具体的にどんな業務?衛生管理者の仕事内容と流れ

04月20日更新

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具体的にどんな業務?衛生管理者の仕事内容と流れ

  • 投稿日:2019/06/25
  • 更新日:2023/09/29

目次

    こんにちは。工場・製造業求人サイト「ジョブコンプラス」の編集部です。

    従業員が健康でストレスなく業務に従事するためには、職場の環境が良好であることは重要です。

    そして、そのようなより良い職場環境作りに努める役割として衛生管理者がいます。衛生管理者は工場で生かすことができる資格ですが、具体的にどのような業務をするのかイメージができない人もいることでしょう。
      
    そこで、今回は、衛生管理者の主な仕事の内容と流れについて紹介します。
      

    企業には衛生管理者の選任義務がある

    企業には、事業場の規模に応じた人数の衛生管理者を選任する義務があります。

    これは労働安全衛生法で定められており、50人以上の従業員を抱える事業場は必ず衛生管理者を配置しなくてはならないのです。

    具体的には、従業員が50~200人なら1人以上、201~500人なら2人以上といったように、事業場が大きくなるほど選任すべき衛生管理者の数も多くなります。

    法律による選任義務があることから、衛生管理者はニーズが大きく、活躍できる場が多いポジションだといえるでしょう。
      
      

    衛生管理者の資格の種類

    衛生管理者の資格は、大きく第一種衛生管理者と第二種衛生管理者の2種類に分けられます。

    それぞれの特徴を押さえ、自分に合ったほうを目指すとよいでしょう。

    前提として、第一種と第二種の違いは「有害業務を含む業種で衛生管理の仕事が行えるかどうか」という点にあります。

    有害業務とは、労働者の健康に悪影響を及ぼしやすい環境で行われる業務のことです。

    有害なガスが発生する工場などでは、適切に衛生管理を行わないと労働者が重大な健康被害を受ける恐れがあります。

    第一種衛生管理者は、有害業務を行う現場でも衛生管理の仕事を行うことができます。

    対して、第二種の場合は有害業務の管理を担当できません。

    有害業務以外の点では基本的に同じですが、より多くの職場で活躍したい場合は第一種の資格取得を目指すとよいでしょう。
      
      

    従業員の健康を守ることは衛生管理者の重要な仕事

    従業員の健康管理は衛生管理者に課せられた重要な役割となっています。
      
    日々忙しく働いているなか、自身で十分な健康管理ができていない人は少なくないものです。
      
    また、衛生的に管理された職場であっても、業務上健康へのリスクを完全には否定できない作業を必要とされるケースもあることでしょう。
      
    そのため、定期的な健康診断や業務上健康に不安がある人に対する個別の健康診断を実施するなどして、従業員の健康状態をきちんとチェックし、病気の早期発見に努めることが必要です。
      
    さらに、健康診断の結果、心配となるような点が出た場合にはアドバイスを行うなどのアフターケアをすることも大切となります。
      

    快適な職場作りを!職場環境の衛生管理業務

    職場の環境を衛生面で管理することも、衛生管理者に求められる仕事のひとつです。
      
    たとえば、工場内の空気が悪かったり、暑すぎたり寒すぎたりすると、仕事に集中できなくなってしまい、作業効率が落ちてしまうことがあります。
      
    場合によっては、環境の悪いなかで長時間働くことにより健康に悪影響を及ぼしてしまうこともあるでしょう。
      
    このような事態を防ぐためにも、衛生上で適正な作業環境にあるかについて、きちんと調査を行うことは衛生管理者の大切な役割です。
      
    具体的には、照明の明るさや温度、湿度が適正であるかなどはチェックポイントとなります。
      
    さらに、従業員の健康を害するような騒音や振動はないか、換気は良好か、有害な化学物質が発生していないかなども調査の対象です。
      
    ほかにも、職場環境の衛生状況を向上させるために対策を講じることも役割となります。
      
    たとえば、タバコの煙に対する感じ方は人によって異なりますが、どの従業員でも快適に働けるようにするために、禁煙のエリアや喫煙場所を設置するといった対策を取ることも方法です。
      
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    従業員が安全に働くために!労働環境の管理も大事

    従業員が安心して仕事をするためには、安全な労働環境を維持することも大事です。
      
    作業中にケガをしてしまったりすることなどないように、正しい作業方法を実践できるように管理することは基本の業務となります。
      
    加えて、労働衛生保護具、救急用具などを整備しておくことも必要です。
      
    労働衛生保護具には、たとえば、保護めがねや化学防護服、呼吸用保護具などがあります。
      
    ただし、救急用具などが一通りそろっていても、いざ必要となったときに実際に使用できないのでは意味がありません。
      
    そのため、いつでも安全に使えるように不具合がないかどうかを定期的にチェックしておくことも衛生管理者の欠かせない業務です。
      
    しかし、安全に配慮して労働環境を管理していても、ケガをしてしまう可能性はあります。
      
    そのような場合には、今後の対応のためにも、その事実を残しておくことが大切です。
      
    業務のなかで発生したケガや病気、さらに、それに伴う欠勤や人事異動、死亡については、統計を作成しておくようにします。
      
      

    衛生管理者の仕事のやりがいは?

    衛生管理者の仕事のやりがいとして、従業員の健康を守れることがまず挙げられます。

    自分の働きで労働環境が改善され、従業員が安全な職場で安心して働けるようになれば、大きなやりがいを感じられるはずです。

    また、従業員が安心して働けることで生産性が上がり、企業としての成長につながることもやりがいの一つです。

    そして、労働環境を改善したことで従業員から直接感謝されることもあるでしょう。

    従業員の健康を守り、企業の成長を支える衛生管理者は非常にやりがいのある仕事だといえます。
      
      

    衛生管理者の仕事で大変なことは?

    衛生管理者の仕事には大変な点もあります。

    例えば、他の業務と兼任する場合が多いことが挙げられるでしょう。

    衛生管理者は法律で選任義務が定められており、各事業場に必ず配置しなくてはなりません。

    しかし、事業場の規模によっては衛生管理を専属で行う人員を配置できない可能性があります。

    そうした場合、選任された人は本来の業務と衛生管理の仕事を両方こなさなくてはならず、大きな負担を感じる場合があるのです。

    また、当然のことですが従業員の健康状態に責任があることも衛生管理者の大変な点だといえます。
      
      

    衛生管理者に向いている人の特徴

    衛生管理者に向いている人の特徴として、人のために働きたいと考えていることが挙げられます。

    衛生管理者の仕事では、事業場の安全に配慮しながら、従業員が安心して働けるようにさまざまな業務を行います。

    従業員を健康被害から守る仕事には大きなやりがいが感じられるので、人のために働きたい、会社に貢献したいと考えている人は衛生管理者に向いているでしょう。

    次に、視野が広いことも衛生管理者の適性の一つです。

    衛生管理者は、事業場の隅々にまで注意を払い、起こりうる事態を想定しながら未然に事故を防がなくてはなりません。

    最後に、「従業員の健康は自分が守るのだ」ということを自覚して働ける、責任感が強い人も衛生管理者が向いているでしょう。
      
      

    衛生管理者になるには?

    衛生管理者の試験を受けるためには、受験資格を満たす必要があります。

    受験資格は最終学歴に応じて変わりますが、いずれの場合も最低1年以上の実務経験が必要です。

    最終学歴が大学・短期大学・高等専門学校の場合、1年以上の実務経験があることが衛生管理者の受験資格となります。

    同様に、最終学歴が高等学校の場合は3年以上、その他の場合は10年以上の実務経験が求められます。

    つまり、10年以上の実務経験があれば、学歴にかかわらず誰でも受験できるということです。

    ちなみに、実務経験を示すために事業者証明書の提出を求められるので用意しておきましょう。

    試験に合格した後、免許申請書に必要事項を記載し、必要書類と免許試験合格通知書を添付して送ると、衛生管理者の免許証が交付されます。
      
      

    衛生管理者の仕事は幅広い!柔軟に対応することが大切

    衛生管理者の仕事内容は、職場における衛生面や安全面、従業員の健康面など、幅広くなっています。
      
    さらに、それぞれの業務では細やかな配慮やサポートも行わなければいけません。
      
    たとえば、健康診断を従業員向けに実施するだけでは、対応が十分ではありません。
      
    仕事が忙しいからと受診しない従業員が多く見られた場合には、受診しやすいような労働環境を作ったり、健康診断の重要性を訴えるイベントを社内で開催したりするなどの工夫が求められます。
      
    また、健康診断を受診した結果、仕事に従事できないと判断された場合には、休職の手続きのサポートを行うなどの配慮を持つことも大事です。
      
    労働衛生保護具や救急用具の点検、衛生で安全な環境が維持されているかをチェックするための事業所内の巡回など定期的に行う業務もあります。
      
    しかし、実際には定期的な業務だけではなく、その時々に応じた仕事も少なくありません。
      
    また、衛生管理者は他の仕事との兼務をしている人が多い傾向です。
      
    そのため、仕事の流れについては必ずしも決まった手順に従うのではなく、状況によって柔軟に対応することが求められているのです。
      
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