将来を見据えて、現在よりも収入アップを望んで転職を検討中の人も多いのではないでしょうか。「少しでも収入が良い仕事に就きたい」と考えている人たちから注目を集めているのが、引越し業界のトラック運転手です。しかし、引越しトラックドライバーがどのくらい稼げるのか、良く分からない場合も多いでしょう。
今回は、引越しトラックドライバーの給料・待遇について解説します。
引越し業界ではトラックドライバーが人手不足?
2006年以降、運送業界ではトラック運転手の数が減少している状態が続いています。
しかも、トラックドライバーのおよそ4割を50歳以上が占め、高齢化も進んでいます。
実際、求職者に対して企業が募集する求人がどのくらいかを示す有効求人倍率は、2倍を上回る状況です。
そのため、多くの引越し業者でもドライバーの確保に苦労しています。
関連記事:「トラックドライバーが減少している現実とは?人手不足の危機について」
実はニーズが高まっている!多くの企業に求められる引越しトラックドライバー
ドライバーの深刻な人手不足を受け、大手企業では単身者向けシーズン割増料金を従来よりも2.5倍にアップしたところもあります。
さらに、企業のなかには2カ月間で150万円もの給料をドライバーに提示するところも出てきました。
給料をアップすることで、必要数のドライバーを確保するのが狙いです。
また、ドライバーの募集は男性だけにとどまりません。
2020年の3月期中に、女性のドライバーを現状よりも約7倍に増員する方針をかためた企業も存在します。
引越しトラックドライバーは、男女を問わずニーズが高まっている仕事です。

どのくらい稼げる?引越しトラックドライバーの年収・給料の相場
引越し業者に専属のドライバーとして勤務する場合、基本給として月々20万円前後を提示している企業が多いです。
また、1件の引越しあたり、数千円前後の手当てを支給している会社も多いため、25万円以上の月収を稼げるケースも少なくありません。
さらに、経験を積んで、荷物が少ない単身者の引越しを一人だけで対応できるようになると、ドライバーとしての給料はもちろん、現場作業員としての給料ももらえることになります。
このようなケースでは、月収として40万円前後の給料を稼げるでしょう。
実際に、大手企業に正社員として就職した場合を例に挙げると、ファミリー向けの引越し業務を担当するドライバーは、月給が25万~45万円前後になり、それに加えて各種手当と報奨金がつきます。
年収例としては、入社5年目のドライバーで、月給35万円に賞与がついて年間で530万円ほどです。
さらに、入社5年目で班長になれば、月給50万円に賞与がついて、年間で720万円になります。
なお、引越しドライバーは、正社員はもちろん、契約社員およびアルバイトとしての勤務形態も多い仕事です。
したがって、月給制だけでなく、日給制もしくは日払い制を採用している職場も多く、東京で働く場合の平均的な日給は、9000~10000円前後が相場です。
引越しトラックドライバーの待遇は?
大手の引越しトラックドライバーの待遇をみると、雇用保険や労災保険、健康保険や厚生年金など、各種の保険を完備しているのが一般的です。
また、家族手当および役職手当、残業手当のような手当がつくケースが少なくありません。
会社によっては運転手として入社した際に、祝金として10万円前後が支給されるケースもありますし、誕生日に祝金が数万円支給される場合もあります。
その他に、資格手当として、大型免許および大型特殊免許、運行管理者などの資格所有者には、月々1000円~5000円の手当が支給されることがあります。
そして、これから資格取得を目指す従業員には、取得支援制度を用意している会社が多いです。
未経験から仕事を始める人に対しては、現場研修などの各種研修会を提供しています。
未経験者も挑戦しやすい!収入アップが期待できる引越しトラックドライバー
引越しトラックドライバーは人手が不足している状態なので、企業からのニーズも高い仕事です。
引越し業界の企業は、ドライバー確保のために給与面や待遇面を充実させているところが多くなっています。
すでにドライバーとして働いていて、現在よりも給料が良い職場に転職したいと感じている人にも、向いている仕事といえるでしょう。
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