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アーク溶接作業者になろう!基本知識と試験内容・合格率・難易度を解説


機械や建築を作るときに欠かせない技術が「溶接」です。
材料と材料を強度を保ったまま接合できる溶接は、産業やインフラを支える重要な役割を果たしているのです。しかし、その役割をになう溶接技術者には国家資格が要求されます。
  
この記事では、アーク溶接作業者資格について、基本知識から資格取得までわかりやすく解説します。
  




アーク溶接作業者講習の学科試験内容について




アーク溶接作業者の技能講習は学科と実技から構成されます。
  
学科講習は2日間で11時間となり、実技講習は1日間で10時間あります。
  
合計で3日間の21時間の講習時間で取得できるのです。
  
もちろん、講習の最後に修了試験はありますが、学科・実技試験とも内容はそれほど難しいものではありません。
  
講習をきちんと理解していれば、それほど心配する必要はないのです。
  
学科試験内容は、溶接の一般知識から始まり、溶接機の構造と操作を学びます。
  
つぎに、鉄鋼材料と溶接材料などの材料に関する知識、溶接の施工・試験・検査を押さえるのです。
  
さらに、溶接作業時の安全衛生管理などが出題されます。
  
たとえば、溶接の一般知識としては、アーク溶接は「冶金(やきん)的接合」の一種で、部材を加熱して溶かすことで結晶レベルで一体化させる接合方法です。
  
これは「機械的接合」や「化学的接合」とは異なります。
  
試験では、どのように違うかというそれぞれの特徴が問われます。
  






アーク溶接作業者講習の実技試験内容について




アーク溶接とひとことでいっても、さまざまな種類があります。
  
大きく分けると作業員の手で作業を行う「手溶接」と、溶接機械を用いた「半自動溶接」があります。
  
それぞれの方法はさらに細分され、主に7種類の方法があるのです。
  
たとえば、「被覆アーク溶接」は、細い金属材料に「被覆」と呼ばれる保護材がコーティングされた溶接棒を使った方法です。
  
風の影響を受けにくいので、工事現場などの屋外での溶接作業で多用されています。
  
被覆アーク溶接では、棒状の溶加材(溶加棒)と電極が一体化しているため、作業が進むにつれて棒が消費されます。
  
一方で、「ティグ溶接」と呼ばれる方法では、電極にタングステン鋼を用いて、ワイヤ状の溶加棒を別に供給しながら溶接する方法です。
  
これは主に半自動機械を使った作業環境となります。
  
このような作業の種類に応じて、実技試験は9つのタイプに分かれるのです。
  
具体的には、溶接方法として、手による溶接、手と機械による半自動溶接があります。
  
また、溶接材料別に、ステンレス・チタン・プラスチック・銀ろうが別に扱われるのです。
  
また、熟練を要する技法として、すみ肉溶接も別扱いです。
  
特殊な溶接方法としての、基礎杭溶接、石油工業溶接も選択可能になっています。
  
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「アーク溶接作業者」は合格率ほぼ100%の有望な国家資格




「アーク溶接作業者」国家資格の受験条件は年齢制限だけです。
  
満18歳以上であれば、性別や学歴・職歴に関係なく誰でも試験を受けることができます。
  
また、この試験は合格率が100%に近いところにも特徴があります。
  
アーク溶接は危険を伴う作業なのですが、正しい取り扱い方を知っていれば、安全な作業ができる仕事です。
  
そのため、落とすための試験ではなく、所定の技能講習を受けた受講者には基本的に資格が与えられるのです。
  
技能講習の受講料以外は費用もかからないので、非常に取りやすく難易度も抑えられた資格といえます。
  
もし、不合格になっても、1年間は再受験の際の講習受講が免除されます。
  
この資格は、いったん合格してしまえば、資格に有効期限はありません。
  
更新の必要もなく、生涯有効である点も魅力です。
  
なお、受講料は講習実施団体により多少のばらつきがありますが、1万円〜1万5000円の間になります。
  






アーク溶接作業者資格取得のための試験合格対策




アーク溶接の技術者には、安全かつ効率的な作業のために、溶接の種類に応じた正しい取り扱いの知識と経験が期待されます。
  
このため、学科・実技を含む技能講習が実施されます。
  
最終的には試験がありますが、技能講習の内容をしっかり理解して身につけておくことが、最も効果的な合格対策なのです。
  
2日間の学科講習と1日間の実技講習の際に、集中して内容を十分に理解できるように、体調管理に気をつけます。
  
早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を送ることをおすすめします。
  






アーク溶接作業者資格を目指そう!




アーク溶接作業者は、さまざまな領域で活躍できる可能性があります。
  
建設業、造船業、自動車産業などでは多くの有資格者が仕事をしています。
  
また、航空宇宙産業などの最先端の領域でも、溶接技術者は不可欠の存在です。
  
受験資格も厳しくないため、やる気があれば資格取得は難しくありません。
  
ぜひ、資格取得を目指しましょう。
  


  
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