医療品の配送ドライバーとはどんな仕事?その主な特徴・注意点とは

医療品の配送ドライバーとはどんな仕事?その主な特徴・注意点とは

  • 投稿日:2017/09/25
  • 更新日:2021/09/07

目次

    病院や薬局を1日に数十件回って決められた時間に医療品や薬を配送するのが「医療品配送ドライバー」の仕事です。

    いわゆる薬の卸のルート配送なので薬の営業販売とは違って配送専門の仕事になります。

    決められた時間を厳守して精密な医療品や既定の薬品を丁寧に配送しなければならない大切な仕事です。
      
    医療品を必要としている患者さんにしっかり薬が届くように「どのような状況でも時間に遅れないようにすること」「誤配などのトラブルのないように細心の注意を払うこと」などが求められます。
      

    医療品配送のドライバーの仕事とは

    医療品配送ドライバーは主に病院や薬局をルート配送して医療品や薬などを届ける仕事です。
      
    薬の営業の仕事ではありません。
      
    薬の営業はMSと呼ばれる医薬品業界経験者が別に担当します。
      
    そのため受注した医療品を確実に納品し続けることになります。
      

    病院や調剤薬局を回るルート配送の場合は短距離での行き来となるので、ワゴン車や普通車で配送することも多い傾向です。
      
    したがって必ずしも中型や大型の免許を必要とするものではなく普通自動車免許のみ所持している方であっても採用募集に応募できることがあります。
      

    それほど人とコミュニケーションをとる機会のない仕事ですが配送先からの注文や問い合わせに対しては「営業担当者に連絡いたします」というしっかりとした対応が求められます。
      
    また医療品の性質上、扱いの慎重さと正確な時間での配送が求められるのも特徴です。
      

    必要となる免許やスキルは?

    中距離での配送を行っている会社では中型自動車免許や大型自動車免許の保有が必要です。
      
    しかし多くの場合は特定の地域の医療機関を回るルート配送ですので普通自動車免許しか持っていない方でも採用されることがあります。
      
    医療品の説明や営業をする必要はないので特別な資格やスキルが必要になることもありません。
      
    さまざまな経歴や前職の方が仕事に従事しておりドライバーとして活躍しています。
      

    配送する医療品のなかには大量の点滴パックや薬剤のびんの箱詰めなどが含まれていることがあります。
      
    そのため車から医療機関への積み下ろし作業はかなりの力仕事です。
      
    搬送の際にも細心の注意をはらう必要があるので、体力に自信のある人の方が向いている仕事と言えるでしょう。
      
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    医療品の取り扱いに細心の注意を

    医療品は、とても高価な輸送品です。
      
    さらに配送間違いや数の不足などのトラブルは患者さんの命にかかわることもあります。
      
    そのため細心の注意を持って配送することが大切です。
      
    医療品の配送では「冷蔵パックに入れて保管する」「損傷や水漏れのないように厳重に保護して配送する」など特別な技術が必要になります。
      
    こうした技術や知識は配送会社に就職したのちに専門の研修が行われるので、そこでみっちり学んでおきましょう。
      
    配送の際には、とにかく薬の種類や数を間違えないように注意する必要があります。
      
    薬は一見すると似たようなものが多いので配送センターでの確認作業は必須です。
      
    医療品そのものについての知識は必要ありませんが種類の確認や数の確認を常に意識して配送作業を行っていきましょう。
      

    時間に厳しい仕事急配も多いので地理的な知識も必須

    医療品の配送においては配送時間を厳守することが何よりも要求されます。
      
    配送が10分、20分遅れるだけでも調剤薬局や医療機関からクレームがくることもあるので天候状況や交通状況のいかんにかかわらず正確なルート回りが必須です。
      
    そのためには配送ルートの地域の地理情報や道路事情には十分に精通しておかなければなりません。
      
    また急患や医療上の緊急トラブルなどによって急な配送を依頼されることも多い傾向です。
      
    なんらかの急配依頼が飛び込んでくる可能性があるので柔軟なルート変更と安全な配送を両立させながら対応していくことになります。
      
    都内や大都市でのルート配送では駐禁を取られることも多いです。
      
    そのため駐車する場所なども含めたルート設定を確立しておく必要があるでしょう。
      
    クレームや薬に関する問い合わせなどは営業担当者が行うことになります。
      
    基本的にドライバー自らが営業をかけたりすることはありませんが、調剤窓口での受け渡しでは薬剤師が検品しやすいように心がけたいものです。
      
    伝票通りの順番で薬品などを並べておいたり応対しているスタッフやすれ違う患者さんと軽くあいさつしたりするなどの小さな気配りで取引先に対して好印象を与えることが期待できるでしょう。
      
    このように医療品を配送するドライバーは、医療機関や調剤薬局を決められたルート配送しながら医療品を届ける重要な仕事です。
      
    医療品の性質上、時間通りの正確な配送スケジュールが求められるだけでなく、破損や誤配は患者さんの命にかかわることもあるので、細心の注意をはらって配送業務を行うことが必須です。
      
    緊急の配送依頼が多いので、柔軟なルート変更やスケジューリングの調整も必要になります。
      
    医療品の配送ドライバーは責任の大きな仕事ですが普通自動車免許だけでも採用されるチャンスがあるので、新しくドライバーの仕事に就いてみたいという人にもおすすめです。
      

      
      
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