工場で働く時に、職場によってはマイクロソルダリング技術者試験の資格が役に立つのではないでしょうか。特に電気系統の製造業の工場であれば技術が生かせそうです。その資格はどのようなもので、その資格の取り方について紹介します。
☆マイクロソルダリング技術者試験とはどんな資格?仕事にはどう生かせる?
マイクロソルダリング技術者試験は、小さな電子部品などを半田付けする微細半田付けを行う能力が問われる試験です。
最近はパソコンをはじめとして、家庭内にある家電機器などに採用されているプリント基板などでも、小型の表面実装部品などが使用されていて、マイクロソルダリング技術が採用されています。
また、飛行機や自動車などの大型装置などにも採用されている技術です。このような製品に搭載するプリント基板への部品実装などに役立てる資格です。
さらには、携帯電話などに代表されるように、電子機器の小型化が進んでいるため、この資格の保有者の需要も高く、保有していて損のない資格の一つです。この試験では、接合理論や材料工学をはじめ、化学・機械工学・信頼性・評価解析・安全性などについての全般的な専門知識が問われる試験に合格したうえで、面接によりマイクロソルダリング技術に関する専門的な学識とその応用能力の評価水準の確認が行われます。
☆どうやって勉強すれば良い?
マイクロソルダリング技術者の資格を取るための勉強方法として、一般社団法人日本溶接協会が実施する、セミナーを受講するのが早道です。ソルダリング作業の原理・原則を重視した学習と実習を体験できます。このセミナーは2日間かけてソルダリングの基本から、応用など一連の必要な知識を学習できます。
また、セミナーによりある程度の知識が身についたのであれば、マイクロソルダリングに関する参考書や問題集が多数販売されていますので、参考書を使ってセミナーで受けた内容を復習し、問題集により数多くの問題を経験すると良いでしょう。
販売されている問題集は過去問題を参考に作られているため、ある程度の出題傾向が掴めるはずです。筆記試験はマークシート方式なので、ある程度の問題のパターンを掴むことで、正解率が上がるはずです。問題集は毎年販売されていますので、2年か3年分の問題集を勉強しておけば大丈夫でしょう。
☆資格を取るために条件はいるの?
マイクロソルダリング技術者試験を受けるには、以下の条件のいずれかを満たしている必要があります。
インストラクターの経験を2年以上積むこと、工業高等学校以外の高等学校卒業後に経験が6年以上、工業高等学校卒業の場合で経験5年以上、理工系工業高等専門学校・理工系短期大学または理工系以外の大学卒業後の場合で経験3年以上、理工系大学卒業後経験2年以上です。
また、上記に挙げたのとほぼ同等の能力と経験があると認められた場合も試験を受けることが可能です。長年の経験が必要な資格なので、マイクロソルダリング技術者資格の中でも、オペレーター試験・インスペクター試験・インストラクター試験などの難易度の低い資格を取得することから始めて、経験を徐々に積みながらステップアップするのが得策といえるかもしれません。
☆どうやって受験するの?
この資格を取得するには、一般社団法人日本溶接協会に申し込みを行います。申込書は日本溶接協会に受験申込書送付依頼を郵送するか、FAXすれば入手が可能です。その申込書を日本溶接協会に送付すれば受験が可能です。
試験は毎年1月と7月に筆記試験が行われます。筆記試験に合格すると面接試験となりますが、筆記試験の1カ月後に行われるのが一般的です。試験が開催される拠点は、東京と大阪で、ここ数年の会場は、東京地区は秋葉原の溶接会館、大阪地区は豊中市の千里ライフサイエンスセンターとなっています。
また、この資格を取るためのセミナーは毎年6月と12月に開催され会場は試験会場と同じ場所です。
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