな乗り物は板金の技術が用いられたものです。
  
また、これらの乗り物のボディ部分などが破損したり傷がついたりした場合に行う修理も、板金の技術が使われています。
  
  
■日用品
  
家の中にあるインテリアや電化製品なども、板金の技術が使われているものです。
  
アルミやステンレスといった素材でもものづくりが行われています。
  

 


板金工として働くことのメリット・デメリット




働くときに気になるのが仕事の「メリット」と「デメリット」です。
  
仕事に就いてから後悔しないためにも、しっかりとメリット・デメリットの両方を把握しておきましょう。
  
板金工として働くメリット・デメリットには、以下のようなものがあります。
  
  
■メリット
  
板金工として働くメリットには、まず「敷居の低さ」が挙げられます。
  
板金の仕事は技術力が求められるため、工場勤務の経験がない場合は「自分には無理だ」と尻込みしてしまう人もいるでしょう。
  
しかし、板金の仕事は未経験からでも始めることができます。
  
未経験者歓迎の求人も多く見られるため、興味がある人は挑戦してみると良いでしょう。
  
また、板金工は「スキルアップを目指せる」というメリットもあります。
  
板金の業務をこなしていくと、次第に技術が磨かれていきます。
  
板金はさまざまなものづくりに活用されている技術であるため、業務を通じて腕を磨きながら、スキルアップを目指せるのが魅力です。
  
  
さらに「やりがいがある」こともポイントです。
  
板金の仕事は日用品から船などの大きな乗り物まで、さまざまなものづくりに携わることができます。
  
自分の手でパーツを作ったり修理をしたりするなかで、大きなやりがいや達成感を得ることができるのです。
  
ものづくりが好きな人にとって、充実して働ける仕事と言えるでしょう。
  
  
それから「女性が活躍できる」こともメリットとして挙げられます。
  
板金工は力仕事を担当することも多く、働き手は男性が多い傾向にあります。
  
しかし、塗装などの業務は女性ならではの細かい作業や色彩のセンスが求められることも多く、活躍の場が広がってきているのです。
  
また、板金工はしっかりと稼ぎやすいため、安定した収入を得たいという女性からも人気が高まっています。
  
  
■デメリット
  
板金工として働くデメリットには「環境が過酷な場合がある」ことが挙げられます。
  
たくさんの機械がある環境で働く場合、工場内に熱がこもるケースも少なくありません。
  
そのため、暑く過酷な環境のなかで働くことになる可能性があるのです。
  
また、塗装の仕事を担当する場合、シンナーなどの塗料の臭いがきつく、つらいと感じる人もいます。
  
体力に自信がなかったり、臭いに敏感だったりする人は注意が必要になるでしょう。
  
また、人によっては「単調作業に飽きてしまう」ケースもあります。
  
板金は修理や塗装など、毎日似た作業をくり返すことも多い仕事です。
  
そのため、コツコツと同じ作業に取り組める人には向いている一方で、単調作業が苦手な人の場合、飽きてしまう可能性があります。
  

 


板金工として活躍するためにおすすめの資格




板金の仕事は基本的に未経験から始められるため、必須となる資格などはありません。
  
しかし、知識を身につけて資格を取得しておくと、仕事の幅を広げられる可能性が高まります。
  
板金工として活躍するために役立つ資格をまとめると、以下のようなものがあります。
  
  
■工場板金技能士
  
厚生労働省に認められている国家資格のひとつです。
  
工場板金に関する学科・実技の試験が行われます。
  
資格を取得すると、板金に関する工場などで役立てられるでしょう。
  
  
■建築板金技能士
  
厚生労働省の認定を受けた国家資格であり、建物に関する板金の知識・技能について問われます。
  
建築板金工の仕事は高所作業も多く、専門的な資格や免許があると重宝されるでしょう。
  
  
■塗装技能士
  
主に、塗装に関する知識・技能が問われます。
  
資格を取得すると、車の板金塗装の仕事などに生かせます。
  
関連記事:「外壁を美しくするだけじゃない!塗装技能士の資格について」
  
  
■ガス溶接技能者・アーク溶接作業者
  
板金工は金属の溶接作業を行うことも多い傾向です。
  
溶接を行うには、ガス溶接技能者・アーク溶接作業者などの国家資格が必要になります。
  
溶接の仕事にも携わりたい人は、資格を取得しておくとスキルアップにつなげられます。
  
関連記事:「ガス溶接技能講習で溶接デビュー」
  
関連記事:「アーク溶接資格を解説!取得の条件や方法とは!?」
  

 


板金工の一般的な年収はどれくらい?




板金工の一般的な年収は「300~400万円」程度だといわれています。
  
ただし、これはあくまでも平均であり、企業規模や勤続年数などによっても金額が大きく変わってきます。
  
したがって、この金額はあくまでも目安として考えるようにしましょう。
  
また、板金工の仕事はある程度のスキルを磨いて熟練していけば、一定の給与を得やすいといわれています。
  
安定した収入を得るためには、しっかりと現場で知識や技術を学ぶことが重要になるでしょう。
  
関連記事:「年収は?仕事は?意外と知らない板金工のこと」
  

 


板金工は将来性あり!努力とスキルアップを目指そう




仕事を選択するときに、重要になるのが「将来性」です。
  
板金工の仕事に就くか悩んだときに「将来性はあるのか」と不安になる人もいるでしょう。
  
板金工の仕事は高い需要があり、「安定して長く働きやすい」といわれています。
  
板金はさまざまなものに活用されている技術であり、ものづくりになくてはならないものです。
  
そのため、求人数も多く自分が納得のいく働き方を選択しやすい傾向にあります。
  
  
また、板金工の仕事はいわゆる「職人」のようなもので、技術を身に付けられれば幅広いフィールドで活躍することができます。
  
業務を通じて腕を磨き、同じ仕事を長く続けたいと考えている人にもぴったりです。
  
また、板金に関する資格を取得しておくと、自らの価値を高めることができます。
  
板金の仕事は幅広い業界に必要なものであり、自分の努力やスキル次第でキャリアアップを目指せる、将来性のある仕事と言えるでしょう。
  
関連記事:「工場勤務の将来性を知りたい!働くなら何に気をつけるべき?」
  

 


メリット・デメリットを理解して板金の仕事に挑戦してみよう!




板金の仕事には多くのメリットがあります。
  
特に、ものづくりが好きな人は楽しみながら仕事ができたり、大きなやりがいを感じられたりすることが魅力と言えるでしょう。
  
また、幅広い業界で需要があるため、長く安定して働きやすいこともメリットと言えます。
  
きちんとメリット・デメリットの両方を知ることで、安心して仕事に挑戦しやすくなります。
  
未経験者歓迎の求人も多いため、興味のある人は応募してみてはいかがでしょうか。
  


  
▼他の記事をチェックしたい方はこちら!
  
関連記事:「金属は面白い!様々な製品と業種」
  
関連記事:「あらゆる製品や部品を作るのに不可欠な金型設計とは」
  
関連記事:「年収は?仕事は?意外と知らない板金工のこと」
  
  
▼お仕事を探したい方はこちら!
  
塗装の工場求人をチェック

 

おすすめ求人

人気記事ランキング