工場Q&A記事

工場内で暖房や冷房は効いてる?エアコンはつけてもらえるの?


工場での仕事を始めるとき、気になるのが暖房や冷房の有無ではないでしょうか。密閉された空間である工場は、夏は蒸し暑く、冬は肌寒くなりやすい環境にあります。暖房や冷房がなくては辛いと感じる人も多く、工場で働きたい人、現在工場で働いている人にとっては重要な問題だといえるでしょう。
  
工場内の気温はどうなっているのか、希望があれば工場内に空調を取り付けてもらうことは可能なのか、ここでは工場側の事情も含めて詳しくまとめました。




工場内でも場所によって温度は変わる




工場の作業は、業種によっては繊細な動きを求められるものもあり、真冬の寒さで手がかじかんでしまうと精度が下がる恐れがあります。また、夏の暑さで汗をかき、製品に落ちてしまう危険性も考えられます。
  
そのため、多くの工場ではラインにも空調を設け、暖房や冷房が効くようにしています。ただし、工場内でも場所によっては温度調整が効かない場所、効きにくい場所があるようです。たとえば、常に入り口が開いている倉庫は外気にさらされやすく、空調が効きにくい、あるいは最初から空調が取り付けられていないケースが目立ちます。
  
また、工場内の通路も空調がついていないことが多く、工場内で働いていると作業所から通路に出た瞬間、温度のギャップに驚くこともあるでしょう。一方、比較的温度が安定しているといえるのが休憩室や食堂です。憩いの場であるこれらの空間では、従業員によって自由に温度調整をすることも可能です。






工場によっては温度を変えられないこともある




多くの工場では従業員の健康を考慮して快適な温度を保つように工夫していますが、業種によっては季節に関係なく一定の温度を保っている工場も存在します。その代表が食品工場でしょう。
  
特に食品工場の材料の保管庫では、材料が傷まないよう、低い温度に設定されており、そこで働く人は肌寒さを感じます。それでも温度を上げるわけにはいかないので、工場側が上着などを用意し、凌いでもらう工夫をしているようです。
  
ラインでも温度が厳しく管理されているケースがあります。生鮮食品を扱う場合は、賞味期限や消費期限に対して工場は敏感になっています。鮮度を保ったまま食品を完成させるため、やはり冷房が効いた状態で作業をすることになります。また、発酵食品やアルコールの醸造なども温度が生命線なので、一定の気温が保たれている現場だといえるでしょう。






工場内の気温を変えてほしいときはどうする?




温度を一定に保っている工場でも、長く働いていると「本当に必要なのか」と疑問に思うことが出てくるでしょう。
  
たとえば、生鮮食品を扱うときは冷房が効いているのは仕方ないとしても、加工食品を扱うときは冷房が必要ないのではないか、などの不満が芽生えることもありえます。そのようなときは、まず身近な先輩や上司に理由をさりげなく尋ねてみましょう。明確な理由を答えてもらえることもありますが、「僕も同じことを思っていた」と返ってくることもありえます。
  
そして、多くの人に聞いてみてあまりにも同じ意見が多ければ、職場全体の課題として経営陣に交渉してみることも可能です。労働者が健康を保護される権利は労働基準法によって定められているので、労働組合を通すなどの正当な手順に乗っ取って、上層部に掛け合ってみましょう。






温度調整のために有効な工夫とは




工場内の気温が過ごしにくくても、事情があって空調を調整してもらえないときには、従業員側が工夫して乗り越えなければいけないこともあります。工場側が特に対策を設けてくれていないときも、従業員が自分たちで方法を用意し、作業のモチベーションを落とさないようにしましょう。
  
冷房が効きすぎている職場では、重ね着や保温効果のあるアンダーウェアを着るなどして、体が冷え込まないようにするのがおすすめです。また、使い捨てカイロを持ち込むことも有効な手段です。暖房が効きすぎている職場では、半袖の作業着を選ぶ、汗だくにならないような素材のシャツを着込むなどの対策があります。
  
そして、共通する心がけとは、休憩時間でゆっくりとくつろぐことです。休憩室は快適な温度に保たれている空間なので、休憩時には無理をせず、ゆっくりと体を温めたり、涼んだりして、作業の再開に向けて英気を養いましょう。工夫次第で、工場内の体感温度を快適にすることは可能です。
  
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