警備基礎知識記事

読まれる警備報告書を書くコツ!注意すべき点は?


警備員の仕事をする中で、警備報告書というものを書く機会があります。これは多くの仕事で導入されている「日報」とほぼ同じものです。
  
「日時・巡回場所・内容」などの項目が設定されており、それぞれに応じて実際にあった内容を書きます。
  
もし異常があった場合はそれを詳細に報告するのですが、その異常が「単発的」なものか「今後も起こりうるものか」によって、警備報告書の書き方が大きく変わります。
  
ここでは、こうした注意点をまとめました。
  

 


異常があった場合の警備報告書の書き方




警備報告書はただの記録ではなく、今後の警備の改善を考えるための資料にもなるものです。
  
異常が起きた時、それが今後も起こりそうな異常だったら、状況の説明だけでなく、再発対策も考えて書くことが必要な場合もあります。
  
今後も発生しそうな異常とは、たとえば「ショッピングセンターの駐車場に、暴走族と見られる数人のグループがたむろしていた」などです。
  
特に、近所に住んでいるグループだったら今後も夜間などにたむろする可能性があるでしょう。
  
また、こうした層の特徴として、注意されるといわゆる逆ギレをして、警備員の隙を見計らってスプレーで落書きをする、などのトラブルも予想できます。
  
監視カメラに映っていれば逮捕もできますが、映っていない場合はやられっぱなしとなる可能性もあります。
  
こうしたことも考えて、「今後のトラブルが起きないよう、このような方法で注意をした」といった報告ができると、警備報告書として一段上のものになり、警備会社での評価も高くなるでしょう。
  

 


警備報告書で自分のミスを隠してはいけない




警備報告書で自分のミスを隠してはいけません。
  
なぜなら、後でそれが大きなトラブルを招く可能性もあるからです。
  
特に、警備員のほとんどはその施設の自社スタッフではなく、警備会社から配属されているスタッフです。
  
つまり、警備員が報告書で嘘をついて、それが後々トラブルを招いたら、施設と警備会社の両方に損害を与えてしまうことにもなりかねません。
  
こうした理由から、警備会社は特に正直な社員を必要とする組織です。
  
たとえ失敗をしてしまったとしても、正直に報告するようにしましょう。
  
会社全体が警備という仕事を真剣に考えていれば「こうして嘘をつかない警備員がいるのは良いことだ」と判断してくれるはずです。
  
もし正直に失敗を報告して降格させられる、評価が下がるということがあるようならば、そうした警備会社には長く留まらなくてもいいかも知れません。
  
顧客の施設やそこを利用するお客様のために一番必要な警備員の正直さを評価してくれる会社で働くのがベストでしょう。
  

 


「読まれる警備報告書」を書こう




ある程度警備員として経験を積んだら、徐々に「読んでもらえる警備報告書」を書けるようにしましょう。
  
つまり、同じ事実を報告するにしても、クライアントである施設の担当者が「この警備員さんは、うちの警備を真面目に考えてくれているな」と感じるような文章を書く、ということです。
  
もちろん、これは言葉を操るということではありません。
  
本当にそのような警備をするということです。
  
先の暴走族の例なら、警備員の注意の仕方一つで、余計な事後トラブルが発生するかしないかが分かれるわけです。
  
ただ事務的に仕事をこなすのではなく、そのショッピングセンターやホテルなどの施設にとっての最善を考え行動することによって、理想的な警備報告書が自然と書けるようになるでしょう。
  
特に、「ミスを隠さない」といった重要な点ほど、人間のモラルの基本となるものです。
  
警備報告書だから特別そうしなければいけない、ということはありません。
  
このような警備員としての根本的な資質を意識しつつ、上司や先輩から警備報告書の書き方の具体的なノウハウも教わり、精神面でもテクニカルな面でも優れた警備員を目指しましょう。
  


  
  
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