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交通誘導警備業務検定2級の資格取得方法を徹底解説!試験内容・難易度・合格率など!
- 投稿日:2017/07/31
- 更新日:2022/03/28
目次
こんにちは。警備員求人サイト「ジョブコンプラスS」の編集部です。
警備の仕事というと、駐車場などで誘導している交通誘導警備員をイメージする人が多いでしょう。
そのくらいポピュラーな警備の仕事ですが、交通誘導警備業務に国家資格があることは意外に知られていません。
警備の仕事に興味がある人や現在交通誘導業務に就いている人は、検定の内容や検定試験を受けるにはどうすればいいのかについて知り、資格取得を目指すことをおすすめします。
誘導の専門家になるには、どのような科目・実技を学ぶ必要があるのでしょうか。
※交通誘導警備業務検定2級について詳しく知りたい方はまずこちらの動画をご覧ください!
【交通誘導警備業務検定2級の資格取得方法を徹底解説!試験内容・難易度・合格率など!】
交通誘導警備業務検定2級について教えて!
高速道路や国道などの一般道で警備業者が交通誘導警備業務を行う場合は、交通誘導警備業務検定2級以上に合格している警備員の配置が必要となります。
2級を受検するには特に条件はなく、誰でも可能ですが2級を取得してから1年の実務経験を積まなければ1級を受検することができません。
交通誘導警備業務検定2級を取得するには、特別講習を受講する方法と、公安委員会が行う検定を直接受検する方法の2通りがあります。
特別講習には事前講習があるので準備ができますが、直接受検するときには学科や実技ともに自分で準備をする必要があります。
どちらも内容について理解しておくことは大切で、繰り返し学習して覚えておくことです。
では、2つの資格取得法の違いはどんなところにあるのでしょうか。
特別講習で資格取得を目指す!
交通誘導警備業務検定2級を特別講習で取得するには、登録講習機関が行う事前講習を受講し修了考査に合格することです。
関連リンク:特別講習日の日程表
まず、講習受講申し込みをしてから事前講習を受講します。
1時限は50分で、学科が7時限、実技講習が5時限、修了考査が4時限、合計で16時限の講習です。
都道府県により異なりますが、事前講習後その日のうちに試験になります。
学科教本の内容は運転免許の講習読本と同じくらいのレベルですが、合格ラインが90点以上なのでミスを少なくすることがポイントでしょう。
実技も講習で習う内容をしっかり覚えていれば大丈夫です。
修了考査に合格すると修了証明書が発行され、その後検定合格証明書で申請すれば資格取得できます。
受講手数料は、税別で¥30,000です。
交通誘導検定の試験内容を教えて!
交通誘導警備の直接検定試験を受検するには、各都道府県の公安委員会に検定受験申請をして検定試験を受けます。
はじめに書類提出、手数料1万4,000円を支払い、学科を受検し合格すれば実技を受検できます。
その後成績証明書が発行され、90点以上で検定合格証明書が発行されます。
直接受検の学科には、警備業務に関する基本的なことや法令、道路交通法や交通誘導警備業務に関する専門的知識などが出題されます。
実技試験では、合図の基本動作、警笛及び素手の合図による車両の後進誘導要領などの専門的な内容。
学科・実技ともに警備協会の問題集がありますが、公安委員会の直接検定の受験方法も参照するといいでしょう。
交通誘導警備に関する覚える内容は多いので、繰り返して学習する必要があります。
警備員以外の人が交通誘導2級を取る方法は?
特別講習などは基本的に現役の警備員が受講するものです。
警備員でない人が交通誘導2級を取りたい場合は、「警備員になろうとする者の講習」を受ける必要があります。
「警備員になろうとする者の講習」は6日間行われ、学科講習が28時限、実技講習が14時限、修了考査が4時限で合計46時限のカリキュラムとなっています。
なお、講習の1時限あたりの長さは50分です。
講習の流れとしては、1日目から5日目にかけて、受付を済ませたうえで学科講習と実技講習を受けることになります。
最終の6日目には実技講習の後で修了考査が行われますが、修了考査は実技試験から学科試験という流れです。
実技試験も筆記試験も、100点満点中90点を取ることが合格の条件となります。
「警備員になろうとする者の講習」の受講費用は7万9200円(税込)で、一から学ぶことになるので特別講習よりもやや割高です。
修了考査で合格点を取れば講習会修了証明書が発行されるので、合格証明書交付申請を行うことになります。
交通誘導2級を取得するメリットは?
交通誘導警備の実技では、基本的な護身術や三角巾使用の止血方法などの応急処置の方法も学ぶことができるメリットがあります。
また、交通事故発生における二次災害の防止方法を学ぶことで、日常生活で役立つ場面もあるかもしれません。
この資格は、交通誘導警備業務を行う場所ごとに1人以上配置することが義務付けられているので需要もあり、資格手当の対象にもなるものです。
警備会社の求人に応募する際には、資格手当の有無や資格取得制度がある職場を探すこともでき、入ることができる現場・役職も増えます。
資格を持っていると応募できる求人も増えるので、自分の希望に合った職場が見つかりやすいでしょう。
交通誘導警備業務検定2級を取得すれば、1年の実務経験を積むことで1級受験にチャレンジすることもできるので、希望すればキャリアアップができます。
需要のある交通誘導警備の仕事で専門性をさらに高め、交通安全に貢献していくことをおすすめします。
こちらの記事では、交通誘導警備業務検定2級の資格取得方法をお伝えしました。
資格を持っていると採用率や収入がUPしたりなど、たくさんのメリットがあります。
「でもいきなり受験しても受かるか不安…」という方は、交通誘導のお仕事をしながら、実務を通して勉強するのはいかがでしょうか?さっそく交通誘導警備のお仕事を探してみましょう!
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