レッカー車のドライバーは人気の職業です。
動かなくなってしまった車を運ぶことも多く、困っている人を助けられる仕事ともいえるでしょう。
レッカー車のドライバーは、実際にはどのような仕事をするのでしょうか。
また、必要な免許なども気になりますよね。
ここでは、レッカー車のドライバーの仕事内容について詳しく紹介します。
レッカー車ってどんな車をいうの?レッカー車の種類や装備
レッカー車とは、道路上で車などのけん引に使用される特殊用途車です。
主に、故障や事故で自走できなくなった車両のタイヤを持ち上げ、移動させる作業をおこないます。
ときには、小型船舶などをけん引する場合もあるでしょう。
レッカー車にはさまざまな種類がありますが、多くは後ろにアンダーリフトといわれる装備がついています。
これは、車の前輪や後輪を持ち上げて移動させるものです。
また、車のけん引には棒状に長く伸びたレッカーブームを使用する場合があります。
さらに、ワイヤーウィンチやクレーンという装置が備え付けられたタイプもあります。
これらの車種を用いれば、横転した車両を吊り上げたり、事故現場から安全に引き出したりといった作業が可能になります。
さらに、360度の回転ができる小型クレーンブームを付属したレッカー車なら、より多くの用途に対応できます。
また、レッカー車の特徴として、レッカーブームの取り付け位置が低いことがあげられます。
この特徴により、レッカー車は電線の下や高架下といった高さのない所でも作業が可能なのです。
活躍の場が非常に多いことから、レッカー車のドライバーは需要の高い仕事だといえるでしょう。
大きさは3つに分けられる!レッカー車のサイズ・寸法・積載量が知りたい
レッカー車には、小型車専用のものから大型トラックやバスが動かせるものまで、さまざまなサイズのものがあります。
なかでも、人気があるのは小型のレッカー車でしょう。
小さいタイプは狭い道でも作業ができるため、使い勝手がよいからです。
レッカー車のサイズは、トラックと同じ分類方法で分けられています。
まず、小型レッカー車の寸法は、全長4,700mm以内、全幅1,700mm以内、全高2,000mm以内です。
最大積載量は3,000kg以内であり、車両総重量は5,000kg以下と決められています。
小型タイプであれば、軽自動車や普通自動車などをけん引することが可能です。
中型になると全長12,000mm以内、全幅2,500mm以内、全高3,800mm以内となり、最大積載量は6,500kg以内、車両総重量は11,000kg以下になります。
大型レッカー車も、全長12,000mm以内、全幅2,500mm以内、全高3,800mm以内と、中型と同じ大きさに設定されています。
ただ、最大積載量が6,500kg以上、車両総重量が11,000kg以上という特徴があります。
中型タイプは2tトラックから大型車をけん引することができ、大型の場合には、大型トラックや大型バスのけん引ができることになっています。
どの免許を取得すべき?レッカー車の運転に必要な免許
レッカー車を運転するためには、特別なけん引免許が必要だと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、運転する車種によっては普通免許を持っていれば運転できるものもあります。
けん引免許が必要となるのは、タンクローリーやトレーラーといった大型車をけん引するようなレッカー車を運転する場合です。
また、750kgをこえる車両をけん引する場合にも、けん引免許が必要となります。
それ以外の、小型トラック程度の大きさで総重量が750kgまでの自走しない車両をけん引する場合は、普通免許があればよいのです。
とはいえ、さまざまな種類のレッカー車を運転し、仕事の幅を広げたいと考えるのであれば、けん引免許や大型運転免許を取得しておいたほうがよいでしょう。
けん引免許を取得する条件には、大型免許や普通免許、大型特殊免許のいずれかを取得している必要があります。
さらに、両眼で0.8以上の視力が必要で、遠近感や立体感を捉える深視力の検査もクリアしなければなりません。
また、大型のレッカー車にはクレーンがついているものが多いため、大型特殊自動車運転免許を取得しているとより重宝されるでしょう。
そのほかにも、1t以上のクレーンにものをかけ外す場合には玉掛け技能者の資格が必要です。
これは国家試験ですが、合格率は95%と高く、取得しやすいのも魅力のひとつです。
レッカー車の仕事は魅力的?レッカー車ドライバーとして働くメリット
レッカー車は主に事故や故障など、車が動かせなくなるような場面で活躍します。
車の故障などは毎日のように起こるため、レッカー車の仕事がなくなることはないでしょう。
また、レッカー車の仕事はニーズが高く、さまざまな場所からの要請を受けます。
故障した車を移動させるロードサービス業者としての仕事だけでなく、自動車の買収などを手掛けている業者からの依頼を受けることも珍しくありません。
そのため、幅広い分野で活躍できるのもメリットでしょう。
さらに、現場はそれぞれに異なることから、道を覚えやすく、道に詳しくなれるのも魅力です。
ロードサービス業者でレッカー車のドライバーになると、自走できなくなった車両の移動だけでなく、バッテリーが上がった際の救援や、パンク時のスペアタイヤ交換などといった車のトラブルにも対応します。
困っている人を助ける仕事ですから、ありがとうと声をかけてもらうことも多く、やりがいが感じられる仕事といえるでしょう。
レッカー車の仕事にもデメリットはある?レッカー車の仕事で大変なこと
レッカー車は需要が多いため、仕事が途切れることがありません。
また、仕事量が多く、1日にたくさんの仕事をこなす必要もあります。
忙しすぎることから人手不足に悩んでいる職場もあるでしょう。
そのため、ドライバーひとりあたりの仕事量も多く、忙しいと感じる人もいます。
また、大型連休などの行楽シーズンは車で移動する人が増えるため、事故や故障車も増加してしまいます。
そのため、そういった時期に休みを取りづらいこともあるかもしれません。
さらに、事故や故障というのは予期できないものです。
レッカー車の勤務時間はあらかじめ決められていますが、いくつもの現場が重なってしまった場合には休みの日に緊急の仕事が入ってくることもあるでしょう。
そのほかにも、大型のレッカー車を運転する場合には、常に危険が伴います。
大きなクレーン車は運転しづらいため、運転に失敗してしまう可能性もあるのです。
そういった理由からも、常に危険と隣り合わせの仕事であることを知っておく必要があります。
レッカー車のドライバーへの転職を成功させたい!レッカー車の仕事の選び方
レッカー車のドライバーは、とてもやりがいのある仕事として人気です。
しかし、仕事内容や待遇面など、しっかりとした情報収集をしておかないと、希望とは異なる会社に就職してしまうこともあり得ます。
レッカー車を扱う会社はどこも同じではないため、きちんと労働環境を整え、休日をしっかりと保証してくれる会社を選ぶことが大切です。
自分の働きに見合った給料を受け取れる会社もありますから、そういった会社に就職すれば楽しんで働けるようにもなるでしょう。
そのためには、転職前にさまざまな会社を比較しておくことが大切です。
自分の条件に合うかを見比べ、満足のいく会社を選びましょう。
また、自分の持っている資格で働けるのか、上を目指すための資格の取得もサポートしてくれるのかといった点も調べておくと安心です。
そうすることで、将来的なステップアップも視野に入れられるようになるでしょう。
レッカー車のドライバーに転職しやりがいを手に入れよう
レッカー車のドライバーの仕事にはメリットだけでなくデメリットもあります。
しかし、非常にやりがいを感じられる仕事内容だといえるでしょう。
さらに、楽しみながら働ける仕事です。
ただし、レッカー車のドライバーとして働くには転職先を選ぶことが大切です。
今回紹介した選び方を参考に、自分にぴったりの転職先を見つけましょう。
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