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警備員として働くには研修が必須!新任現任教育の気になる研修内容とは
- 投稿日:2017/06/30
- 更新日:2020/11/13
目次
人や施設の安全を守る警備員の仕事に就くためには、必ず「新任研修」と呼ばれる研修を受けることが法律で義務付けられています。
この研修を修了しなければ、警備員の仕事をはじめることができません。
また警備の仕事をはじめてからも、短いスパンで定期的に「現任研修」と呼ばれる研修を受けることが義務付けられています。
警備員が受けなければいけないこれらの研修の内容や研修の目的、受講時間、研修期間中の給料について紹介します。
警備員に研修が義務付けられている理由とは
警備員の仕事にはじめて就職するときは、「新任研修」と呼ばれる研修を受ける必要があります。
短期のアルバイトであっても、警備員として働くためには、雇用形態に関わらず新任研修を必ず受講しなければいけません。
警備の仕事は人命にかかわる責任の重い仕事で、警備員には初心者であっても一定の知識と技能が要求されます。
そのため「警備業法」と呼ばれる法律によって、警備員の研修期間や時期、その内容は細かい規定が設けられています。
警備の仕事をするために必要な法定研修は、警備員教育を行う国家資格を持った人から受けることも警備業法で決められています。
以前別の会社で警備の仕事をしていたり、警備に関する資格を持っていたりする場合は、一部の研修の免除を受けられる場合があります。
はじめて警備の仕事に就くときにうける「新任研修」~基本教育~
警備員の新任研修は、15時間以上の「基本教育」と、15時間以上の「業務別教育」で構成されています。
多くの警備会社では、4日の日程で集中的にこの研修を実施しています。
基本教育では警備の仕事をするうえで、最低限必要な知識について学びます。
具体的には、警備の仕事に関わりのある法律や心構え、事故が発生したときの対処方法や護身用の道具の使い方、救命措置を習得します。
新任研修は、はじめて警備の仕事に就く人に向けた基本的な内容のカリキュラムになっていて、18歳以上であれば、受講に必要な資格は特にありません。
基本教育はテキストやDVDを使っておこなう講義と実技で構成されており、礼式と呼ばれる実技では、敬礼や駆け足などの基本姿勢や大声を出す訓練なども含まれています。
はじめて警備の仕事に就くときにうける「新任研修」~業務別教育~
新任研修では、15時間の基本教育が終わった後に引き続き、「業務別教育」と呼ばれる研修を受けます。
業務別教育では、実際にこれから仕事をする現場に即した知識を身につけることになります。
業務別教育の講習は、常駐の警備、交通誘導警備、貴重品運搬警備、身辺警備、機械警備の4つに分かれており、必要な専門知識と技能について講義を受けます。
15時間の業務別教育のうち、8時間は実際に仕事をする現場で実地教育を受けることが認められています。
新任研修は採用された警備会社や、講習センターで行われます。
研修中の服装は、短パンやサンダル履きなどの服装は望ましくないなどの規定があることが多いので、要項を確認してから参加しましょう。
新任研修中の給料ですが、研修期間中も最低時給以上の賃金が支払われることが定められています。
金額や支払いのタイミングは、採用された会社によって異なりますので、応募の際に確認をしておきましょう。
実際に働く現場で受ける「現任研修」
警備員の研修は、新任研修だけではありません。
警備員の仕事に就いてからも「現任教育」と呼ばれる研修を受けることが義務付けられています。
現任教育は半年に1度の周期で行われ、年に2回、それぞれ基本教育3時間以上と業務別教育5時間以上、1年で16時間以上の研修を受けます。
現任教育は、おもに新しい法令や配属された現場に即した知識を学び、警備の仕事の質を高めることを目的で行われています。
今まで蓄積してきた知識を再確認し、新しい技能を身につけることは、仕事の質を高めるだけでなく、現場での自分の身の安全を守ることにつながります。
警備員が受ける研修には、法令で定められている「新任教育」と「現任教育」以外にも、警備会社独自でおこなっている現場研修や、警備に関する資格をとるための研修があります。
長期的に警備員として働く意志がある人は、専門的な知識と技能が身につくこれらの研修に積極的に参加して、ステップアップを目指しましょう。
まとめ
こちらの記事では警備員に義務付けられている研修についてご紹介しました。
しかし、これから初めて警備員の仕事を始める方は、仕事内容がイメージしづらく、実際に上手く警備員の仕事ができるのか不安ですよね。
警備マガジンでは、警備の基礎知識を始めとして、職種ごとの業務内容や役立つ資格、適正など、豊富な情報を発信しています。
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