中期の経営ビジョン「STEP」に基づくスバルの企業理念

スバルは自動車の製造部門と航空宇宙部門を柱として事業を行う重工業メーカーです。
  
スバルが掲げる新中期の経営ビジョンは「STEP」と呼ばれています。
  
これは、企業が目指す「Speed」「Trust」Engagement」「Peace of mind & enjoyment」の4つの要素の頭文字をとったものです。
  
また、下記の3点を企業理念として公表し「STEP」に基づいたさまざまな取り組みを行っています。
  
1点目は「常に先進の技術の創造に努め、お客様に喜ばれる高品質で個性のある商品を提供する」ということです。
  
「STEP」の取り組みのひとつである運転支援技術と衝突安全性能の向上に取組み、2030年に死亡交通事故ゼロを目指しています。
  
2点目は「常に人・社会・環境の調和を目指し、豊かな社会づくりに貢献する」ということです。
  
燃費やCO2削減といった環境性能の向上に加え、耐久性や安全性、実用性などの商品性全体における環境の向上にも努めています。
  
3点目は「常に未来をみつめ国際的な視野に立ち、進取の気性に富んだ活力ある企業を目指す」ということです。
  
米国だけでなく、アジア、中南米、欧州といったそれぞれの市場ごとに最適な事業活動を行い、持続的な成長を目指しています。
  

6つの会社の結集に由来を持つスバルエンブレム

スバルこと富士重工業のロゴは、「六連星(むつらぼし)」のマークがお馴染みですが、六連星の由来は、富士重工業の成り立ちとも深く関係しています。
  
設立当時、富士重工業は単独の会社ではなく、富士工業や富士自動車工業など6つの会社が統合して設立されました。
  
富士重工業を中心に、5つの会社が取り囲むように配置され、それを星に見立ててエンブレムとした歴史があります。
  
また、スバルはおうし座のプレアデス星団の和名で、枕草子の中にも出てくる言葉です。
  
1958年に誕生した「スバル・360」のエンブレムの選定にあたって社内から募集を行い、スバル・360の設計デザインに携わった工業デザイナー・佐々木達三が手を加えたものが原型となっています。
  

スバルの由来と会社設立の歴史

富士重工業の前身は、中島飛行機です。
  
中島飛行機は、第二次世界大戦において戦闘機の開発・製造を行っていましたが、終戦とともに解散となりました。
  
その後、富士重工業株式会社は、解散となった旧中島飛行機など5社を吸収合併する形で1953年に再スタートをはかります。
  
六連星の6つの星は、合併の経緯から生まれたもので、スバルを象徴するものとなっています。
  
また、6社を統合する=統べる(すべる)という意味も込められています。
  
時代に合わせて、6つの星の配置などに変化はありましたが、星の数自体は変わることなく受け継がれています。

人気車種上位5位は、どんな車種?

2017年第一四半期のスバルの車種、人気ランキング1位は、レガシィの下位モデルとして1992年に市場に登場した「インプレッサ」です。
  
車好きのあいだでは「インプ」という愛称で親しまれている車種で、ワゴンタイプ、スポーツ、セダンタイプがラインナップされています。
  
全車にアイサイトが標準装備、歩行者保護エアバックも搭載され、安全面でも高評価を得ているのが特徴です。
  
  
2位は、レガシィスポーツワゴンの後継車種であるスポーツステーションワゴン「レヴォーグ」です。
  
2Lエンジン搭載のモデルは、最高出力、最大トルクともに高い数値を誇り、走行性能を優先するユーザーを目的としています。
  
  
3位は、オンロードからオフロードまで対応のクロスオーバー車である「フォレスター」です。
  
スバル独自のAWDシステム「シンメトリカルAWD」が搭載され、悪路走行の走破も可能となっています。
  
  
第4位は「レガシィ」です。
  
セダンタイプとクロスオーバータイプの2モデルがラインナップされています。
  
スバルの代名詞「水平対向エンジン」などが搭載され、スポーツ車種に負けない走行性能が売りです。
  
  
第5位は「WRX」です。
  
モデルのひとつであるWRX STIをベースとしたモデルが、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦して、2015年・2016年にクラス連覇の快挙を遂げています。
  
それにより走行性能と耐久性が実証されたのです。
  

スバルの人気車種の名前はどうやって付けられたの?

スバルの人気車種のひとつであるインプレッサは「IMPREZA」と綴ります。
  
これは「金言、紋章」などを意味する英単語「impresa」に由来する造語です。
  
  
レヴォーグの由来もまた造語で「大いなる伝承」という意味の「LEGACY」「変革、革新」を意味する「REVOLUTION」、そして「TOURING(ツーリング)」という三つの単語から「LEVORG(レヴォーグ)」と名付けられています。
  
  
また、スバルの名を高めた人気車種のレガシィの由来も、このレヴォーグのネーミングに使われている「LEGACY」と同じく「大いなる伝承物、遺産」などの意味を持つ英語です。
  
  
フォレスターの由来もまた英語で「森の住人、森を育む人」などを意味する「FORESTER」です。
  
  
エクシーガは「EXIGA」と綴りますが、これも造語であり「心躍る」という意味を持つ「EXCITING」と「活動的な」という意味のある「ACTIVE」という2つの英語の意味が込められています。
  
  
また、BRZは「Boxer Engine(ボクサーエンジン)」「Rear Wheel Drive(後輪駆動)」「Zenith(究極)」の3つの言葉の頭文字をとって名付けられた車名です。
  

  
  
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