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ドライバーの転職で失敗しないために!タクシー会社選びのポイント
- 投稿日:2016/12/09
- 更新日:2021/09/07
目次

特別なスキルも必要なく、老若男女が等しく働けるタクシードライバーは、転職先として高い人気を誇っています。仕事上の人間関係に煩わされずにのびのび働くことができ、自分の努力次第で高い給与を目指せるのも人気の秘密です。
しかし、それも良い会社に入って初めて言える話です。タクシー会社とひとことに言っても、その内実はそれぞれ大きく異なります。あまり待遇のよくないところ、あるいは自分に合わないところを選んでしまうと、こんなはずではなかったと後悔する羽目になりかねません。そこで、会社選びに失敗しないように、選択のポイントについてご説明します。
☆安心の大手企業と優良会社
どの業界でも一緒ですが、一般的に安心して転職できるのが大手会社です。タクシー会社で言えば、東京4社と呼ばれるところなどがそれにあたります。1日平均売上も高く、教育面や福祉も充実しているので、未経験者でも安心して働けます。
しかし、当然そういったところは人気が高く、競争率も他に比べて高めです。また、それらの企業はタクシー運転手の高齢化に危惧を抱いており、新卒採用を強化しているため、特に30代40代にとっては狭き門になりつつあります。そこで、比較的失敗の少ない転職先として次に挙げられるのが、優良評価を受けている会社です。東京のタクシー会社は公益法人によって、接客、安全運転、経営姿勢などを毎年評価付けされています。そして、優秀だと認めた会社を優良評価会社に指定するわけです。
優良評価を受けると優良タクシー乗り場への乗り入れが許可されるため、他のタクシー会社より稼ぎやすくなります。それに、優良評価を受けているということは、ドライバーの教育もしっかりしていることを意味しています。したがって、待遇面でも質の高い会社である可能性が高いのです。
☆交通事故のリスクと補償制度
タクシードライバーにとって一番のリスクは、交通事故です。1日中車に乗り続けていると、どうしても事故に遭う確率も高くならざるをえません。そこで、万が一の時に、会社の対応がどうなっているかが問題になってきます。
多くの会社には事故補償という制度があり、ドライバーの起こした事故の賠償を肩代わりしてくれます。しかし、その内容は会社によってさまざまです。全額補償の他に、上限いくらまで補償、あるいは賠償額の何割を補償などといった形があります。中には、全く補償を行わない代わりに給料を高めに設定している会社がありますが、そういったところは避けた方が無難です。
特に、タクシードライバーになったばかりの頃は、慣れていなくて事故を起こす確率が高くなります。いくら給与が高くても、補償がないというのはリスクが高すぎます。できれば、なるべく補償のしっかりした会社を選びたいものです。ちなみに、事故の補償制度に関しては、求人広告にはあまり記載されていないので、直接会社に問い合わせてみましょう。
☆自分の生活リズムに合った勤務シフト
タクシードラバーが他の仕事と大きく異なる点が、勤務シフトです。普通の会社のように朝出勤、深夜出勤もありますが、一般的なのは隔日出勤です。これは、休憩3時間を挟んで丸一日働くというもので、その代わり、翌日が休日となります。体が慣れない内は大変ですが、1日ごとに休みなる上に、公休日も別にあるので、月の半分以上が休みになるのが魅力です。
しかし、中にはそれでは働きにくいという人もいるでしょう。子供がいる主婦などは、夕方には家に帰って家事や育児を行わなければなりません。あるいは、肉体的にきついので、規則正しい生活をしたいという人もいるでしょう。その場合は、日中に働けるタクシー会社もあります。よく調べた上で自分の生活リズムに合ったところ選びましょう。
☆慎重に検討したい給与体系
転職を考える際に、外せないのが給与の問題です。タクシーは歩合制なので頑張れば月に40万円、50万円稼ぐのも十分可能です。
しかし、逆に言えば、成績が悪ければ全然稼げず、生活が困窮するのではないかという不安もあります。それも、ドライバー未経験者であればなおさらです。そんな時にありがたいのが、未経験者は3カ月給与30万円補償といった制度です。仕事を始めて3カ月は売上に関わらず、最低30万円の月給は保証するというわけです。中には1年間一定の給与を保証してくれる会社もあります。これなら、安心して仕事を覚えることができます。初心者で仕事に対して不安のある人は、保証制度が充実しているところがおすすめです。
また、歩合制の給与体系の中に足切りという制度を組み込んでいる会社があります。1日の売上ノルマが決まっていて、それを下回ると歩合率が下がるのです。例えば、ノルマが3万円とすれば、売上3万円で歩合率60%の1万8千円が自分の収入になりますが、売上が2万円なら歩合率が40%に下がって8千円しかもらえないといったシステムです。これは、生活のかかっている人にとってはかなりのプレッシャーになります。
もっと気楽に稼ぎたいというのであれば、足切りのない会社もありますが、その分、歩合率も最初から低めなのが一般的です。ノルマを下回らない自信があり、少しでも多く稼ぎたいなら足切りのある会社に就職する方が有利といえます。いずれにしても、給与は重要な問題なので各会社の制度を入念に検討し、転職後に失敗したと思わないで済むようにしましょう。

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