警備資格ガイド記事

東京都内で施設警備員として働くなら合格しておきたい!自衛消防技術試験とは?


警備員は学歴や資格、知識や経験などにあまり左右されることなく始められる仕事です。

ただし、担当する業務や警備区域によっては、その重要性および特殊性から、専門的な資格や技能の取得が求められる場合があります。

例えば、東京都内で施設警備員として働くのであれば、自衛消防技術試験に合格し、資格認定を受けていると有利です。

そこで、ここでは自衛消防技術試験の概要や、受験資格や試験内容などについて詳しく解説していきます。
  




自衛消防技術試験とは?




自衛消防技術試験とは、東京都の火災予防条例に基づく自衛消防活動に関する試験です。
  
自衛消防隊や自衛消防組織の活動において、中核となる要員を認定することを目的としています。
  
試験に合格すると、東京消防庁から自衛消防技術認定証を受け取ることができます。
  
ポイントは、東京都限定の資格試験だという点です。
  
東京都でしか効果を発揮しない資格ではありますが、都内で働く施設警備員にとっては三種の神器と呼ばれる資格なので、重要性は高いと言えます。
  
東京都では、都内の一定規模を有する建物や事業所などにおいて、所定の自衛消防活動の中核要員を配置することが義務付けられています。
  
つまり、東京都内の施設を警備するに当たって、施設の火災発生時に関する専門技術を持った人材が求められているということです。
  
そのため、自衛消防技術試験に合格していれば、就職で有利だったり特別手当が支給されたりといったメリットが見込めるでしょう。
  
ちなみに、自衛消防技術認定資格の意義は、「災害の状況に応じて迅速で的確な行動ができる」「消防隊の活動に協力できる」「消防用設備などの監視や操作、維持管理などができる」となっています。
  






受験資格や試験内容は?




自衛消防技術試験では、受験資格が特に設けられていません。
  
受験願書と6カ月以内に撮影した写真2枚、そして受験手数料である5,400円を用意すれば、誰でも受験を申請可能です。
  
受験の申請は各試験日の5日前の日(ただし、その日が土曜日や日曜日、祝日や年末年始に当たる場合はその翌日)までとなり、定員になり次第締め切られます。
  
申請の受付場所は東京都内の各消防署や消防分署、消防出張所です(稲城市と、島諸地域は除きます)。
  
試験会場は東京消防庁消防技術試験講習場と東京消防庁立川都民防災教育センターの2カ所で、試験は各会場で月に2~3回実施されます(実施されない月もあります)。
  
試験当日は午前8時30分に開場となり、集合時間は午前9時となっています。
  
午前の筆記試験の合格者のみ、引き続き午後の実技試験に臨むことが可能です。
  
筆記試験は四肢択一のマークシート方式で、制限時間は75分となります。
  
「火災および地震に関する基礎的な知識」が10問、「自衛消防業務に関する実務」が10問、「消防関係法令」が5問という出題構成となっています。
  
一方で、実技試験は「集団実技試験」が3問で制限時間15分、「個別実技試験」が2問で制限時間5分程度です。
  






自衛消防技術試験の合格率は?




自衛消防技術試験の合格率について、東京消防庁が「平成29年度自衛消防技術試験 最近の合格率の状況」という資料を公開しています。
  
資料によれば、自衛消防技術試験の合格率は第13回で68.3%、第14回で71.2%、第15回で67.7%となっており、だいたい7割前後だということがわかります。
  
施設警備員にとっての三種の神器と呼ばれる資格(自衛消防技術試験・防災センター要員講習・上級救命講習)のなかで、自衛消防技術試験の難易度は比較的高めです。
  
試験に臨む場合は、充分な学習時間を確保する必要があるでしょう。
  
自衛消防技術試験は東京で働く施設警備員にとって重要で、キャリアアップにも役立つ資格です。
  
施設警備員になりたいと考えている人や、施設警備員として働いているものの未取得だという人は、資格取得を目指してみると良いでしょう。
  


  
  
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