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パッカー車や塵芥車とは?ゴミ収集車の運転手の仕事に関するまとめ

ゴミ収集車は人々の生活に欠かせない重要なものです。その運転手として働くことに興味があっても、具体的にどのような業務を行うのかわからない場合もあるでしょう。ほかの運転手の仕事とは異なる点が多く、求人に応募するならメリットやデメリットを知っておくことも大切です。
  
そこで今回は、ゴミ収集車の仕事を理解できるように詳しく解説していきます。
  

パッカー車や塵芥車はゴミ収集車と同じもの?

「パッカー車」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
  
これはいわゆるゴミ収集車のことで、清掃の業界などでよく使われる専門性の高い呼び方です。
  
一方、ゴミ収集車には「塵芥車」という別名もあり、こちらは公的な場面で用いられることが多くなっています。
  
つまり、呼び方に違いがあるだけなので、ゴミ収集車の運転手の仕事に就くことを検討するうえで、それらを区別して考える必要はありません。
  
自動車の分類では特殊車両に属しており、ゴミの回収作業を行うことを目的として利用されています。
  
  
住宅地を担当するゴミ収集車は2tトラックの規模のものが多く、地域や人口にもよりますが、1度の巡回で1t以上を収容するのが一般的です。
  
それに対して、工場や事業所などを担当する場合は、4tトラックの規模のゴミ収集車が使われることも少なくありません。
  
このように対象によって使い分けられていますが、いずれにせよ積載用のタンクは車両の後方にあり、そこにゴミを放り込んで収容する仕組みになっています。
  

どのような作業があるのか?業務の流れを知っておこう

ゴミ収集車の運転手の主な業務は、家庭ゴミや事業ゴミなどを回収するために、運転してゴミの集積所を巡ることです。
  
しかし、出社してすぐに出発するわけではなく、体調に問題がないことをチェックして、ミーティングでルートの確認なども行います。
  
ルートを決めるときは、粗大ゴミの回収依頼があった住宅を効率的に回ることなどに配慮しなければなりません。
  
運転手のほかに作業員も同行する場合、担当の割り振りもこの時点で行われます。
  
運転手がリーダーになって、作業員の取りまとめも行うのが一般的です。
  
  
出発してゴミの集積所に着いたら、作業員が降りて徒歩によるゴミの回収作業を始めます。
  
作業員がいない場合は運転手が行うことになりますし、いる場合でも作業員がまとめたゴミの放り込みなどを手伝うケースは少なくありません。
  
巡回予定の場所をすべて回ったり、積載量が限界近くに達したりしたら、ゴミの処理施設まで運転して排出することになります。
  
その後に行うのは帰社とゴミ収集車の清掃です。
  
ブラシなどを用いて汚れを落とし、次回の仕事をスムーズに始められるように準備します。
  
そして、上司にトラブルの有無など活動の報告を行って業務は終了です。
  

ゴミ収集車の種類は3つ!タイプごとの特徴は?

一口にゴミ収集車と言っても複数の種類があり、回収のメカニズムによって3つに分類されます。
  
以下に挙げる特徴のまとめを基礎知識として把握しておきましょう。
  
  

■回転板式
ゴミを放り込む場所に板が設置されており、それが回転してタンクに送り込む仕組みになっています。
  
タンク内でゴミは圧縮されますが、その際に加えられる力はあまり強くありません。
  
そのため、硬い粗大ゴミなどには向いておらず、家庭の一般ゴミの回収によく用いられています。
  

■プレス式
強力な圧縮の機構によって、ゴミを小さくしながらタンクに押し込んでいきます。
  
入口付近と奥で行われる2段階の圧縮により、硬いものでも容易に粉砕が可能です。
  
したがって、一般ゴミだけでなく、大きな家具や電化製品などの粗大ゴミも回収できますし、自転車のような大きなものも対象になります。
  

■ロータリー式
円形のドラムが荷台に付けられており、それが回りながらゴミを巻き込んで回収します。
  
作業中は常に回転しているので、立て続けにゴミを放り込んでも大丈夫です。
  
構造が単純でメンテナンスが楽ですし、汚水の飛散が生じにくいなどの利点もあります。
  
しかし、圧縮する力が弱いので利用される頻度は少なくなりました。
  

働くうえでのメリットは?デメリットも要チェック

独特なメリットやデメリットがあることも、ゴミ収集車の仕事の大きな特徴です。
  
たとえば、メリットとして規則正しい生活を送りやすいことが挙げられます。
  
巡回する時間帯やルートが決まっている場合、急な残業が発生することは多くありません。
  
また、仕事はシンプルで内容が変わることも少ないため、覚えることが苦手な人でも活躍することは十分に可能です。
  
出発すると作業員以外と話す機会はほとんどないので、コミュニケーションが得意でなくても続けられます。
  
自治体や公的な機関からの依頼も多く、ゴミは日常的に出るものなので、仕事がなくなってしまうようなリスクも小さいです。
  

一方、デメリットとしては、体力が必要な場面もあることが挙げられます。
  
同乗する作業員の有無や力量にもよりますが、自分もゴミ収集車から降りて回収の作業を行う場合は疲れやすいです。
  
運転の集中力に影響が出ないように気を付けなければなりません。
  
また、ゴミを回収する機構を扱う場合に細心の注意が求められます。
  
巻き込まれてしまうと大ケガにつながるので要注意です。
  
慣れている作業でも、事故が起こらないように気を引き締めて取り組むことが大事です。
  

どのような免許があれば運転できるのか?

ゴミ収集車の運転に専用の免許は必要なく、基本的にはトラックを運転できる免許があれば、仕事をするうえで問題はありません。
  
ただし、ゴミ収集車の規模は幅広いので、乗車する車両に合った免許を所持していることが条件です。
  
2017年の免許制度の改正前に普通免許を取得していれば、総重量5t未満かつ積載量3t未満の車両を扱えるので、2tトラックと同じ規模のゴミ収集車を運転できます。
  
改正以降に取得した普通免許では、その規模のゴミ収集車を運転できないので注意しましょう。
  
3tトラックの運転が認められる準中型免許を所持していなければなりません。
  
  
ゴミ収集車の運転手を目指すなら、このような免許の区分に気を使う必要があります。
  
当然、大型免許や中型免許を持っていると、運転できるゴミ収集車の幅が広がるので有利です。
  
これから免許の取得を検討するなら、少なくとも準中型免許を視野に入れたほうが良いでしょう。
  

何を意識すべき?応募するときに注意が必要な点

求人に応募するなら、採用の可能性を高くするために工夫することが重要です。
  
採用担当者に、ゴミ収集車の運転手として適性があると感じさせることがポイントになります。
  
もちろん、運転が好きであることや得意であることもアピールの材料になるでしょう。
  
しかし、それだけに終始しないように注意しなければなりません。
  
運転に対する熱意だけでは、適性があるかどうか判断できないからです。
  
しっかりとインパクトを与えるには、ゴミ収集車の仕事ならではの特徴を考慮することが大切です。
  
  
たとえば、責任感があることやルールを守れることも、この仕事を行っていくうえで重要な素養と言えます。
  
仕事を投げ出したり遅刻したりする人物を採用すると、ゴミの回収が遅れて多くの人が困ることになりかねません。
  
また、地域に貢献したいという気持ちが強いほど、やりがいが感じられて前向きに働きやすくなります。
  
応募書類の長所や志望動機の欄に、これらを意識した内容を記入すると、採用担当者に好印象を与える可能性は高まるでしょう。
  

ゴミ収集車の運転手は有意義な仕事!自信を持って応募しよう

ゴミ収集車の運転手の仕事は、社会の役に立つ有意義なものであり、興味があるなら挑戦してみる価値は十分にあります。
  
ただし、仕事内容に対する知識が乏しいと、応募で効果的なアピールができなかったり、働き始めてからギャップを感じて困ったりするかもしれません。
  
そのようなリスクをなくすためにも、事前に基本的な情報を押さえておき、自信を持ってチャレンジできるようにしましょう。
  

  
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