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仕事内容は?難易度は?プラスチック成形技能士資格を徹底解説!


就職活動や転職活動の際には、少しでも自分のスキルをアピールできるようにと、資格の取得を検討する人もいることでしょう。

資格の種類は数多く、なかには、一般的に知名度のないものもあります。

しかし、業界や業種、職種によっては高い評価を受ける資格もあるため要チェックです。

今回は、工場で活躍する資格のひとつである「プラスチック成形技能士」の仕事内容や資格試験について詳しく解説します。
  

 


プラスチック成形技能士とは?気になる仕事の内容




プラスチック成形技能士の仕事内容は、名前の通り、プラスチックの成形を行うことです。
  
プラスチック製品とは、あらゆる有機高分子化合物をまとめた呼び方で、有機高分子化合物とは、熱や圧力などをかけたり、冷やしたりすることによって、ある定まった形に加工できる化合物をいいます。
  
わたしたちの生活のなかには、たくさんのプラスチック製品が使用されていますが、同じようにプラスチックと呼ばれている製品であっても、使う目的や場所によって形はさまざまです。
  
また、もととなっている材料の種類は複数あります。
  
そのため、プラスチック成形技能士が、専用の成形機や成形機に取り付ける金型、そのほか周辺機器などを用いて、必要な材料を使い、実際の使用に合わせて目的の形を作ります。
  
  
専門的な知識や技術を必要とするプラスチック成形技能士は、国家資格のもとにある技能検定制度に基づいた資格の一つです。
  
技能検定は、仕事をするうえで身につけておくべき技能の習得度を測るために設けられています。
  
職業能力開発促進法により実施された検定制度であり、2018年7月現在だと130種類の職種が指定されていて、プラスチック成形技能士もそのひとつです。
  
検定試験に合格し、合格証書の交付を受けると、プラスチック成形技能士として活躍できるようになります。
  

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どこで活躍できる?プラスチック成形技能士として働ける職場とは




プラスチック成形技能士は、プラスチックの成形に関する知識や技術を持っている人が取得できる資格です。
  
そのため、プラスチックの成形が作業工程に含まれているメーカーなどの工場で活躍できます。
  
ただし、そういった工場であっても、成形作業自体はオートメーション化されていることが一般的です。
  
成形機などの導入で形を作る工程が機械化されている場合、プラスチック成形技能士本人が手で成形作業を行う必要はなくなります。
  
ただし、その代わりに、成形する機械の管理や補助の作業が必要になってきます。
  
  
たとえば、材料が機械に入り、熱などが加わり溶けたものが型に流され、冷却されて固まったものを型から取り出すといったような作業過程のなかで、成形機のオペレーションを行う作業があります。
  
また、成形する機械にプラスチックの材料を入れたり、形が完成した製品を検査し、梱包したりすることなども仕事です。
  

 


4つに区分されているプラスチック成形技能士




技能検定には、特級と1~3級の4つに区分されているものと、等級分けがされていないものがあり、プラスチック成形技能士は4つに区分されている検定です。
  
4つの区分のうち、まず、特級は最も高いレベルの技能を習得している人が取得できるもので、管理者や監督者などの立場の人が持つべき技能とされています。
  
特級の試験を受けるためには、1級に合格した後に5年以上の実務経験を持っていることが必須です。
  
  
次に、1級は、実務経験を7年以上持つ上級レベルの技能者を対象としたもので、受検条件は学歴や、検定職種と同じ職業訓練を受けているかどうかによって緩和されることがあります。
  
たとえば、高等専門学校や2年制の短期大学を卒業している場合、5年以上の実務経験か、2級に合格した後であれば2年以上、3級を合格しているなら4年以上の実務経験を持っていれば受検可能です。
  
続いて、2級は、中級技能者レベルの検定で、学歴などに関わらず、2年以上の実務経験を持つ人が対象となります。
  
最後に、3級は、初級技能者の取得を目安に設けられている検定で、特に実務経験は問われません。
  

 


等級ごとに異なる!プラスチック成形技能士の学科試験の内容




プラスチック成形技能士の検定試験は、学科試験と実技試験があり、試験の内容は等級によって異なります。
  
学科試験は基本として、試験範囲が共通科目と選択科目に分けて設けられていて、共通科目は、プラスチック成形法一般、成形材料一般、電気、品質管理、安全衛生の5科目です。
  
一方、選択科目は、検定で区分されたプラスチック形成の4種の作業それぞれに対して定められている4科目の試験を受ける必要があります。
  
具体的には圧縮形成法、射出成型法、インフレーション成型法、ブロー成型法の4科目です。
  
  
1級と2級は5つの共通科目すべてと4つの選択科目のなかの1科目が試験範囲です。
  
一方、3級は5つの共通科目のうちプラスチック成形法一般、電気、安全衛生の3科目と、4つの選択科目のいずれか1科目が試験の対象となります。
  
また、特級は、共通科目などにかかわらず、8つの項目が試験内容として挙げられています。
  
具体的には、工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、設備管理、安全衛生管理及び環境の保全といった管理などに関わる科目です。
  
さらに、作業指導、プラスチック成形に関する現場技術の2科目も試験範囲となります。
  

 


実際に作業を行うプラスチック成形技能士の実技試験の内容




実技試験は、実際にプラスチック製品の製作などを行う作業や判断、計画の立案に関する試験が、制限時間を設けて行われます。
  
具体的にどのような作業を行うかは等級によって異なるため注意が必要です。
  
たとえば、特級は、作業工程の進度管理や材料などの現品管理、人や機械の日程計画などができるかを見る工程管理の試験が行われます。
  
さらに、作業管理や品質管理、原価管理などに関する試験も対象です。
  
加えて、安全衛生について具体的に管理できるか、公害を防ぐための対策をとれるかをチェックする安全衛生管理、作業指導や設備管理も試験範囲に入っています。
  
  
一方、1~3級の実技試験の範囲となっているのが、選択科目となった4つの科目に関する作業です。
  
圧縮成形作業では、機械への成形条件の設定や圧縮成形機を使った成形加工ができるかのチェックを受けます。
  
また、射出成形作業の実技で行うのは射出成形機による成形加工です。
  
さらに、インフレーション成形作業では成形条件の設定やインフレーション成形機による成形加工、ブロー成形作業ではブロー成形機による成形加工を行います。
  
  
インフレーション成形作業については、成形機の操作ができることと、フィルムの二次加工の作業ができるかの主に2点が問われ、ほかの3つの作業については、成形品の仕上げ加工と寸法測定ができるかがチェック項目です。
  
実技試験の内容は実施年度によって異なるものもあります。
  
そのため、受検年度に応じて確認することが必要です。
  

 


プラスチック成形技能士になるのは難しい?合格率や難易度は?




プラスチック成形技能士の試験について合格状況を見ると、2017年度は、1万2140人が受検し、合格者数は7599人です。
  
ただし、合格率は等級ごとに異なり、難易度もそれに応じて変わってきます。
  
4つの等級のうち、3級は合格率が80%を超える年も多く、特に厳しい試験ではありませんが、2級以上になると合格率は低く、50%を切る難易度の高さです。
  
特に、精密な医療用のプラスチック製品の成形技術を求められるようなレベルの1級は難易度が高く、特級は管理者や監督者などが検定を受けることを想定しているため、さらに難関となります。
  
受検自体の条件が厳しいなかでも、特級の2017年の合格率は26.9%です。
  

 


プラスチック成形技能士として活躍したいなら計画的に準備を!




プラスチック成形技能士は、2級以上になると難易度が高くなり、一度で合格することは簡単ではありません。
  
また、実務経験が必要となるうえ、年に1回しか受検できないことを考えると、早くから計画的に取得を目指すことが求められます。
  
資格取得にはそれなりの努力が必要ですが、簡単に取得できない分、就職や転職の際にはアピールポイントにすることもできるので、工場勤務を希望しているならチャレンジしてみるとよいでしょう。
  

  
  
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