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覚えておきたい、免許の違反点数の確認方法と回復のタイミング
- 投稿日:2020/02/20
- 更新日:2021/11/03
目次

こんにちは。ドライバー求人サイト「ジョブコンプラスD」の編集部です。
自動車の運転免許には違反点数があり、交通ルールの違反時には罰金だけでなく、違反点数が加えられ、免許の停止などのペナルティを受けます。
ドライバーを仕事にする人は、一般の人より運転時間が長いために違反が生じやすく、仕事への影響も深刻です。
仕事を安心して続けるためにも、免許の違反点数の確認方法や、点数が回復するタイミングについて覚えておきましょう。
免許証の点数についての基本ルール
運転免許証には違反点数があり、点数は減点方式ではなく加算方式で、点数が一定数になると免許停止などの行政処分が科されます。
また、違反時のペナルティには罰金などの刑事処分もあり、行政処分とは別ですので対応を忘れないように注意してください。
免許停止などの行政処分の程度を決める違反点数は前歴の有無で変わります。
前歴とは、行政処分を過去に受けた回数で、現在の免許の点数に関係なく加算されるものです。
前歴がない場合は、30日の免許停止処分は違反点数が6~8点ですが、前歴が1の場合で4~5点、前歴が2の場合なら2点に変わります。
前歴があるほど行政処分を受けやすくなるため、できるだけ行政処分を受けないように注意することが大切です。
違反点数を確認しておいた方がいい理由
自分が今、違反点数を確認しておいた方がいい最大の理由は、「行政処分を受けないようにするため」です。
行政処分を一度受けてしまうと、前歴持ちとして行政処分になる点数が低くなってしまいます。
また、違反点数によっては、小さな違反によって行政処分が生じてしまうこともあります。
家族や友人を待つためのちょっとした停車や、わずかなスピード違反を見咎められてしまうこともなくはありません。
自分の違反点数を確認することで、「リスクのある行動を避けることができる」ことを覚えておきましょう。
重大な交通違反をしてしまうと、違反点数も大きく加算されますが、「違反点数によって行政処分の重さが変わる」ことも点数確認が大切な理由のひとつです。
免許停止は短ければ30日ですが、長ければ180日になる場合もあり、ドライバーを仕事にしている人なら職を失うことは避けられません。
また、一度免許が取り消されると、再度免許を取得するまでの資格を得るまでに最短でも1年必要で、その上で再度教習所に通う必要があります。
大きな違反をしないことはもちろん、違反点数がある場合はちょっとした違反にも注意することが大切です。
関連記事:「トラック運転手なら要注意!免許停止になる点数と期間は?」
免許点数は「累積点数等証明書」や「運転記録証明書」で確認できる
運転免許の違反点数は、違反をしたときに都度覚えるか記録をしておくことが望ましいですが、それでも忘れてしまうこともあります。
少しの認識の違いから行政処分を受けてしまっては大変ですので、確実な確認方法も覚えておきましょう。
自分の違反点数は、「累積点数等証明書」や「運転記録証明書」という書類によって確認できます。
これら証明書は、免許センターの窓口で申請するか、もしくはゆうちょ銀行や郵便局で申請することが可能です。
証明書の発行費用は630円が必要で、かつゆうちょ銀行や郵便局で申請する場合は手数料として80~130円が別途かかります。
本人が申請する場合、費用の他に本人の運転免許証が必要です。
また、代理の人が申請する場合は、委任状や申請者の免許証のコピー、代理人の身分証明書が求められます。
即日発行はできず、5営業日ほどの時間が必要です。
その後、免許センターの窓口、もしくは郵送で受け取ります。
累積点数等証明書や運転記録証明書には、行政処分の前歴と違反の累積点数が記載されています。
違反があれば、内容と点数が証明事項欄に記載されるため必ず確認しましょう。
なお、免許停止になるのは前歴なしの場合で6点からです。
アルコールが呼気から検出された場合の酒気帯び運転は、程度によって13点または25点、重度な飲酒による酒酔い運転は35点の加点で、基本的に飲酒運転は一発で行政処分となります。
関連記事:「トラック運転手は飲酒に要注意!酒気帯び運転の違反や免許の処分は?」
免許点数の回復方法とタイミング、履歴書での記載について
免許点数は、基本的には最後の運転違反から1年間、無事故・無違反の場合に0点に戻り、ゴールド免許の保持者なら1~3点の軽度の違反は3カ月で回復します。
免許更新のタイミングで点数が戻ると誤解されがちですが、免許の更新は点数や前歴の回復とは関係ありません。
1年内に違反がある限り、1年以上前の違反による点数も回復しませんので注意してください。
なお、免停があった場合、履歴書に普通免許を書けますが、免許取り消しになった場合は書くことができません。
また、ドライバー職に就く人は、行政処分はもちろんスピード違反程度だとしても、会社側に申告しておいた方がベターです。
点数や前歴が回復していても、無申告だと何かの際に経歴詐称に問われ、刑事罰を受ける恐れがあります。
現在、タクシー会社や運送業では、行政処分歴の確認のため、入社時に運転経歴に係る証明書の提出を求められるのが一般的です。
運転免許の違反点数は普段から意識しておこう
運転免許の違反点数は、最低でも6点から免許停止などの行政処分が生じます。
行政処分は前歴として記録され、点数の回復後も影響がありますので、できるだけ避けたいものです。
累積点数等証明書などの運転経歴に係る証明書で、違反点数を正確に確認できますので、必要に応じて免許センターなどで取得するとよいでしょう。
特にドライバー職を検討している人は、自身の違反点数に注意して確認してください。
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