警備基礎知識記事

施設警備はきついのか楽なのか!その実情に迫る




警備員は肉体的にきつい仕事だといわれます。

確かに、警備員はほとんどが立ち仕事であるため、体力が求められる仕事であることは間違いありません。

しかし、警備員といっても、その仕事内容はさまざまです。

特に施設警備は、警備員の中でも比較的楽な仕事だとされています。

それでは、実際の施設警備の実情はどのようなものなのでしょうか。

ここでは、施設警備の仕事はきついのか楽なのか、その実態に迫ります。




施設警備員がきついといわれる理由その1:立ち仕事






警備員の仕事内容はさまざまです。
  
屋外での交通誘導や現金輸送車の護衛、また要人のボディーガードなど、未経験から始められるものから資格が必要な仕事まで多岐にわたります。
  
この中で、施設警備は第1号警備といわれる最も一般的な警備業務のひとつです。
  
施設警備は主にオフィスビルや学校、商業施設などで建物内の巡回や防犯モニターの監視などを行います。
  
建物の出入り口で出入者の管理を行ったり、施設内の販売店で万引きや置き引きを取り締まったりして、施設内の安全と秩序を保つのが施設警備員の役割です。
  


ただ、施設警備員も基本的には立ち仕事が中心です。
  
ビルの入り口で立ったまま監視・警戒する立哨の仕事や、施設内を歩き回って異常がないかチェックする巡回の仕事など、体力を消耗する仕事も少なくありません。
  
特に立哨は、一日中立ったままの状態でいなければならないので、肉体的にきつい仕事だといえます。
  
しかも、立っている最中は警備員として威厳のあるしっかりした姿勢を保たなければなりません。
  
どちらかの足に体重をかけて休んだり、疲れたからといって座り込んだりできないので、立哨は精神的にも厳しい仕事だといえるでしょう。
  






施設警備員がきついといわれる理由その2:一人仕事






施設警備は主に数人で業務に当たる場合がほとんどです。
  
ただ、ときには一人で仕事を任されることもあります。
  
たとえば、立哨は一人で立っていることが多いですし、巡回も基本的には一人で施設内を回ります。
  
出入者の管理を任された場合も、通常は一人で業務に当たることになるでしょう。
  
もちろん、人によっては、自分のペースで進められる一人仕事を楽だと考えるかもしれません。
  
しかし、一人での仕事は、その分だけ責任も重くなります。
  


たとえば、一人で業務に当たっている際にトラブルに遭遇したらどうするべきでしょうか。
  
周りに頼る人はいないので、あらかじめ対処法を考えておき、有事の際は自分一人で何とかしなければなりません。
  
倒れている人を見つけたときや、犯罪行為を発見したときなども、一人の場合は自分の責任で適切に対処する必要があります。
  
そのような重責を担わなければいけない点も、施設警備員がきついといわれる理由のひとつです。
  


また、時間を持て余しがちな点も一人仕事のきついところです。
  
もちろん、感覚的な問題なので一概にはいえませんが、一人で施設警備の仕事に当たっていると、一日の時間が長く感じられるという人もいます。
  
このように、時間の使い方や捉え方が難しいところも、施設警備の難点といえます。
  






施設警備員がきついといわれる理由その3:長い拘束時間






施設警備で特にきついといわれるのは、その長い勤務時間です。
  
雑踏警備や交通誘導などは半日程度で終わる場合がほとんどですが、施設警備は24時間勤務が基本、長ければ48時間やそれ以上に及ぶケースもあります。
  
もちろん、途中で仮眠や休憩を取ることはできますが、勤務時間中は基本的に施設内にとどまっていなければなりません。
  
拘束時間が長くなれば、その分だけプライベートな時間の管理も難しくなります。
  
長い勤務時間に押し出されて、自分の自由な時間を作れず、家族や友人との時間も削られてしまうかもしれません。
  
こうした拘束時間の長さも、施設警備がきついといわれるゆえんです。
  


また、長い勤務時間は体力的にも大きな負担を強います。
  
施設警備には、座ったままでの仕事も多々ありますが、いくら座り仕事でも長い時間業務に当たっていれば疲れもたまりやすくなるでしょう。
  
長時間同じ姿勢でいて体を傷めてしまうこともあるので、そのあたりも施設警備のきついところです。
  






施設警備が楽だといわれる理由その1:管理された勤務時間






施設警備には、立ったままの仕事や長い拘束時間など、きついとされる部分がいくつかあります。
  
しかし、他の警備業と比べて、施設警備は比較的楽な仕事だといわれていることも確かです。
  
なぜそのようにいわれるのかといえば、ひとつはしっかり管理された施設警備の勤務時間にあります。
  
施設警備の仕事は、数人の警備員によるローテーションで業務が回っていきます。
  
「この時間は巡回」「この時間は監視」「この時間は立哨」など、時間のサイクルがきっちり区切られており、誰か一人に過度な負担がいかないようになっているのです。
  


有事が起こらない限りは、このローテーションが崩れることは基本的にありません。
  
拘束時間は長くても、決まった時間に休憩が取れ、仮眠を取る時間もしっかり確保されています。
  
24時間勤務なら、24時間の中でするべきことが決まっており、帰宅時間が遅れてしまうこともまずないでしょう。
  
やるべきことが決まっており、定められた時間の中ですべてが完了する点は、施設警備が楽だといわれるゆえんのひとつです。
  






施設警備が楽だといわれる理由その2:比較的簡単な仕事内容






体力は要求されても、施設警備の仕事内容は決して難しいものではありません。
  
たとえば、立哨なら立っているだけですし、巡回も経路を一度覚えてしまえば後は決められた手順で作業を進めるだけです。
  
もちろん、立哨中は不審人物がいないか常に警戒していなければいけませんし、巡回中も不審な動きをしている人がいないか常にチェックしておく必要はあります。
  
有事の際の対処法など、あらかじめ確認しておく項目もありますが、手順を覚えてしまえば何も難しいことはありません。
  


このように、施設警備の仕事内容は未経験でもすぐに覚えられるものばかりです。
  
特に、出入者の管理やモニターの監視など、施設警備には座ったまま作業する仕事も少なくありません。
  
座り仕事もやるべきことは決まっており、仕事を覚えるのは簡単です。
  
また、体への負担が小さく、足腰にも優しいのが座り仕事の特徴でもあります。
  
ローテーションで立哨や巡回も行いますが、身体的に負担の少ない座り作業が多い点も施設警備が楽だといわれる理由のひとつです。
  






施設警備が楽だといわれる理由その3:人間関係の負担が少ない






人間関係の負担が少ない点も、施設警備が楽だといわれるゆえんです。
  
施設警備はサービス業の一種ではあっても、接客業ではありません。
  
立哨で建物の入り口に立っていれば、通行人から道を尋ねられたり、施設の利用者に建物内を案内したりすることはありますが、業務の大半は黙々とこなすものが中心です。
  
そのため、接客やコミュニケーションが苦手でも、無理なく続けられる仕事なのです。
  


また、施設警備には一人で任される仕事も少なくありません。
  
立哨も巡回も、主に単独で行う仕事です。
  
ですから、一人で黙々と作業するのが得意なら施設警備は楽だと感じやすい仕事だといえます。
  
加えて、上司や同僚と綿密なコミュニケーションを取らなければできないような仕事でもないので、職場内の人間関係も比較的緩めです。
  
最低限のコミュニケーションは求められても、施設警備の仕事で職場の人間関係に労力を費やすことはほとんどないでしょう。
  
人間関係で負担が少ない分、施設警備は精神的にも楽な仕事だといわれています。
  






情報を精査して自分にとって最適な仕事かどうか判断しよう






比較的簡単な仕事内容や人間関係の負担の少なさを考えると、施設警備の仕事なら自分にもできるのではと感じる人も多いのではないでしょうか。
  
ただ、きついのか楽なのか、その感じ方は人によって異なります。
  
仕事選びでも、メリットとデメリットの両方をしっかり見比べてから決めることが大切です。
  
そのためにも、まずは警備マガジンで仕事内容を詳しく知り、情報をしっかり精査して、ジョブコンプラスSで仕事を探してみましょう。
  


  
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