板金工についてご存じですか。車を所有する方ならよく耳にする職業かもしれません。車をこすったり、ぶつけたりしたときにお世話になった方も少なくないことでしょう。しかし板金工の仕事は車の修理以外にもいろいろとあります。例えばリフォーム関係の板金工であれば、雨どいを作ったり、建築に必要な板金を作ったりすることもあります。工業系の板金工であれば、その用途にあった仕事が求められます。このように板金工の仕事内容はさまざまであり、またその収入も板金工の熟練度によって変わってきます。
このコラムでは板金工の年収や仕事内容について触れながら解説をします。
車の修理?建築?板金工の仕事とは
板金工の主たる仕事は薄い金属を加工する仕事です。そんな板金工が関わる仕事はさまざま。
例えば自動車の修理をはじめ、工業に関する加工を行う板金工や屋根や外壁・雨といなどの工事・リフォームを手がける建築板金工などがあります。車関係の板金工で言えば、事故で破損した車体や擦り傷などを負った車体を修理することが仕事になります。ハンマーでへこんだ車体を修正したり、はげた塗装を塗りなおしたりします。力仕事でもありながら、塗装では繊細な作業を求められるなどセンスが問われる仕事でもあります。
建築板金工であれば、何種類もの工具を使いこなして理想の形を作り上げるなど、職人色の強い仕事でもあり創る喜びを見出す方も多いようです。一口に板金工と言っても携わる仕事はいろいろなのですね。
女性はまだまだ進出しがいが?板金工の男女比
まず板金工の男女比率は男性が97パーセントに対し女性は3パーセントです。女性が圧倒的に少ない職種と言えます。女性が少ないため、収入の幅が少ないことも要因として考えられます。板金工の年収は男性よりも女性が少ない割合となっています。
例えば2009年であれば、男性の平均年収が407万円なのに対し、女性は245万円にとどまっています。それから年月を追うごとに、男女ともに、板金工の年収は増えたり減ったりを繰り返していますが、2015年の板金工の平均年収の調査では男性が422万円、女性が314万円という結果になっています。男性よりも女性の方が100万円ほど少なくなっていますが年々女性の年収も男性に近づいている傾向にあります。
その時代によっても?板金工の年収推移
板金工の年収の推移を見たとき想像以上に変動があると言えそうです。例えば2009年には板金工の平均年収は404.6万円でしたが、2010年には363.6万円に落ち込んでいます。それから平均年収は上がったり下がったりを繰り返しながら、2015年には419.1万円まで上昇を見せています。月収で言うと30万円ほどです。
調査年度の時代背景にもよりますが、年収の浮き沈みがあると考えられます。しかし年収が高かった板金工の平均年齢が40歳くらいなのに対し平均年収が低かった2010年は平均年齢が35歳とやや若年の方が多い結果となりました。他の年を見てみても平均年齢と平均年収は比例する傾向があります。この年になんらかの世代交代があったため年収が低かったと考えられます。
いずれにせよ板金工の年収は経験年数などによっても大きく変わってきます。年収に関しては時代背景や経験を考慮して判断していきたいところです。
年収=熟練度?技術を習得して安定した年収を
板金工は車の修理というイメージが強い職業ですが、建築関係など、さまざまな分野に進出している職業です。工具を使いこなして思い通りの形を作るなど、その専門分野によってやりがいが違うのも魅力のひとつです。特に力仕事だけでなく、色彩や繊細な作業などセンスを問われるというのも板金工ならではのやりがいと言えます。まだまだ女性の少ない分野ではありますが、センスなどが問われる作業については女性のニーズもあるでしょう。
年収に関しては300万円後半~400万円前半が平均ですが、その勤続年数や企業規模によっても変わってきます。ボーナスを別に考えて、40歳での平均給与が30万円ほどだと考えると、一般的には給与も良い方だと言えるでしょう。
時代背景などさまざまな要因によって給与の変動もありますが、変動した年を見てみると板金工の平均年齢自体が下がっていたときでもあるので熟練していけば一定の給与も得ることができると考えられます。安定した年収を得るためには、しっかりとした技術の習得をして板金工を目指したいものです。
▼他の記事をチェックしたい方はこちら!
修理の仕事で得られる経験とやりがい
どのメーカーを選ぶ?自動車工場の気になる給料の相場とは
自動車はどんな環境で生産される!?各社工場の特徴とその仕事内容とは?
▼お仕事を探したい方はこちら!
自動車の工場求人をチェック
修理の工場求人をチェック
