警備基礎知識記事

熱中症対策にピッタリ?警備員を始めるなら空調服を知っておこう!


警備員の業務は戸外で行われるものも多いため、過酷な寒さ暑さを乗り切ることも大切な仕事の1つです。
  
特に夏の暑さは年を追うごとに過酷さを増しており、熱中症対策は不可欠となっています。
  
そんな中「空調服」に注目が集まっています。
  
空調服とは、服に開けた穴からファンの力で空気を取り込んで循環させ、気化熱を利用して身体を冷やせる作業服のことです。
  
ファン付き作業服ともいわれています。
  
警備員のみならず戸外で働くことの多い建築や土木関係の労働者などに広く普及しています。
  

 


空調服のシステムを知ろう!




空調服には両脇腹付近に10センチほどの穴が開いており、ここに小型ファンを装着できるようになっています。
  
胸ポケットに入れた小型バッテリーでファンを回して外気を服の中に取り込むのです。
  
空気は首周りや袖口から放出されるので循環が起こり、体表面についた汗を気化して気化熱を奪い身体を冷やします。
  
着用時にやや重さを感じるものの、ファンを稼働させると気にならなくなり、たいへん涼しさを感じます。
  
空気の流れが膜となって身体を覆うことも熱中症対策には有効です。
  
穴の開いた空調服にプラスして、専用のファンやバッテリー、ケーブルなどを別に準備する必要があります。
  
雨天などで雨合羽を羽織ると空調服の穴から空気を上手く取り込めなくなるため、ファンの周りにすき間を確保して空気の流れを作る「ファンスペーサー」を装着することもあります。
  

 


警備服は空調服に改造できない!そのワケとは?




空調服は比較的簡単なメカニズムなので自分でも簡単に作れます。
  
しかし警備服の制服は、自分の判断で勝手に空調服に改造することができません。
  
警備服の制服は、警備会社から貸与されるシステムになっているのが一般的です。
  
所有権や管理責任は会社側にあり、退職時には返却が義務付けられています。
  
警備員は規律上、公務員である警察官などと明確に区別する必要があることから、その服装についても法律で厳しく規定されています。
  
警備業務につく前には、所轄の公安委員会に「服装変更届」を提出するきまりがあり、届出した服装と実際の服装が異なっていると法律違反となって罰金を徴収されることもあるのです。
  
このように警備員の制服には細かな規則があり、勝手に空調服に改造することは絶対にしてはいけません。
  

 


警備会社にとっても労働者にとっても空調服はメリット大!




警備員の制服にも空調服が浸透してきています。
  
警備業務には過酷なものも少なくないため、比較的人の出入りが多い業種といわれています。
  
人が辞めると新たに働き手を見つけるのにはコストがかかります。
  
警備会社にとっては、労働者の定着率をアップすることが課題となっているのです。
  
空調服を導入することで仕事が楽になれば、労働者の定着率が上がりコストダウンが図れます。
  
暑さに煩わされることなく仕事に集中できるので警備業務の質の向上も期待できます。
  
空調服は会社側にとってもメリットが大きく、導入する会社は増えてきています。
  
労働者のメリットもたいへん大きく、真夏でも快適に仕事ができ熱中症になるリスクをぐっと下げられます。
  
体温が上がりにくくなって夏の疲れを軽減し、体調管理も容易になります。
  
夏バテや集中力欠如を緩和し業務に集中できるようになり、怪我を防ぐことにもつながるのです。
  

 


警備員の空調服で夏を涼しく!




戸外の警備業務には厳しい仕事も少なくありませんが、特に炎天下での警備の仕事にはたいへん辛いものがあります。
  
しかし空調服があれば、夏でも涼しく快適に警備業務につくことができそうです。
  
警備員として働き始めるなら、夏の空調服があるかどうかは大きな問題です。
  
警備服の制服として空調服を導入している警備会社を優先的に探すようにしましょう。
  
空調服に限らず労働環境の改善に積極的に取り組んでいる会社を選びたいものです。
  
現在勤めている警備会社に空調服がないなら、導入することを会社に申請してみるのも良いでしょう。
  
空調服は戸外で働く労働者の強い味方です。
  
ただし警備服を勝手に空調服に改造するのはNGだということを覚えておきましょう。
  
安易に改造すると少なくない罰金をとられることになりかねません。
  
自分の健康や命を守るためにも、よりよい労働環境で働きたいものです。
  
警備員を始めるなら空調服についてきちんと知っておくことが大切です。
  


  
  
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