トラックドライバーを目指している人にとって、その給料がいくらになるかといった問題は非常に気になるところです。しかし、一言でトラックドライバーといってもその仕事はさまざまです。そして、仕事の内容によって給料はかなり異なってきます。
そこで、仕事を選ぶ際の参考になるように、トラックドライバーの仕事の種類とそれぞれの平均年収について解説をしていきます。
大きな車両ほど高額!大型・中型トラックドライバーの給料
トラックドライバーの給料は運転するトラックの種類によって変わってきます。
そして、基本的に運転するトラックが大きいほど給料も高い傾向にあります。
なぜなら、トラックは大きくなるほど高い運転スキルを求められるからです。
たとえば、2007年6月2日以降に免許を取得した人の場合は車両総重量11トン以上の大型トラックに乗るには大型免許が必要ですし、中型トラックに乗るのにも中型免許の取得が必須となります。
しかも、それらの免許はいきなり取得できるというわけではありません。
大型免許を取得するには3年以上の、中型免許でも2年以上の運転経歴が必要となるのです。
それでは大型や中型トラックの運転手の場合、給料の相場はどのくらいなのかというと、年収に換算すると平均値は450~550万円といったところです。
その中でも、より高い給料を目指すのであれば、大型トラックのドライバーになるのが一番でしょう。
それに、大型免許を取得してどんな大きさのトラックでも運転できるようにしておけば、それだけ条件の良い仕事を得られる機会も増えてくるはずです。
女性でも気軽にできる!普通・小型トラックドライバーの給料
大型トラックは長距離を走ることが多いのに対し、普通・小型トラックは小回りの良さを生かして近隣地域に荷物を運ぶ仕事が主となります。
具体的には、コンビニへの配送・集配所から集配所へのルート配送・宅急便などの宅配業務といったものが主な仕事です。
いずれも、比較的短距離の仕事が多くて女性でも気軽におこなえるのが特徴です。
それに、未経験者が大型トラックを操るには慣れるまでそれなりの時間がかかりますが、小さめのトラックなら乗用車と似た感覚で動かすことができます。
しかし、ハードルが低い分、期待できる給料は大型や中型トラックと比べると低めです。
年収に換算すると、平均額は300~400万円といったところです。
また、走る距離は短いのですが、積み下ろしの作業をおこなわなくてはならない場合があり、意外と体力を必要とする仕事でもあります。

トラックドライバーの花形的存在!トレーラーの運転手の給料
高いスキルが必要となる大型トラックのドライバーの中でも、花形といわれているのがトレーラー運転手です。
トレーラーとは牽引貨物自動車のことであり、その運転手は巨大なコンテナなどを引っ張って長距離を走破します。
ちなみに、トレーラーの運転ができるようになるには最低でも大型免許と牽引免許の2つが必要です。
その上、荷台の種類に応じて関連する免許や資格を取得しなければなりません。
たとえば、タンクローリーを運転する場合は「危険物免許」が必須です。
逆にいえば、ハードルが高いからこそ、給料も高額になります。
平均年収は500~600万円程度と、ドライバーの中では最も高い値になっています。
また、積み下ろしの作業がなく、トラックの運転に専念できるのも魅力です。
長く走るほど有利!長距離・中距離・短距離ドライバーの給料
トラックドライバーの給料は運転するトラックの種類だけではなく、1度に走る距離によっても変わってきます。
その中でも最も高い給料が期待できるのは1日に数百km以上走ることもある長距離ドライバーで、年収は450~700万円ほどになります。
逆に、最も安いのが地域密着型の短距離ドライバーで、年収は350~550万円といったところです。
一方、中距離ドライバーは地元密着とはいえませんが、長距離ドライバーのように日をまたいで遠くまで荷物を運ぶといったこともありません。
主に300キロ圏内の日帰り可能な場所を行き来します。
期待できる年収も短距離ドライバーと長距離ドライバーの間ぐらいで、およそ400~600万円といったところです。
以上のように、給料にこだわるのであれば、短距離よりも長距離を走ったほうが有利だといえます。
ただ、会社によっては大型トラックで短距離を走る仕事もあります。
こういった仕事は短距離の割に給料が高く、長距離のような肉体的負担も少ないので人気です。
