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食品工場の仕事内容とは?働くメリット・デメリットや平均年収などを解説

こんにちは。工場・製造業求人サイト「ジョブコンプラス」の編集部です。
食品工場では、スーパーやコンビニなどで販売される食品の製造が行われています。食品工場で働くことには、職場環境が衛生的なことや未経験者でも仕事内容を覚えやすいことなど、多くのメリットがあります。一方で、立ち仕事が多かったり衛生管理に厳しかったりといったデメリットにも留意しなければなりません。食品工場の仕事に興味がある人は、仕事内容とメリット・デメリットを十分に把握した上で、自分に合うか判断することが大切です。
この記事では、食品工場で製造する製品から、具体的な仕事内容、食品工場の種類と特徴、メリット・デメリットまで詳しく解説します。さらに、食品工場で働く場合の雇用形態や年収、一日のスケジュールなどについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧下さい。




食品工場で製造する製品とは?


食品工場では、以下の製品が製造されています。

  • ・冷凍食品
  • ・加工食品
  • ・菓子類
  • ・調味料
  • ・缶詰食品


これらの製品は、私たちの日常生活でさまざまな形で利用されています。冷凍食品や加工食品は忙しい日々の中で手軽に食事を準備する手助けとなり、菓子類は楽しいリフレッシュタイムを提供してくれます。調味料や缶詰食品は、料理の幅を広げ、食生活を豊かにするために重要です。食品工場は、多種多様な食品を製造することで、私たちの食生活に大きく貢献しています。




食品工場の主な仕事内容


食品工場の仕事は多岐にわたりますが、主に次の4つに分けられます。

  • ・ライン作業
  • ・機械の操作やメンテナンス
  • ・工場内の清掃・洗浄
  • ・工場内の衛生管理


以下、それぞれ詳しく解説します。



ライン作業

ライン作業(ライン生産方式)とは、材料や部品をベルトコンベアで流し、工程ごとに複数人で作業にあたる生産方法のことです。流れ作業により、大量の製品を効率よく生産できます。

ここでは、食品工場におけるライン作業の各工程(材料の仕込み、食材の加工、食品の調理、検査や検品などの品質管理)を詳しく解説します。



材料の仕込み

材料の仕込みは、原材料の選別、洗浄・殺菌、下処理を行う工程です。傷みのある食材や混入した異物を取り除き、専用の器具を用いて丁寧に洗浄します。下処理された加工前の食材は、肉類、魚介類、野菜類といった区分で保管され、先入れされたものから順に使用していきます。食材や器具類に菌の汚染が起きないように、十分な注意が必要です。



食材の加工

パン工場では、機会に小麦粉や水、バターを投入してパン生地をつくります。焼く前の生地成型やフィリング、トッピングも重要な工程です。

食肉加工は、大きな肉の塊から指定の分量に切り分けるのが主な作業です。生肉よりも冷凍肉を扱うことが多く、スライサーなどで加工します。

水産加工工場では、頭やうろこ、殻、内臓などを除去し、可食部を指定の大きさに切り分けます。扱う食材や製品の種類によって、加工工程はさまざまです。



食品の調理

下処理や下ごしらえをした食材に対し、焼く、煮る、蒸す、揚げるといった調理を行います。味にブレが起きないよう、つくり方や分量のマニュアル化が徹底されています。そのため、作業自体はそれほど難しくはありません。ただし、食中毒防止の観点から、中までしっかりと火を通すことが大切です。調理中に食品の中心温度を測定し、基準を満たしているかチェックします。



盛り付け・トッピング

弁当や惣菜の生産ラインでは、調理されたおかずや炊きあがったご飯を容器に盛り付けます。ケーキ・菓子パンにはクリームやフルーツをトッピングします。決められた分量を守って、スピーディに盛り付けることが重要です。ライン作業の流れを止めないようにするだけでなく、菌の繁殖を防止することが求められます。



検査や検品などの品質管理

ベルトコンベアに流れる原材料・食品に、異物や不純物、不良品がないかをチェックします。外観を目視で確認する作業の他、味や臭い、触感の検査、ルーペや金属探知機、測定機器、検査装置機による安全性の検査、さらには微生物の検査といった専門性の高い業務もあります。

髪の毛などの異物はもちろん、別の食品の原材料が混入してもクレームにつながるため、見落としがないように細心の注意が必要です。また、食品表示は消費者にとって重要な情報であるため、貼り間違いがないかラベル検査も行われます。



梱包と出荷

完成した商品を梱包し、小売店まで出荷する作業です。商品によって梱包の仕方は異なり、複数パックで1セットの梱包にする場合もあります。梱包された食品は箱詰めされ、トラックなどで配送されます。

工場で取り扱う商品によって、あるいは流通手段によっても作業内容が変わります。冷凍食品は低温環境で梱包作業を行う必要があり、缶詰工場では重量の大きい箱を運搬しなければなりません。出荷時にはフォークリフトで作業をするのが一般的なため、有資格者は歓迎されます。



機械の操作やメンテナンス

現代の食品工場は機械化が進んでいるため、加工や検査などの機械を操作する業務が不可欠です。食品工場の機械に携わる人を「食品工場オペレーター」と呼びます。

食品工場オペレーターは、各種機械の操作、監視、不具合対応、部品交換およびメンテナンスといった業務に幅広く対応します。特別な資格はありませんが、扱う機械に対する知識と理解、経験が必要です。また、機械によっては、社外講習を受ける場合もあります。



工場内の清掃・洗浄

工場内の清掃・洗浄を専門に行う業務は、あらゆる分野の工場で重視されています。特に食品工場においては、清潔でない環境は食中毒発生のリスクを高めるため、清掃と洗浄の重要性は言うまでもありません。

また、清掃ができていない工場は整理整頓もおろそかになっており、調理器具の管理や原材料の保管にも問題があるケースが少なくありません。

ただし、工場で使用している機械内部の洗浄、排水溝奥の清掃、害虫・害獣の駆除といった従業員には対応するのが難しい業務は、外部の専門業者に任せた方が良いでしょう。



工場内の衛生管理

食品工場の衛生管理は、食品衛生管理者が行います。工場内の衛生指導全般、および従業員の健康管理などを担当します。適切な衛生管理を行い、食中毒や食品トラブルの発生防止を担う重要な役目です。

ひとたび衛生上の問題が起きれば、行政指導や営業停止、信用の失墜といった、食品工場にとって致命的な損害を受けてしまうでしょう。食品衛生管理者には専門知識と責任感が求められるため、正社員や派遣社員を配置するのが一般的です。




食品工場の種類と特徴


食品工場として代表的なものは、以下の5つです。

  • ・パン・菓子の工場
  • ・弁当・惣菜の工場
  • ・弁当・惣菜の工場
  • ・飲料メーカーの工場
  • ・冷凍食品の工場


ここでは、食品工場の種類ごとの特徴を紹介します。



パン・菓子の工場

パン・菓子工場のほとんどで機械化が進んでいます。パン工場の現場作業では、ベルトコンベアで運ばれてくるパン生地に、バターやマーガリン、ケチャップ、マヨネーズを塗ったり、クリームやフルーツ、惣菜をトッピングしたりします。

菓子類やケーキの工場は季節商品の取り扱いがあることから、年に何度か繁忙期となるケースが多いです。例えば、クリスマスやバレンタインの時期は生産量が増えるため、人員補強のために短期の求人を出しています。



弁当・惣菜の工場

弁当・惣菜の工場では、原材料の品質を確認・保管、下ごしらえ、加熱調理、炊飯、盛り付け、検査・検品、梱包、出荷といった仕事内容があります。機械化できる工程が限られているため、手作業で行われるケースが多いでしょう。

加熱調理の工程はメニューによって調理法が違うため、ライン作業よりも飽きにくいかもしれません。盛り付け工程では複数の食品を弁当に詰めるため、一定の器用さや美的センスが求められます。



飲料メーカーの工場

食品とは少し異なりますが、近い業種として飲料メーカー工場についても紹介します。飲料メーカーの工場では、一部の作業を除いて、ほとんどの工程が機械化されています。お茶の製造では茶葉の計量を、試験製造を受託している工場では原料の調合・撹拌・充填を、人の手で行っている場合もあります。

一般的な飲料工場での仕事内容は、加工機械の操作・保守(機械オペレーター)や検査・検品、品質管理、梱包などです。品質管理は製品のクオリティに関わる重要な工程であるため、正社員が担当しています。



冷凍食品の工場

冷凍食品工場でも、機械による作業の自動化が進んでいます。完成品の検品や梱包、出荷などが主な業務ですが、マイナス15度以下の冷凍倉庫の中で作業を行わなければならないため大変です。冷気の中で長時間働いていると低体温症になるリスクがあるため、適切に休憩をとることが義務付けられています。

過酷な環境での重労働となることから、他の食品工場と比べると冷凍食品工場の時給は少し高めに設定されています。



生鮮食品の工場

生鮮食品を扱う工場では、スーパーなどの精肉や鮮魚、カット野菜が店頭に並ぶまでの一連の作業を行っています。具体的には食品の洗浄と下処理、カット、パック詰めなどの工程です。また、牛や豚の解体、あるいはマグロなどの大型魚の解体に対応できる工場もあります。

菌の繁殖を防いで鮮度を保つために、生鮮食品工場でも低温環境での作業が必要です。傷みやすい食材の場合には、冷凍倉庫や冷蔵倉庫で処理を行う場合もあります。




食品工場で働く6つのメリット


工場勤務を考えているなら、食品工場を検討してみてはいかがでしょうか。以下の6つのメリットがあるのでおすすめです。

  1. 1. 未経験でも採用する求人が多い
  2. 2. 簡単で楽な作業が多い
  3. 3. 好きな食品の製造に関われる
  4. 4. 職場に清潔感があり気持ちよく仕事ができる
  5. 5. 女性が多く活躍している
  6. 6. 工場の製品を安く購入できる場合がある


ここでは、食品工場で働くメリットについて解説します。



1|未経験でも採用する求人が多い

食品工場の多くがライン作業を採用しており、専門スキルや資格がなくても働くことができます。基本的に一人の従業員は特定の作業工程だけを担当するため、業務スキルとして覚えなければならないことが少なく、未経験者でも採用されやすいです。通常業務であれば、学歴や職歴も問いません。

また、社内での研修制度やマニュアルが準備されており、初めてでもスムーズに仕事を覚えられる仕組みが整っています。慣れてしまえば、日々の業務で苦労することはほとんどないでしょう。



2|簡単で楽な作業が多い

食品工場のライン作業は、ベルトコンベア上の食材に対して流れ作業を繰り返すものがほとんどです。単純作業なので、その場での状況判断やイレギュラーな対応を求められることはありません。接客などもなく、心理的な負担が少ない仕事といえます。

同じ作業ばかりなのでスキルアップは望めませんが、コツコツと物事に取り組める人には非常に適した作業です。仕事が楽で消耗が少ない分、プライベートを充実させたい人にも向いているかもしれません。



3|好きな食品の製造に関われる

食品が好きな人は、その製造に携わる喜びや達成感を得られます。特に自分が気に入っているメーカーや製品の生産工場なら、どの職場よりも楽しく働けます。好きな食品の製造に関わることにより、愛着がますます強くなるはずです。

工場によっては、開発の裏話を聞く機会や、原材料の現物や製造の一連の工程を自分の目で確かめることもできるでしょう。何より、自分が製造に関わった商品が店頭に並び、お客様に手にとってもらえるのは非常にうれしいことです。



4|職場に清潔感があり気持ちよく仕事ができる

食品工場は衛生管理が徹底されているため、他の工場に比べると非常に衛生的であるといえます。その反面、一般的な製造業の工場は、作業時に粉塵が発生したり重油・塗料が付着したりするなど、汚れやすい環境であることが多いです。

ある化学工場では、従業員の血液から高濃度のPFAS(有機フッ素化合物)が検出され、健康問題への懸念が取り沙汰されています。一方、食品工場は清潔感があり気持ちよく働ける上に、クリーンな環境のおかげで従業員に健康被害が発生するリスクも減少しています。



5|女性が多く活躍している

工場勤務は男性のイメージが強いですが、食品工場に関しては女性が多く活躍しています。他分野の工場と比較すると、原材料や加工品の重量がそれほど重くないので力仕事の割合が少ないこと、こまやかでスピーディな手作業が求められることなどが主な理由です。

日本でも女性の社会進出が増えたとはいえ、家庭で料理をしたりお菓子をつくったりする女性は多くいるため、食品を扱う仕事になじみやすい傾向があるといえるでしょう。



6|工場の製品を安く購入できる場合がある

製造している商品で規格外のB級品が出てしまった場合、一般には流通しません。しかし、社員や従業員なら、そのB級品を格安で購入できたり無料で食べたりできるケースがあります。また、工場内の社員食堂で、自社商品を格安で食べられることも少なくありません。

多くのメーカーでは社員割引制度が導入されているため、自分の好きな製品をお得に購入することが可能です。試作商品や新商品の試食など、食品工場勤務ならではの特権もあります。食に関する福利厚生に力を入れている工場が多いため、食べるのが好きな人には特におすすめです。




食品工場で働く5つのデメリット


食品工場で働く際に、以下の5つのことをデメリットに感じる人もいるかもしれません。

  1. 1. 立ち仕事が多く体力的にきつい
  2. 2. 衛生管理に厳しくメイク・ネイル・マツエクなどができない
  3. 3. 単純作業の繰り返しが多くやりがいを感じにくい
  4. 4. 温度管理により極端に暑い・寒いケースがある
  5. 5. 工場勤務の中で年収が高い職種ではない


ここでは、それぞれのデメリットについて解説します。



1|立ち仕事が多く体力的にきつい

食品工場は重いものを運ぶ力仕事は少ないですが、立ち仕事は多い傾向があります。長時間勤務の場合は、足腰に大きな負担がかかってしまうことに注意が必要です。工程によっては歩くことがほとんどなく、同じ場所で立ったままで作業するケースもあります。適度に歩くよりも、ひたすら立ちっぱなしでいる方が疲れるため、体力的にきついと感じる人もいます。長い立ち仕事の後で足がむくんだら、マッサージなどでケアをすると良いでしょう。



2|衛生管理に厳しくメイク・ネイル・マツエクなどができない

食品工場は衛生管理が厳しく、作業時の化粧には制限があります。食品への混入などを防止するため、メイクやネイル、マツエクなどをしたままでの作業は基本的に認められません。香水や柔軟剤などの強い香りも、食品工場には不適切です。

工場の規定にもよりますが、髪型や髪色、爪の長さ、ヘアピン・アクセサリーの着用可否まで、細かく決められている場合があります。おしゃれはできませんが、洋服を選ぶ時間やメイクにかかる費用を減らせることをメリットと捉える人もいます。



3|単純作業の繰り返しが多くやりがいを感じにくい

食品工場の仕事は主にライン作業であり、特定の単純作業を繰り返すのが一般的です。同じ作業ばかりで、すぐに飽きてしまうのも無理はありません。変化を求める人や自分なりに工夫したい人、成長を実感したい人にとっては、やりがいが感じられない仕事に思えるでしょう。

食品工場に関連する資格(食品衛生管理者など)を取得したり、作業の効率化を提案したりするなどして、仕事が単調にならないように工夫をする必要があるかもしれません。



4|温度管理により極端に暑い・寒いケースがある

製造する食品によって、寒い冷凍庫内で作業をすることもあれば、オーブン付近の高温環境で作業をしなければならない場合もあります。低体温症、あるいは脱水症状を引き起こす恐れがある他、さまざまな体調不良の原因となるため、こういった作業現場は過酷といえるでしょう。

適切な服装・装備をしたり、休憩や水分補給をこまめに取ったりして、リスク対策を行うことが大切です。体質的に寒さや暑さに弱い人は、極端な温度環境での作業が必要な工場勤務は避けることをおすすめします。



5|工場勤務の中で年収が高い職種ではない

食品工場は他業種の工場ほど、年収が高く設定されていません。例えば自動車工場に比べると、正社員の年収やアルバイトの時給は少ない傾向にあります。短期間で大きく稼ぎたい人や、給与額を特に重視する人にとって、食品工場で働くことはデメリットになりやすいです。

しかし、年収がそれほど高くない代わりに職場環境はホワイトで、作業内容も楽であるケースが多いといえます。給料が多少低くても仕事でストレスを感じたくない人は、食品工場を検討してみても良いでしょう。




食品工場に向いている人・向いていない人の特徴


ここまでの内容を読んで、食品工場で働くことに興味を持った人もいるのではないでしょうか。それでも「自分に向いている仕事かな?」と不安に思っているかもしれません。

ここでは、食品工場で働くことに向いている人、向いていない人の特徴について解説します。



食品工場に向いている人の特徴

食品工場に向いている人には、次の特徴が当てはまります。



・単純作業やこまかな作業が好きな人 食品工場はライン作業が基本となるため、単純作業が好きな人に向いています。トッピングや盛り付けなどでは、こまかな作業が得意だと楽しく仕事ができます。

・集中して黙々と作業できる人 同一の作業の繰り返しでも、集中力を切らさずにミスなく仕事ができる人に向いています。

・食品に関わりたい人 おいしいものに目がなく、食べることが大好きで、食品に関わる仕事に強い関心がある人にも向いています。



食品工場に向いていない人の特徴

食品工場に向いていないのは、以下の特徴がある人です。

・飽きっぽい人 食品工場のライン作業は同じことを単調に繰り返すため、飽きっぽい人には苦痛に感じられます。

・一人で作業するのが苦手な人 同じ工程に複数の人が配置されることはあっても、基本的に一人で作業をします。チームでの作業を好む人には向かないでしょう。

・手先が不器用な人 トッピングなど少しこまかい作業があるため、手先が不器用な人はミスが増えるかもしれません。




食品工場の仕事内容は雇用形態によっても異なる


食品工場では、雇用形態ごとに仕事内容が変わります。もちろん、同じ雇用形態であっても、経験年数によって任される仕事が異なるケースも多いです。ここでは、アルバイト・パートや派遣社員と、正社員との業務範囲の違いについて解説します。



アルバイト・パートや派遣社員

アルバイト・パートや派遣社員は食品工場内でのライン作業を主に担当します。特定の工程に割り振られ、調理担当なら調理だけを、盛り付け担当なら盛り付けだけを行います。経験を積んだアルバイトやパートの場合は作業範囲が広がることはありますが、管理業務や機械操作、改善提案などには基本的に関わりません。これらの責任が発生する業務には、一時的な非正規雇用であるアルバイトやパート、派遣社員に担当させないのが一般的です。



正社員

正社員はライン作業全般での業務を行います。全ての工程に対応できなければ、シフトの穴を埋めることができません。さらに正社員には、ライン作業以外にもさまざまな仕事があります。管理業務としては、1日当たりの生産数の管理や在庫管理の他、シフト調整、工程ごとの作業員の振り分けなどを行います。工場機械の操作およびメンテナンスも正社員の仕事です。ライン作業の効率化といった改善提案も、正社員によってなされています。




食品工場の年収はどれくらい?


食品工場の年収は具体的にどのくらいでしょうか。また、アルバイト・パートの時給も気になるところです。以下、食品工場の収入面に関する情報として、時給・年収相場、年収を上げる方法、年収アップにつながる資格を解説します。



食品工場の時給・年収相場

「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、食品工場の正社員が該当する「食料品・飲料・たばこ製造従事者」の平均給与は「25万1,800円」、年間賞与その他特別給与額は「39万6,100円」、年収は341万7,700円(決まって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額)となっています。役職への昇進や資格の取得などにより、年収を高めることが可能です。また、食品工場のアルバイト・パートの時給は「1,200〜1,500円程度」が相場とされています。



<ジョブコンプラスでの求人例>
食品製造工場の募集(未経験から正社員、管理者候補へ)
月給: 25.4 ~38 万円
※上記月給+時間外手当+賞与年2回
https://job-con.jp/detail/731353
お茶製造工場の募集(老舗企業×食品業界で安定)
月給: 17.5 ~23.6 万円
※上記月給+各種手当
https://job-con.jp/detail/720857


※上記は過去(2024年8月下旬頃)に掲載されていた求人です。



関連記事:ジョブコンプラスで現在の食品工場求人を検索したい人はこちらから。



食品工場で年収を上げる方法

食品工場の年収が少ないと感じている人は、以下の方法で収入アップを目指せます。



・アルバイトや派遣社員であれば、正社員登用を目指す 正社員になれば、年収アップに加えて福利厚生も充実します。

・資格を取得して手当をもらう 食品工場に関する資格取得が収入アップの近道です。具体的な資格は次項で説明します。

・夜勤のある工場で働く 夜勤(午後10時〜翌朝5時)で働くことで、深夜手当(基本時給の25%以上割り増し)が支給されます。



食品工場の年収アップにつながる資格

食品工場の業務に役立つ資格を取得すれば、年収アップにつながるでしょう。食品工場関連の資格には、以下の5つが該当します。



・調理師 専門学校や養成施設で取得するか、実務経験を経て調理師試験に合格すれば取得できます。

・危険物取扱者 消防法の定めによる国家資格です。「甲種」「乙種(第1類〜第6類)」「丙種」の3種類があり、試験合格後に都道府県知事から免状の交付を受ける必要があります。

・栄養士・管理栄養士 栄養士・管理栄養士の養成課程がある大学・短大・専門学校に入学し、必要単位を取得して卒業することで取得できる国家資格です。

・食品衛生責任者・食品衛生管理者 食品衛生責任者は、食品衛生責任者養成講習会を受講すれば取得できます。一方、食品衛生管理者は国家資格であり、食品衛生管理者試験に合格することが必要です。

・フォークリフトオペレーター 最大荷重が1トン未満のフォークリフトは特別教育、1トン以上のフォークリフトは運転技能講習を受けることで、それぞれの修了証を取得できます。




食品工場の日勤・夜勤の一般的なスケジュール


全国には24時間稼働の食品工場も多く見られ、日勤・夜勤といった交代制でシフト分けされているのが一般的です。以下の表は、食品工場(寮付き)における一日のスケジュール例です。



日勤 スケジュール 夜勤
8:10~8:20 出勤 16:40~16:50
8:25 着替え 16:55
8:40 業務開始 17:10
12:10~12:55 休憩 21:10~21:55
12:55 業務再開 21:55
17:25 退勤 1:55
17:30 帰宅 2:00





食品工場は衛生的かつ未経験者でも働きやすい魅力的な仕事!


食品工場では、パンや菓子、弁当、惣菜など、さまざまな食品が生産されています。作業環境は非常に衛生的で、多くの女性が働いているのも特徴です。ライン作業は単調ですが、未経験でも働きやすく、食品生産に関わりたい人には特に魅力的な仕事といえるでしょう。工場勤務の中では比較的年収が低いですが、正社員として採用されたり食品工場に関する資格を取得したりすることで、収入アップも期待できます。

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