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世界有数の自動車メーカー!トヨタ自動車の歴史


トヨタ自動車は押しも押されもせぬ大企業です。「世界のトヨタ」と呼ばれ、日本有数のグローバル企業として現在も発展を続けています。
  
しかし、このような巨大企業はある日、突然誕生したわけではありません。
  
ここまでの成長を遂げるには長い年月とトヨタ自動車で働く多くの人たちのたゆまない努力が必要だったのです。
  
そこで、トヨタ自動車創立から現代までの軌跡を振り返り、一体どのようにしてここまでの成功を収めたかについて解説をしていきます。
  

 


紡織会社からのスタート




トヨタ自動車の歴史的ルーツは1918年に設立された豊田紡織株式会社にあります。
  
同社は創業者自らが発明した自動織機を使っての綿製品の製造・販売に注力し、数年の内に欧米やアジアに製品を輸出する大会社に発展していきました。
  
自動織機が作り出す綿製品の品質の高さに加えて、第一次世界大戦の特需が会社の成長を後押ししたのです。
  
そして、1926年には自動織機そのものを製造・販売する豊田自動織機製作所が創立されます。
  

ところが、1929年に世界恐慌が起こり、この会社が業績不振に陥ってしまったのです。
  
その危機を脱するためにとった手段が事業の多角化です。
  
ハイドラフト精紡機を完成させて繊維機械の総合メーカーへと発展させることで経営の危機を脱し、同時に、自動車事業進出に向けての準備を進めていきます。
  
当時の日本は自動車産業に関してはゼロにも等しい状態でしたが、アメリカではすでに一大産業として発展を遂げていました。
  
そして、人々の生活に欠かせない交通手段として広く普及していたのです。
  
日本でも輸入車によるタクシーやバスが走り始めており、いち早く自動車産業に乗り出すことが会社の発展に繋がると判断したわけです。
  

 


戦後の危機とトヨタ独自の生産システムの確立




トヨタ自動車の直接の起源となる自動車製作部門が豊田自動織機製作所内に設置されたのは1933年のことです。
  
また、織機製作で培った鋳造や機械加工技術などのノウハウを生かし、1935年には試作型乗用車とトラックの開発に成功します。
  
その翌年には量産型乗用車も発表します。
  
そして、1937年に現在の愛知県豊田市に工場を設置し、独立会社としてトヨタ自動車工業が設立されたのです。
  
その後、日本は戦争へと突入していきます。
  
そのため、トヨタでの自動車製造は陸軍向けのトラックや乗用車が中心となります。
  
航空機部門も設立して航空機用のエンジンも製造しました。
  
戦後になるとトヨタの歴史上最大の危機が訪れます。
  
1949年に金融引き締めのために行われたドッジ・ライン政策によって市場はデフレへと転じ、その影響と自動車を売るために割賦販売の割合が急増したことでトヨタ自動車は深刻な財政難に陥ったのです。
  
この危機は24行からなる銀行の融資と朝鮮戦争の特需によって回避されますが、その教訓を生かして必要な物を必要なときに必要な量だけ生産するかんばん方式をはじめとするトヨタ独自の生産システムが確立されることになります。
  
さらに、1955年には日本初の純国産乗用車であるトヨペットクラウンを発表し、国内自動車メーカーとしての地位を確かなものへとしていきます。
  

 


グローバル企業へと躍進!日本のトヨタから世界のトヨタへ




1960年代になると、トヨタはカローラの大ヒットにより業界トップシェアを不動のものにします。
  
同時に、北米やタイ、ブラジルなどに進出し、海外でも一定の地位を築いていきます。
  
また、カローラの人気はその後も高まり続け、1974年には乗用車別生産台数で世界一を記録するまでになりました。
  
トヨタはその後も人気車種を次々と発表していきます。
  
ただ、トヨタは大衆車のメーカーであり、高級車に関しては海外の有名ブランドには太刀打ちできないと思われていました。
  
しかし、1989年にはアメリカを主要マーケットとした高級ブランド・レクサスを立ち上げます。
  
そして、その成功によって、日本車が高級乗用車としても世界に通用することを証明してみせたのです。
  

 


トヨタは常に成長を続ける企業!




90年代になるとバブル崩壊の影響が自動車業界を直撃しました。
  
その煽りを受けて、トヨタの快進撃もやや陰りをみせるようになります。
  
しかし、2000年代に入ると年間数千億円規模の原価低減を達成し、これまで以上の競争力の高さを手に入れることになるのです。
  
自動車生産台数は常に世界でトップ争いをするようになり、リーマンショックによる危機も企業努力によって短期間でのV字回復をみせています。
  
以上のように、トヨタの歴史を振り返ってみると、この企業が努力と工夫を重ね、常に成長し続けていることが分かります。
  
そして、工場で働くのであれば、こうした大手メーカーを選びたいものです。
  
手当や待遇がよいのはもちろんですが、成長し続けている企業だからこそ得られるものも多いはずです。
  
一流企業の労働環境を肌で感じ、仕事のやり方を学ぶことで将来のキャリアアップにつなげてみてはいかがでしょうか。
  


  
  
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