お仕事ナビ記事

石油化学プラントにおける業種とやりがい


石油はさまざまな資源の中でも、最も重要なもののひとつです。これをなくしては、私たちの生活はたちまち成り立たなくなってしまいます。石油化学プラントで働く人々は、そんな貴重な資源を原料とし、合成樹脂や合成繊維などを製造するとともに、それに伴うさまざまな仕事を行っているのです。例えば、工場施設の点検や精製装置の運転、人や車両に対する警備などの仕事などがあります。また、排水や排ガスが環境に与える影響を調査するのも重要な業務です。
 
石油は扱いを一歩間違うと大事故につながるので、細やかな気配りが欠かせません。気の抜けない仕事ですが、それだけにやりがいもあります。そこには色々な職種が含まれていますが、その中から代表的なものをピックアップして紹介していきます。

 


☆石油化学プラントの稼働を現場で支えるオペレーター




オペレーターとは、簡単にいうと、現場に常駐して異常がないかを監視し、各種装置を安全に稼働させる職業です。また、石油プラントは24時間稼働しているので、シフト制で仕事を回していくことになります。具体的な仕事は、工場を回って温度計や圧力計に異常がないか確認をしたり、必要に応じてバブルの開け閉めをしたり、監視室でシステムのチェックをしたりといったものです。また、定時に圧力や温度を規定の用紙に書き込むことが法令で定められています。
 
平時は比較的時間に余裕を持って仕事を行えますが、ピーク時には目が回る忙しさです。そういう時は、体も頭もおもいきり使う必要があります。地道な仕事ですが、貴重な資源を扱って人々の生活の基盤となるものづくりに貢献できるのがやりがいです。

 


☆設備機械の点検から改善までを請け負う機械設計エンジニア




石油化学プラントにおいて、機械設計エンジニアは、設備の老朽化や損傷によるトラブルを防ぐために日常的な簡易検査や定期的な精密検査などを行っています。そして、問題の箇所が見つかれば、プラントを停めて設備機械の修理や改善を実施するのが主な仕事です。
 
その中で、特に大切なのは、稼働している設備が今後も安全に運用できるかの評価です。これを見誤ると取り返しのつかない事故につながりかねないので、大きな責任が伴います。その反面、自分が発案した設備改善策が採用され、それが形になった時には強い達成感を味わえます。ちなみに、石油プラントのエンジニアを目指すのであれば、機械設計だけではなく、化学工学にも通じていた方が有利です。

 


☆みんなの安心を生み出す警防係




石油化学プラントの内部は危険物の集まりなので、万が一、火災などの災害が起こればいち早く事態の鎮静化に努める必要があります。消防車の到着を待っていると手遅れになって、大災害に発展する場合があるからです。そのため、石油化学プラントには、独自に警防課が設けられています。
 
警防課の日常的な仕事は守衛や警備業務ですが、有事に備えて消防訓練や消火設備の管理点検なども行っています。いざという時にチームワークが乱れては取り返しのつかないことになりかねないので、何よりも協調性が問われる仕事です。そして、自分たちの存在が、みんなの安心を生んでいる事実が大きなやりがいになっています。また、勤務シフトは、消防署のように24時間働いて2日休みといった体制を敷いているところが多いので、時間に融通が効きやすいのも魅力のひとつです。

 


☆広大な石油化学プラント内にあるさまざま仕事




石油化学プラントで働くには、必ずしも資格がいるわけではありません。ただ、扱う対象が石油なので、危険物取扱者やエネルギー管理士などの資格を持っていれば、キャリアアップの際に有利になります。プラント内は危険物がそこら中にあるので、それを意識して働くためにも資格は取っておいた方がよいでしょう。プラントの現場で働くには、何より安全に気を配った丁寧な仕事ぶりが問われます。逆に言えば、おおざっぱな性格の人はあまりこの仕事には向いていません。
 
ちなみに、石油化学プラントの仕事には、オペレーター、エンジニア、警防係の他にも、色々なものがあります。例えば、タンカーから原油を受けと取り、精製した石油を出荷する入出荷業務、製品の品質検査を行う検査試験業務、油を回収し、タンク洗浄を行う保全業務などです。広大な敷地の中にはさまざまな仕事があります。独特の雰囲気と広大なスケールを持つ石油化学プラントに興味のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。


石油の工場求人はこちら
  
全国の工場・製造業求人を探す
  


おすすめ求人

人気記事ランキング