トラックにはどんな種類がある?トラックドライバーの特徴と年収まとめ!

トラックにはどんな種類がある?トラックドライバーの特徴と年収まとめ!

  • 投稿日:2019/10/23
  • 更新日:2019/10/05

目次

    トラックにはさまざまな種類があり、仕事内容などにも違いがあります。そのため、トラックのドライバーとして働きたい人にとって、各トラックの特徴を理解しておくことは重要だといえるでしょう。
      
    また、現在の労働条件を見直したいと考えているトラックドライバーであれば、トラックの種類ごとのおおまかな年収も気になるところではないでしょうか。
      
    そこでこの記事では、トラックの種類・特徴・年収などを解説していきます。
      

    トラックにはどんな種類がある?自分が運転できるトラックはどれ?

    トラックは大きく分けると、2トントラック・4トントラック・8トントラック・10トントラックなどの種類があります。
      
    車両ごとにサイズや性能が違い、ドライバーが取得している自動車免許によって、運転可能なトラックの種類が異なるという点に注意が必要です。
      
    また、2017年の道路交通法改正後に自動車免許を取得した場合、通常の自動車を運転するための普通免許では、基本的にトラックは運転できません。
      
    ですから、トラックドライバーとして働く際にはトラックの種類に合わせて、準中型免許・中型免許・大型免許といった自動車免許を取得しておきましょう。
      
      
    ただし、免許にはそれぞれ受験資格があり、条件を満たしていなければ取得できません。
      
    各免許の特徴を紹介していくので、自分に受験資格はあるか、就きたい職種に必要な免許はどれかといったことをよく確認しましょう。
      
    「普通免許」は、普通自動車を運転するための免許です。
      
    最大積載量2.0トン未満、車両総重量3.5トン未満、乗員定員10人以下、受験資格は18歳以上となっています。
      
    「準中型免許」は、準中型自動車が運転可能な免許です。
      
    最大積載量4.5トン未満、車両総重量7.5トン未満、乗員定員10人以下、受験資格は18歳以上です。
      
      
    「中型免許」は、中型自動車を運転するための免許を指します。
      
    最大積載量6.5トン未満、車両総重量11.0トン未満、乗員定員29人以下、受験資格は20歳以上で免許期間2年以上です。
      
    「大型免許」は、大型自動車が運転可能になる免許です。
      
    最大積載量6.5トン以上、車両総重量11.0トン以上、乗員定員30人以上、受験資格は21歳以上で免許期間3年以上となっています。(2019年9月時点)
      
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    2トントラックの特徴や年収は?

    2トントラックとは、一般的に最大積載量2.0~2.9トン、車両総重量5トン未満のトラックを指します。
      
    小型トラックに分類され、小回りが利くのが特徴です。
      
    また、車両の形状によって、ショート・ロング・ワイドロングという3タイプに分かれます。
      
    ショートは2トントラックのなかでも小さいタイプで、細い路地にも入っていきやすいことから、住宅地への配送などに活用されています。
      
    ロングとワイドロングは、2トントラックのなかでも車両の全長が長く、車幅が狭いタイプです。
      
    荷台が長い分、細長い荷物を載せられるという利点があります。
      
      
    2トントラックを運転するには、準中型免許が必要です。
      
    これから2トントラックのドライバーになろうとしている人は、準中型免許の取得を目指すといいでしょう。
      
    また、中型免許や大型免許を持っている場合でも、2トントラックを運転することができます。
      
    受験資格を満たしている人なら、中型免許や大型免許の取得に挑んでみるのもおすすめです。
      
    それから、取得した時期によっては、普通免許でも2トントラックを運転可能です。
      
    自分が普通免許を取った時期と道路交通法をよく確認し、運転できるトラックの種類を見定めましょう。
      
      
    2トントラックを運転するときに注意したいのが、普通自動車と運転の感覚が異なる点です。
      
    2トントラックは車両自体の重さに加え、積み込む荷物などによって、全体の重量が普通自動車よりもかなり重くなります。
      
    その結果、ブレーキをかけてから車両が停止するまでにかかる距離が、普通自動車よりも長くなってしまいます。
      
    さらに、ルームミラーで後方確認ができないことも理解しておかなければいけません。
      
    サイドミラーと目視による後方確認が難しい、もしくはより安全性を高めたいという人は、後方確認用のバックモニターを取り付けましょう。
      
      
    こういった特徴を持つ2トントラックのドライバーの平均年収は、およそ300~400万円だとされています。
      
    まず理解しておきたいのが、トラックドライバーの給料はトラックの最大積載量が大きく、移動距離が長くなるほど高くなる傾向が見られることです。
      
    小型トラックに分類される2トントラックは、主にルート配送などの短距離運転を担当することが多く、トラックドライバーのなかでは給料が低めとなっています。
      
    とはいえ、比較的運転が簡単で、扱う荷物の量も少ないため、初心者でも始めやすいのが利点です。
      
    体力に自信がない人や、これからトラックドライバーになろうという人は、2トントラックからチャレンジしてみるのがいいのではないでしょうか。
      
    関連記事:「2トントラック運転手の特徴とは?未経験からドライバーを目指しやすい」
      
    関連記事:「2tトラックドライバーの平均年収はいくら?運転手の給料を解説!」
      

    4トントラックの特徴や年収は?

    4トントラックは、中型トラックに分類される車両です。
      
    一般的な定義上は、最大積載量が5トン未満、車両総重量が8トン未満となっています。
      
    トラックのなかでも車種が多く、汎用性も高いので、さまざまな業種で活用されているのが特徴です。
      
    4トントラックを運転するためには、中型免許の取得が必要になります。
      
    ただし、2007年6月1日以前に普通免許を取得している場合は、「中型(8トン)限定免許」を取得している扱いになり、中型免許がなくても4トントラックを運転可能です。
      
      
    4トントラックは2トントラックよりも車両のサイズが大きくなるため、運転がさらに難しくなります。
      
    特に気をつけたいのが内輪差で、普通自動車のような感覚でカーブを曲がると、ガードレールなどに接触してしまう可能性があります。
      
    カーブするときに、ある程度直進してからハンドルを切るという独特のテクニックを身につける必要があるでしょう。
      
    それから、運転席の位置が高くなっていることから、自分の真下方向の視認が困難という点に留意しなければいけません。
      
    小さな子どもなどが車両の前を横切ったり、急に飛び出してきたりするのが見えず、事故を起こしてしまう危険性があります。
      
      

    2017年の厚生労働省の調査結果によれば、中型・小型トラックドライバーの平均年収は、およそ415万円という結果になっています。
      
    したがって、中型トラックに分類される4トントラックのドライバーの年収は、400~450万円程度だと予測可能です。
      
    また、幅広い分野で活躍できる4トントラックドライバーは、求人が多い傾向にあります。
      
    その分、配送ルートも短・中・長距離から自分に合ったものを選びやすく、職場環境の選択肢も広いのが特徴です。
      
    関連記事:「中型4トントラックの運転手の特徴とは」
      
    関連記事:「4tトラックの運転手などトラックドライバーの平均年収・給料は?」
      

    8トントラックの特徴や年収は?

    8トントラックとは、中型トラックをベースにして、最大8トン程度の荷物を積めるように最大積載量を増やした車両のことです。
      
    整備費用や車検代などのコストを抑えつつ、積載量を増やしたいというような目的で運用されます。
      
    8トンや中型という表記で勘違いしやすいのですが、実は中型(8トン)限定免許や中型免許では、8トントラックを運転することはできません。
      
    8トントラックを運転するには、大型免許の取得が必須となります。
      
    そして、8トントラックを運転するうえで注意したいのが、積載量が増えた分、横転のリスクも高くなるという点です。
      
    台風などの悪天候で風が強い日などは、普段よりもスピードを抑えるのが賢明です。
      
      
    8トントラックドライバーの年収は、通常の中型トラックドライバーよりも高くなる可能性があります。
      
    比較的ライバルも少ないことから、待遇のいい職場であれば、大型トラックドライバーに近い年収を受け取れるケースもあるでしょう。
      
    関連記事:「8トントラックドライバーの特徴は?運転手になるときの注意点」
      

    10トントラックの特徴や年収は?

    10トントラックとは、一般的な定義上は10トン以上の積載量を誇る大型トラックを指します。
      
    多種多様、そして大量の荷物を運搬できるのが特徴で、荷物の目的地が遠距離になる場合も多く見られます。
      
    10トントラックを運転するためには、大型免許が必須です。
      
    取得までの条件が厳しいので、これから取得を目指す場合は、しっかりと準備をしてから望みましょう。
      
    ただし、大型免許を持っていても、ドライバー未経験者だったり就職・転職したばかりだったりすると、いきなりは10トントラックを運転させてもらえないこともありえます。
      
    そうしたケースでも、2トントラックや4トントラックなどで経験を積んで周囲に認められることで、10トントラックの運転を任せてもらえるようになるでしょう。
      
      
    大型トラックに分類される10トントラックは、当然ながら高度な運転技術が求められます。
      
    そして、10トントラックでは運搬する荷物の全体量が増えますし、そのなかにはかなり重い荷物やサイズの大きい荷物も含まれます。
      
    ですから、10トントラックを運転するには運転技術に加えて、強い体力も必要です。
      
    長距離の運転ともなれば、眠気に負けない集中力や工夫も要求されるでしょう。
      
    また、2017年の厚生労働省の調査結果によれば、大型トラックドライバーの平均年収は約453万円となっています。
      
    ただし、中小企業に所属しているのか大手企業に所属しているのかによって、給料が大きく変化する場合があります。
      
    関連記事:「10トントラックのドライバー、その運転手としての仕事の特徴は?」
      
    関連記事:「10tトラックドライバーの平均年収とは?10tトラック運転手の給料について徹底解説」
      

    ボディやトレーラーの種類にも注目

    トラックは車両の大きさや積載量など以外に、ボディやトレーラーによっても種類が分かれるのが特徴です。
      
    ボディであれば、荷台がフラットな「平ボディ車」、荷台が箱形の「バンボディ車」、箱形の荷台の両サイドが開閉可能な「ウィング車」などが一般的です。
      
    ほかにも、「ユニック車」「保冷車」「ダンプ車」「タンクローリー」など、さまざまなタイプのボディがあります。
      
    トレーラーのタイプとしては、全体の長さが最大18mの「セミトレーラー」と、最大21mの「フルトレーラー」が一般的です。
      
    それ以外にも、運搬するものに合わせて、いろいろな特殊トレーラーが存在します。
      

    自分にぴったりのトラックと職場を見つけよう!

    トラックには、2トントラック・4トントラック・8トントラック・10トントラックなどの種類があり、必要となる自動車免許も異なります。
      
    これからトラックドライバーを目指したいという人は、まず2トントラックの運転で必須となる準中型免許を取得することから始めるといいでしょう。
      
    職場環境を変えたい場合は、中型免許や大型免許を取ることで、選択肢の幅を広げることが可能です。
      

      
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