2017年1月より東京23区と三鷹市、武蔵野市のタクシー初乗り料金が、従来の700円~730円から380円~410円へ大幅値下げされました。
この新運賃においては、約2kmまでの運賃は引き下げ、約2km~約6.5kmまでの運賃はケースバイケース、約6.5km以上の運賃は引き上げとなっています。
さて、この新運賃導入によってタクシー利用についての意識は変化したのでしょうか? 全国の20歳~60歳100人を対象に、アンケートを取ってみました。
東京のタクシー初乗り運賃改定!タクシー利用者の意識変化は?
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【質問】
利用者に質問!東京のタクシーの初乗り料金が安くなったことによってタクシー利用への意識の変化はありましたか?
【回答数】
はい:49
いいえ:51
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緊急時以外は他の交通機関で間に合うので、変化なし!
【いいえ】と答えた人は100人中51人でした。
・正直に言うと東京は交通が発達しすぎているからわざわざタクシーとは思わない(20代/女性/学生)
・基本、移動については決まっていて、鉄道と徒歩でおおよそは都合がつくので。緊急の際は値段に関わらず利用するので、初乗り料金が変わったことで利用意識が変わったということはない(30代/男性/正社員)
・最初は、近距離での利用がしやすくなった!と思いましたが、実際に利用しようとすると露骨に嫌な顔をされるので、結局変わりません。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・タクシーを利用する時は緊急を要する時や深夜で交通手段が無い時に限られるので特に利用に関する変化はないです。(40代/男性/正社員)
・初乗りが安くても、運賃は高いので緊急時ぐらいしか使う事が無いので変化はない。(30代/男性/正社員)
電車とバスの交通網が発達している都内においては、タクシー初乗り料金が下がったとしても、それほど大きなメリットとは受け取られなかったようです。
また、他の交通機関と比べたら割高になる場合が多いのも、タクシー利用意識が変化しなかった理由と考えられます。
くわえて、今回の料金改定で割安になった近距離において「運転手に嫌がられるから利用しにくい」という印象が根強いことも、タクシー利用意識が変化しなかった要因と言えるでしょう。
悪天候時や複数人での利用はしやすくなった!
【はい】と回答した人は100人中49人でした。
・地理が分からなければ、まずはタクシーという第一の選択肢となりました。(30代/男性/正社員)
・大雨や風の強い日など歩くのがしんどい時は近くてもタクシーで行こうと思うようになった(30代/男性/派遣社員)
・以前よりタクシーに乗る回数が増えました。以前は1キロ程度だと歩いていました。(20代/女性/正社員)
・今までは地下鉄を利用しての移動が多かったのですが、タクシー利用が増えました。(60代/男性/無職)
・東京に行って観光する時、駅からちょっと分からないところに行くのに家族で利用すればバスに乗るより安いので利用すると思う。(20代/女性/派遣社員)
これらの回答から、短い距離でもタクシーを利用したいと感じるシーンはかなり多いことがわかります。
また、徒歩や他の交通手段よりもタクシーを選ぶのは悪天候や地理に不案内など、利用者に何らかのハンデが生じている場合が多いようです。
よって、タクシー初乗り料金値下げは埋もれていた需要を発掘しタクシー利用への意識を変える機会を提供することができたと言えるでしょう。
初乗り運賃値下げによりタクシー利用の需要がアップ!
今回は東京のタクシー初乗り運賃値下げによってタクシー利用意識が変化したかどうかを調査しました。
結果は、変化しなかったという回答が51、変化したという回答が49と僅差でした。
また、変化したという回答の大半はタクシーを利用する機会が増えた、あるいは今後利用しやすくなったなど好意的に受け止める内容です。
よって、初乗り運賃値下げはタクシー需要の拡大に成功したと言って良いでしょう。
くわえて、タクシー運転手が近距離の利用者にも快く対応するイメージがもっと普及すれば、タクシーを利用する人の割合もより増えると予想されます。
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】20代 - 60代
■調査期間:2017年12月12日~2017年12月26日
■有効回答数:100サンプル
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