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左手で敬礼は失礼?警備員が知っておきたい敬礼のルール
- 投稿日:2017/06/30
- 更新日:2020/07/21
目次
警察官や自衛隊員の挨拶の動作として知られている敬礼。警備員でも仕事によっては現場で敬礼を求められる場面があり、警備の仕事につくために受けなければいけない研修でも、敬礼の仕方について教わります。あいまいな知識で何となく敬礼をしていると、知らないうちにマナー違反と捉えられてしまうことや、恥をかいてしまうことがあります。
知っていると仕事をするうえで役立つ、敬礼にこめられている意味や、基本的なルールとマナーについて紹介します。
敬礼って何?どんなときにするもの?
敬礼は警備員の基本動作のひとつで、相手に対する敬意を表現する動作です。
敬礼というと、頭の横に手をかざす「挙手注目」を思い浮かべる人が多いと思いますが、敬礼にはいろいろな方法があり、一般的なお辞儀も敬礼のひとつです。
警備員がおこなう「挙手注目」の敬礼は制帽やヘルメットをかぶっているときにおこなうのが基本です。
警備の仕事につくときは敬礼を含む「礼式」の作法について、研修を受けることが決まっているので、これから警備の仕事につく人が、敬礼の方法について知らなくても問題はありません。
警備の現場では、交通案内や工事現場など一般の人に一旦停止など、お願いごとをする場面が数多く出てきます。
警備の指示に従ってくれた人に向かって敬礼で敬意をうまく表現できるように、研修では敬礼の練習を繰り返しおこないます。
左手で敬礼するならしない方がマシ?覚えておきたい敬礼のルール
自衛官や警察官の敬礼には、警備員よりさらに厳格なルールが定められています。
有名なのは敬礼をする手は必ず右手をつかうというルールです。
利き手にかかわらず敬礼をするときに右手を使うのは、銃など武器の操縦につかう右手を相手に見えるように高くあげることで、「私は武器を持っておらず、あなたに危害をくわえることはありません」という意志をあらわしています。
また敬礼は目下のものから、目上の人に向かって先立って行いますが、敬礼を受けたら、相手が誰であっても必ず敬礼を返すきまりがあります。
これらのルールは、一般の人にもトリビアとしてよく知られていることなので、仕事で敬礼をする警備員は心得として知っておきましょう。
実践!正しい敬礼の作法、教えます
ではここで警備員の敬礼としてよく使われる「挙手注目の敬礼」の方法について解説します。
まず背筋をのばし、敬礼をする相手の方をきちんと見ます。
手のひらをやや外に向けた状態で、右肘を肩の高さまであげ、手を上げたときに肘と肩が一本の線上にあるように調整します。
あげた右手のひとさし指と中指の2本を制帽やヘルメットにあて、親指は人差し指に添えます。
つばがある帽子をかぶっている場合は、指をつばの右端に当てるようにします。
左手はズボンの縫い目にそってまっすぐおろしましょう。
右手に荷物を持っていて塞がっている場合は、左手にもちかえて敬礼を行いましょう。
所属する会社によって敬礼のやり方は異なりますが、どこでも型だけの形式的な敬礼をしないように厳しく指導されます。
警備員の敬礼には意味がある!かっこいい敬礼のススメ
警備の仕事につくために、敬礼を含む基本動作の訓練を受けると、軍隊にいるようで違和感を感じる人もいるかもしれません。
警備員に求められている敬礼は、シンプルな動作で構成されており、難しいものではありません。
はじめて警備の仕事についた初心者でも研修で教わったことをすぐに覚えて実践できるものです。
しかし見ている人の背筋まで伸びるような敬礼がいつでも行えるようになるには、警備員そのひとの心構えと、ある程度の経験が必要となってきます。
研修での訓練はこのような意味合いがあります。
心のこもったきびきびとした動作で行われる警備員の敬礼は、見る人に「きちんとした人に警備をされている」という安心感を与えるものです。
制服を着た警備員によって、正しい敬礼が日常的に行われている現場では、不審者にとっては心理的に近寄りがたく、防犯上の理由でも意義のある動作です。
警備員の敬礼のもつ意味について理解し、敬礼姿がかっこいい警備員をめざしましょう。
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