工場の求人では、「電子」の仕事がよく募集されています。「電子ってなんなの?」、「電気とは違うの?」という疑問が沸いてくることでしょう。
電子の仕事といっても、学校で勉強するような難しい知識や計算は必要ありません。パソコン、携帯電話、デジカメ、半導体など電子技術が用いられた製品を扱うお仕事です。仕事内容は、組立てやネジ締めなど、軽作業も多くあります。
電気主任技術者などの資格を持っていると有利になることもありますが、基本は肉体労働ですので、テキパキと仕事ができる人材が重宝されるでしょう。工場の仕事では難しい知識を持っているよりも、挨拶などの基本的なコミュニケーションがとれて、教えられた作業をしっかりとこなすことが最も重要になります。
☆組立・組付けのお仕事
電子部品や電化製品を組立・組付けするお仕事です。大きな工場では、ベルトコンベアに流れてくる電化製品を、複数人で作業分担して組み立てていきます。
ライン作業の場合、1人あたりが覚える作業は少ないので、すぐに仕事を覚えられるでしょう。1つの工程の作業を覚えたら、別の工程の作業を覚えることもあります。ベテランの人などは、すべての工程の作業を覚えていて、病気や怪我などで欠員が出たときにヘルプに入ったりもします。
作業内容は、ネジを締めたり、シールを貼ったり、部品を組み付けていくなどの作業になります。ライン作業では1人の作業が遅れるとライン全体に影響してしまうので、自分に与えられた仕事はしっかりと時間内にこなすという責任感が身に付きます。
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☆電子部品の加工・検査の仕事
加工と聞くと、職人さんがいろいろな機材を使って製品を加工していくイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、工場での加工というと、殆どのことは機械がやってくれますので、スタッフは機械を操作するのが主な仕事です。
流れてきた製品を機械にセットして、加工を行います。その際に、キズがないかといった簡単な目視検査を行ったり、マイクロメーターなどを用いてサイズを測ったりすることもあります。
検査でキズが多数発見されたり、サイズが異なっている場合には前の工程に何らかのトラブルが発生している可能性があります。リーダーに異常を伝えて、前の工程での作業を見直してもらう必要性があります。発見が遅れるとたくさんの不良品が出てしまうので、重要な仕事でもあります。
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☆クリーンルームでのお仕事
クリーンルームとは、空気中の微粒子が少ない部屋のことです。簡単に言うと、小さなゴミもないとってもキレイなお部屋です。
人間の体や衣服にはたくさんの微粒子が付着していますので、そのままの状態でクリーンルームに入ってしまうと部屋に微粒子を持ち込むことになってしまいます。それを防ぐために、クリーンスーツを着てクリーンルームに入ります。
半導体や電子部品というのは、わずかなゴミが混入しただけでも不具合の原因になってしまいます。そのため、クリーンルーム内の作業が多いことも特徴です。
クリーンルーム内の作業は、特殊な環境での作業ですので、向き不向きがあります。ですから、実際に働いたり見学したりしないと分からないことが多いため、いきなり仕事に就くようなことはなく、まずは見学が行われます。仕事によっては何日かの研修を行って適正を見る場合もあります。
☆まとめ
工場での電子の仕事をご理解いただけたでしょうか。電子の仕事といっても、組立てやライン作業など一般的な工場の仕事の場合もありますし、クリーンルームで働くような、やや特殊な仕事の場合もあります。
工場が24時間体制で稼動している場合も多く、そうなると昼と夜の交代勤務になります。昼と夜の交代勤務は、慣れていない人には大変な仕事になりますので、しっかりと健康管理に気をつけて働くことが大切です。
私達が普段使っているパソコンや携帯電話、デジカメなどの製造過程に関わることのできるお仕事ですので、この分野に興味がある人にとっては楽しいお仕事になるでしょう。
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